面白いエッセイが書きたい
常に仕事を辞めたい僕であるが、最近、
「文章を書いて生活ができるのって最高じゃね?」
と思うようになった。
きっかけは何というわけでもないが、世の中には自分の好きな時間に文章を書いて、それを生業にしている人がいるらしい。
文章を書いて、読んでもらって、面白がってもらえて、お金ももらえる。それって素敵やん?
そういう心情なわけである。
とはいえ、僕にエッセイの素養はない。
試しに「エッセイ 書き方」で調べてみたが、何やら説教くさいサイトが出てきて、読むのが嫌になってしまった。
さらには、キツいだの稼げないだの見たくもないサジェストが目白押し。
そんなのこちとら承知の上である。
会社の歯車になりたくない。自由に生きたい。
それが夢なのに出鼻を挫いてくるではないか。
ネットで検索するのを辞めて、noteで他の人がどんな文章を書いているのか読むことにした。
結局、僕はマニュアルを読むより実践で身につけるタイプだ。
電化製品も説明書は読まない。
そんなこんなでエッセイのおすすめみたいな欄を開くと、一際いいねがついている記事があった。
気になって読んでみると、面白い。
普段から感情表現を得意としない僕にとって、面白おかしく刺さる記事だった。
その後、色々調べていると、この記事を書いた人が某深夜ラジオのハガキ職人であることを知る。そりゃ、ハガキ職人が書いた文章だもの、面白くないわけがない。
かつて、僕は日曜夜にやっているラジオを毎週聞いていた。パーソナリティはもちろんのこと、送られてくるメールが面白い。
大抵は下ネタが多いが、当時中学生だった僕はゲラゲラ笑っていたし、そのラジオの話を学校の友達ともしていた。
ラジオのハガキ職人が面白いのは、社会に何かしらの鬱憤を抱えていることが多いからな気がする。
先にあげた記事を書いている人もかつての聞いていたラジオのハガキ職人もどちらかといえば、日陰族だろう。
クラスの一軍に属していたら出てこないような表現がわんさか出てくる。
だから、面白い。
ともすると僕にもチャンスがあるかもしれない。
日陰族だし、社会に対して鬱憤も抱えている。
早く仕事を辞めたい。無職になりたい。
ただ、その一方で僕には圧倒的にユーモアが足りない。
しかし、ユーモアを捻り出して書いた文章が面白いわけがない。後々になって、自分が読んでいてつらくなる。
無理に面白さを追求する必要なない。
僕の求めている面白さは、インタレスティングであってファニーではない。
と自分に言い聞かせる。
もちろんどちらも表現できないけど。
あれ、そういえば楽しく稼ぎてぇ〜っていう記事だったのに気づいたら熱語り口調になってしまっていた。
オチを決めてから書く大事さを学びました。
あぁ、早く仕事辞めたい。
では、また。
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