貴方がリーダーならどうしますか?シリーズvol 185 生産性が低い問題(大型店の問題点)生産性が低くなる原因や要素のご紹介
経営者が美容師現役バリバリで、少数のスタッフで経営されている場合は、経営者の息のかかった精鋭部隊を作りやすく、スタッフ一人当たりの生産性は高く、一番儲かっていた時期かも知れませんね。経営者の生活も少し派手になり、高級車が欲しくなる方もいらっしゃいますよね?(笑)
ところが、社員数が増え、店舗数が増えて参りますと、社長の目の届かないスタッフも多くなり、管理職を介しての教育になりますよね。管理職の方が、オーナーレベルの優秀な美容師さんであれば問題ないのですが、オーナーレベルの優秀な美容師さんは、そんなに多くは無いですよね。もしもオーナーより優秀であれば、独立しちゃいますよね。(笑)
ですので、スタッフ数が増えれば増えるほど、店舗数が増えれば増えるほど、大型店化すればするほど、必然的に会社全体の美容師のクオリティーを維持するのが難しくなってきますよね。
会社全体の美容師のクオリティーが維持できず、レベルが下がってきますと、それに伴い、スタッフの生産性が低くなり、経営悪化につながります。
大型店の経営にとって、売上も大事ですが、生産性を上げていくことは、もっと大事になりますよね。
そこで、私の考える大型店の問題点である『生産性が低くなる原因や要素』をご紹介しますね。
1.デビュー者数と新規数のバランスが取れない問題。
2.伸び悩み社員の問題(指名売上50万以下のスタイリストの存在)
3.チーム制が生かされていない問題
4.クオリティーを維持できず、客単価が低い問題
5.法的な労働時間内での売上の確保の問題
6.カラー力が弱い(カラー客単価、デザインカラー比率)
7.パーマ力が弱い(パーマ客単価、パーマ比率)
8.ヘアケアメニュー力が弱い(トリートメント比率)
9.当日のメニュー変更力が弱い
10.店販力が弱い(スタッフ一人当たりの店販売上)
会社によっては、当てはまる項目、当てはまらない項目が、おありだと思います。
ご参考になるかどうか分かりませんが、対処法を一つづつお伝えさせて頂こうと思います。
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