YouTubeに動画公開
個人が放送局を持っているようなものだ。すごい時代である。
ヒロシマ総がかり行動の世話人会がZoom会議で行われた。シニアが多い会合では、Zoomのホスト役を任される。慣れたので簡単にできるようになった。きょうは、国民投票法についてミニ勉強会を世話人会のなかで行うというので、録画してYouTubeに公開することにした。マニュアル本を見ながらなんとか完了した。
便利な時代である。ユーチューバーという職業があり、子どもたちの人気になっているのもうなづける。趣味でも実益でも自分で録画して魅力的に編集して公開すれば、多くの人に観てもらえる。テレビ局は無数のユーチューバーを上回る映像を流さなければやっていけない。新聞もそうだが、マスメディアの凋落の最大原因は、みんなが情報発信手段を手に入れたことにある。
グーテンベルグが活版印刷を発明したとき困ったのは教会だった。聖職者が神の教えを厳かに説教し、信者がそれを信じてありがたく聞いていたのだが、聖書が印刷されて誰もが読めるようになると、聖職者の大きな役割が不要になる。
くわえて、聖書に書いてあることと聖職者が言っていることが違っていたら、それは大変なことになっただろう。宗教革命の背景としてそういう話を聞いたことがある。どこか今のマスメディア状況と似ている。
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