リサイクルかぼちゃを初収穫
「リサイクルかぼちゃ」を初めて収穫した。家庭の生ごみでつくった肥料のなかに、かぼちゃの種がまじっていて、それが発芽して立派な実をつけてくれた。トマトも同様だ。我が家のキッチンガーデンで豊かな実りをもたらしてくれている。
生ごみから肥料を作るのは簡単だ。同量のヌカと土を土嚢袋に入れる。台所から出る生ごみをその中に放り込んでおく。少し混ぜたり棒でたたいて砕いたりしたほうがいい。
すぐに発酵が始まり、いい匂いがしてくる。少し熱も帯びてくる。腐敗しないのだ。そのまま適量になるまで生ごみを入れていく。袋に三分の一ほどがいい。それ以上になると重たくて袋が破れるかもしれない。
それから一週間くらいたって、かび臭くなったら、土に埋める。作物のそばに埋めてもいいし、休耕地にすきこんでもいい。私は冬の間、キッチンガーデンにどんどん埋めていたので、市販肥料を全く使わないでも、作物は元気に育っている。その生ごみ肥料の中に混ざっていた種が発芽して実をつけたので、「リサイクルかぼちゃ」と言うわけだ。
かぼちゃは、収穫して2週間から1か月は「追熟」といって、保管期間がいるそうだ。そうするとおいしいかぼちゃが味わえる。捨てられた種から再生したのだから、運が強く生命力も強いだろう。おいしくいただくと、そのパワーをおすそ分けしてくれるかなぁ。
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