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子どもの我慢をいつまで強いるのか

自宅近くに「防災公園」という施設が最近オープンした。広いグラウンドの周りに備蓄食料や防災器具を収納した倉庫や、マンホールトイレが簡単に設置できる設備などが並ぶ。ベンチを取り外せば簡易テントが張れるような細工もしてある。なかなかいい施設である。

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ふだんは子どもたちの公園になる。滑り台やブランコ、ターザンロープなどの遊具も設置してある。うちの孫たちもパパ、ママと一緒に遊びに行ってお気に入りだった。

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しかしいま遊具には立ち入り禁止の黄色いテープが張ってある。緊急事態宣言中は遊べないのだ。かわいそうな話だ。子どもたちの遊具でさえ使用禁止にするのに、巨大な「遊具」を使うオリンピックはやるのか。「遊具」とは言いすぎかもしれないが、陸上競技場も水泳場もバレーボール体育館も子どもにとっての「遊具」のようなものだ。
子どもたちは、コロナの1年遠足も運動会も学芸会も我慢させられている。ここはオリンピックも我慢が必要だと思う。

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