人の上に立つこと

人はいつかは人の上に立たなくてはいけない。
それも割とすぐ。


先日の飲み会の時に他部署の所長さんにこんなことを言われた。

「最近やりがいを感じてないだろ?」
正直な話だがゾッとした。これまで毎日のあいさつと、ちょっとした雑談ぐらいの関係の人だと思っていたがここまで自分のことを見ているとは思ってもいなかったし、所長クラスになると、やはり誰よりも人のことを見ているんだなと感じた。

少し、私がやりがいを感じていない理由を説明しておこう。
先日、上司の転勤で自分の上の人間が変わったのだ。その人の出来る出来ないは別としても、その人の仕事の仕方が面白くない。だから転職まで考えた。この時点で私は社会人失格なのかもしれないがこれはまた次回にでもお話したい。


私が初めて人の上に立った記憶は小学6年生の時である。登校班の班長だった。1年生から5年生を学校まで連れて行くのである。そのほかにも、委員長や部活のキャプテン、クラブチームの代表とこれまで多く、人の上に立つ機会があった。その経験から上に立つと人を見ることが大事だとはわかっていたが今回のことは本当に衝撃だった。

まったく違う仕事をしていて、会社の席も近いわけでもなく、すぐに顔を見れる距離にいるわけでもない。なのに私の心理的変化に気づき声をかけてくれた。
驚きと同時に、人の上に立つべき人とはこうあるべきなのだと感じた。

自分がその立場になったとき、同じことができるようにこの経験を大事にしたい。

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