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受給者証更新のための診察。からの自閉症スペクトラム。

現在8歳、小学2年生の息子くん。
学校終わりに週3回放課後デイサービスに通っております。
幼稚園から続けています。
最初は他人に興味がなかった彼ですが、
このごろはお友達と触れ合いぶつかり合うことが出来るようになり、
関係性が豊かになってきました!
放課後デイサービスがひとつの居場所になっているのは確か。

通い続けるためには1年に1回受給者証の更新をせねばなりません。
まず医師から診断書を書いてもらわねば。

ということでいざ受診。

私がこの件でお医者さまに望むことは、
「放課後デイに通うため、診断書を書いてもらうこと」。
正直言って治療を求めているわけではありません。
治すべき障害(病気)とは思ってはおらず、
個性としてうまく付き合っていきたいと思っております。
(願わくばそんな個性が受け入れられる社会であらんことを)

ですのでこれまで通っていたクリニックは、
色々提案していただいてありがたいのですが、
私にはその提案が重かった…
(頭蓋骨タッピングや目の体操、やったらきっと効果はあると思う。でも息子が嫌がる。嫌がることに効果は出るのか?と思ってしまった…)

病院を変えてみました。
近くではここくらいしかないのですが、
初診の予約を数ヶ月前にせねばならぬほどの人気病院。
ちょうど更新の時期に取れてよかったです。

お医者さん「どこの小学校?」
息子「〇〇小学校。」
お医者さん「学校や家で困ってることある?」
息子「うーん、〇〇くんが先生に嫌なことばかり言われていて困っている」


軽いやり取りの後息子は検査の為別室へ。

お医者さん「自閉症スペクトラムですね」

えっ!あの短いやり取りで?

精しく分かるのは検査後だそうですが、
はっきりと傾向が出ていたそうです。

うーん、
私はいまだに「かるい〇〇ですね」と言われることを期待していたのだな。
しかしこんなにはっきりくっきり断言できるほどとは。

これまでは「発達性協調運動障害」と言われても「自閉症スペクトラム」と言われたことはあまりありませんでした。

そうか。

でもお医者さん曰く
「大きくなるにつれて高校とか大学とか自分に合うとこに行ったら不自由を感じる事も減るだろうし、社会生活に支障はないと思う」
だそうで。

ちょっと安心。

あと「特に何もしなくても大丈夫」と言われました。
頭蓋骨タッピングとかはやはりやりたくないのを無理にやっても効果は薄いのでは、ということです。

本人は生きづらいこともあるだろうけど、
多かれ少なかれ誰もが感じることでもあるし、
良いところをのばし苦手なことも受け入れ(乗り越えたければ乗り越えて)、
楽しく生きていこうぞ!

しかし、
「高校とか大学とか自分に合うとこに行ったら不自由を感じる事も減るだろう」
と言われたら
「小学校だって中学校だって自分に合うとこに行けたらのびのび成長できるんじゃない?」
と思ってしまうのが親の欲目なのでしょうか…
またこんな思考に戻ってしまう私…



夫に「自閉症スペクトラムってはっきり言われたよ」と報告したら、
「ちょっと勉強してみる」だそうです。
(今ごろ?)と思わないでもないですが、
衝撃的な(?)診断名を出されてようやくビビって動きだそうとするのはいかにも男親っぽいなぁと思いました。

…しかしこれで本当に彼がお勉強するかはわからない。


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