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音楽の上達を早める方法(イヤトレのすすめ)

皆さん、音楽、楽器が好きですか?
私は、「音楽が好き!楽器や即興演奏がもっとうまくなりたい!」と思いながらも、いまいち上達が遅い、演奏がうまくいかない、などのもどかしい時期を過ごしていました。
今回は、それを脱出するきっかけになったイヤートレーニング(通称:イヤトレ)について、紹介します!
まずは、イヤトレに取り組み始めた経緯から説明します。


ジャズを始める、そして挫折・・・

背景

私は、元々クラシックピアノを習い、コード弾きによるポップス演奏を独学で取り組んでいました。
そして、社会人になって間もないころ、ジャズ研出身の友人のセッションを見学する機会があったのです。
繰り広げられるアドリブ、音楽的なかけ合いに興奮して、「私もジャズやる!」とジャズピアノを始めました。

挫折・・・

ポップス演奏していたのでコードは分かるし、テンションコードを覚えるのも早かったです。
しかし・・・、アドリブが取れない、演奏できてもリズム悪い、演奏者とのやり取りができない(というか他の人の演奏が何してるか分からない)、などの諸症状に悩まされることになります。

イヤートレーニングとの出会い

音感に対する劣等感

小学生から音楽や親しんできて、音を丸覚えするのはできたため、聴音、耳コピなどは少しはできていました。

しかし、ジャズを始める以前にも、即興でハモりを付けられる友人がいるのに、自分は全然できない、など音感に問題があるんじゃないかと薄々感じていました。

そこに、周りの音に反応したり、自分の中から湧き上がってくるようなアドリブ演奏をする人たちを目の当たりにし、やはり自分にはそれらの音楽活動に必要な音感が足りないことを確信しました。

イヤトレ本との出会い

そこで、インターネットでジャズや音感について調べると、バークリーというジャズの音楽学校では、ソルフェージュを独自の移動ドでやるイヤートレーニングという授業があることを知ります。

バークリー式のイヤートレーニングができる本や教室はないのかと、探しているときにある本と出会います。

これ。

購入して読んでみると、知りたかったことが、丁寧に順序立って、解説されていて、「自分が知りかったん、これやん」となり、感激、さっそく練習してみることにしました。

イヤトレの効果

練習してみての実感

本に従って練習してみて数日立った時、楽器を弾くと、ある変化を感じました。
音楽の流れが弾きながら感じられる、自分の中から出てきた音を弾いているという感覚・・・。
やっぱり、自分に足りてなかったものは、相対的に音の機能を感じる音感なんだなということを理解しました。

イヤトレのレッスンを受けてみた

独学で練習していましたが、正確にイヤトレの練習ができているか不安になり、バークリー式イヤトレを教えてくれる先生から1年間オンラインレッスンを受けてみました。

レッスンの概要は以下のような内容

  1. リズムトレーニング

  2. Solfaの練習

  3. 移動ドで視唱する練習

2は、本に載ってるので読んでみてください。ざっくり言うと、ソルフェージュの言葉を頼りに歌う練習です。
それ以外の練習は、メトロノームを鳴らして、指揮をしながら実施しました。

効果

  1. 耳コピの速度が上がった

  2. リズムがよくなった

  3. アドリブの上達の停滞期を脱した

  4. 即興のハモりが少しだけできるようになった

  5. 音楽をもっと感じられるようになった!

自分には合ってたみたいで、色んなことに効きました。

まとめ

効果がある人、ない人がいるかもしれませんが、自分には移動ドでのイヤートレーニング効果ありました!
興味を持った方は、お試しください。

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