見出し画像

我が子の自己肯定感。

「自己肯定感」という言葉を見たり聞いたりするとビクッとしてしまう。
「子どもの自己肯定感」ともなると尚更だ。

もちろんそれは私が
「7歳息子の自己肯定感が低い。どうにかできないだろうか」
と常日頃思っているからだ。

何かを選ぶとき、やる時、
彼は私をちらちらと見ることがある。
伺っていることがある。
父ではなく、私を。
自分が選んだものに対して、
私が何を言うかを気にしている。

自己肯定感の低さは私が原因・・・?

7歳息子が自分の考えに、選ぶものに自信がないのは、
私のせいなんだろうか・・・

もちろん本人の気質もあるのだとは思う。
けど色んなことの積み重ねが彼の傾向を強めてしまったのかも、
と思うと、苦しい。

幼稚園帰りの公園遊びで、
まだ遊んでる子もいるのに最後までいさせてあげたことはなかった。
寝かせる時間が超早い。
(幼稚園入園時は19:30。現在は21:00)
おやつは午後だけ。
(昼ごはん前に食べてる子はいっぱいいた)
等。

息子が激しく「イヤだ」なんて言うことはなかったから、
私は自分がやりやすいようにやってきてしまったのだけど、
彼が「こうしたいなぁ」と思ってることを、
私は全部摘み取ってしまったのだろうか・・・

でも幼稚園帰りに18:00過ぎまで公園に付き合う体力も、
夜起きてる体力も私にはないんだよ。
いつのまにかすぐ寝込む身体になってしまった。
どうすればよかったんだろう。

今私が、
「息子の自己肯定感を高めてあげたい」
と思うのは身勝手なことなのだろうか。

私がいない方がいいんじゃないだろうか。
しかしまだ実生活において、いないのには無理がある・・・
私が自分を忙しくして息子のことばかり考えないようにした方がいいんじゃないだろうか。

ぐるぐる考えていると、
「そもそも自己肯定感が低いのは悪いことなのか。どうにかしたいと思うこと自体間違っていないだろうか」
とかも思えてきて訳が分からなくなった。
「自己肯定感が低いことをイカン」としてしまうと、
今の彼を否定することになりはしないだろうか。

「そのままの君がいいんだよ」
と何故言えない?

いやいや、
「自己肯定感が低い君」
で本当にいいのか?

やはり私がイカンのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?