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みなさん、おはようございます。
ウェルビーイング・ビジョナリーコーチ
お金とビジョン実現の両立を後押しするパートナー
フジガッキーです!

きょうのテーマは、「シナジー」です。

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シナジー効果

シナジー効果とは相乗効果のことで、2つ以上の企業や事業部門が協働して元々各々が持っていたもの以上の価値を生み出す効果のことです。つまり、1+1が2以上の効果をもたらすということ。
シナジーの語源はギリシャ語の「sunergos」で、「sun(一緒に)+ergos(機能する)」


シナジーなんて言葉、使うもんじゃない

『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』を読み返していたら、衝撃的なくだりに目が留まり、マーカーを引いていました。そして今朝になっても頭から離れず・・・

私たちはみな自然の法則に従っている

ネット関連企業のコングロマリットを築き上げたIACの会長バリー・ディラーは、ハーバード・ビジネススクールの授業で、自分の企業戦略を説明していた。ある学生が手を挙げて、「どの会社も独自の運営をしていてシナジーが生まれるような協調的な動きをしていないように見えますが」とコメントした。
ディラーは、怒ったふりをしてこう言った。「シナジーなんて言葉は絶対に使うもんじゃない。おぞましい言葉だ。うまく働くのは、自然の法則だけ。充分に時間をかければ、事業間に自然な関係ができあがってくるものだ」

そのとおりだと思う。巨大企業のなかにある異なる部門に言えることは、組織における異なる人々についても言える。社員に協力して働くようにと強制することはできない。シナジーを生み出すようにと命令することはできない。2人の人間であろうと、2つの事業部門であろうと、強制的にハーモニーをつくり出すことはできない。また、人に考え方や行動を変えるように命令することはできない。唯一、適用できるのは自然の法則だけだ。

『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』より

なるほどなあと感じ入りました。
確かに、強制してもうまくいかないなあと。

つまりそれって何の得になるか?

続けて、こんなことも書かれています。

成功した人がさらに成功していく様子を30年間観察してきて得た唯一の自然の法則はこうなる。
「自分の行動を変えるということも含めて、人が何かをするのは、自分の価値尺度からみて自分の得になると考えるときだけである」
別に皮肉を言っているつもりはない。人生で唯一の動機は利己的なものだと言おうとしているわけでもない。見返りがなくても、多くの人が日々みずからの意思で無私無欲の善行をしている。
私が言いたいのは、自分の意志を曲げて、自分でコントロールできないことをしようとすると、自然の法則が働くということだ。もし私が私の望むことをあなたにさせようと思うなら、そうすることで、あなたにとって何か得になると証明する必要がある。これが自然の法則だ。大小、どんな選択も、リスクとその対価として得られるものとを秤にかけて決められる。つまるところ「私にとって何の得になるんだ?」と考える。
それを弁解する必要はない。世の中はそういうものだ。
つまらぬことで言い争ってきたライバルが協力しはじめるのも、こうした力が働くためだ。

『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』より

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いかがだったでしょうか。
原文をそのまま引用しました。
みなさんはどんな感想をもたれるでしょうか?
ではまた!

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