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子どもを怒鳴るということ

一人息子7歳。
私は怒鳴らない。
あまり怒らない。
息子の友達に「怒ることってあるの?」と聞かれるくらい怒らない。

正確に言うと「叱らない」(困ったことに)。
もちろん他人に危害を加えてしまいそうなとき、
怪我しちゃいそうなときなどは注意しようと思っている。
でも7歳息子はやんちゃさがあまりないので、
友達を押したりとか道路に飛び出したりとかほとんどしなかった。
もしくは「~したらケガしちゃうよ」くらいの物言いで彼は止めてくれた。

息子が長い木の棒を手にしても、
周りに誰もいなければ私は止めない。

でも止める親御さんもいる。
すごい勢いで「何してるのっ!?早く捨てなさいっ!!」って。

(おお。おそろしい。そんなに怒鳴らなくても)
って私は思ってしまうのだけど、でも、
でも怒鳴られた子供たちって意外としれっとしてるんですよね。
タフだ!

もし私が息子に同じように怒鳴ったらいつまでも泣いているのだろう。
だから叱れないってのもある。
うーんしかし。
だから叱れないのか、私が叱らないから息子がうたれ弱いのかって、
わからない・・・

ひとつ確かなのは、
私が叱れないのは優しいからではなくて、
「叱る理由に自分に自信がないから」
なのだ。
子どもを怒鳴る人は怖いけど、怒鳴る自信があるのがすごい。

とか言いつつ、
私は「機嫌が悪いこと」はある。
容量が小さいからすぐいっぱいいっぱいになっている。
息子が悪いわけでもないのに彼が被害を被ることもある。
そっちは「怒る」ってことか。
むしろ理不尽。
大人性の低いハハで申し訳ない。

一方息子の方も「叱る」「怒る」の区別がついてない。
「自分で出した本は自分で片付けてね」
と普通に言っただけで彼は「叱られた」と思う。
何か苦言を言われると、その理由がなんであれ、
彼は「叱られた」「怒られた」と思っているよ。

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