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RSGT2024_Day3に参加したよ

こんばんは.ふじえもんです.
RSGT2024のDay3に参加してきました.
見たセッションと学び,気になったことをかいてます.
なお,これを出すのは日曜日でDay5?ですが,Day4は疲れのためか昼まで寝ており日常生活に戻っていました.
Day4の夜は開発サークルのDiscordが盛り上がっていて,気づいたらお昼のLT会,ロングなLT会,サークル内本箱(自分とhayatoの本棚)などの企画を提案していました.正直今度のLT会が自分の最後の企画かなーと思っていたんですがまだまだ遊んでいいそうです.楽に準備する術を覚えたのでジャストアイデアでも,すぐに簡単に実現できるようになりました.(もちろんサークルメンバーの協力,理解,フッ軽があってこそ実現できたこと.)
そして,Day3のnoteを書いていないことに気がついたので今書いています.(24時を回ったころ)
これまでに書いたのはマガジンにまとめていますので,まだ読んでいない方はぜひぜひ.



OST Open Space Technology

去年同様,言葉がいらない身振り手振り表情でのOSTの説明でした.👏
今年はハチ🐝はハチミツおじさんになってましたね.去年はハチの羽がついてた...っけ?(何かが変わったような気がしましたが間違いならごめんなさい)

今年は,同期だけでなく後輩二人も(講義などサボり)初日から最後までずっと参加しました.
講義や研究MTGなどをお休みするだけの価値があると思うし,何かしらの参加意義を自分で持った上で自主的に参加する姿勢は大変素敵です.(これはあとで最後の方に,学生のRSGT参加について書こう.)課題は後から頑張って提出しましょう.ふじえもんも研究論文執筆がんばります💪

さて,そんな後輩らは手話通訳による手話での説明を見ながら,あらうんど83の寸劇を楽しんでいました.

そして後輩二人ともテーマを発表してくれました.もちろん写真や動画をパシャパシャと撮りました.(多分OSTについてはあとでブログに書いてくれるんじゃないかなとほんのりと期待していますが,ここでもちょこっとだけ触れます)
そして,こういう撮影をするたびに良いカメラがついたスマホが欲しくなります.ちょっと拡大するとボヤボヤになってしまうのが残念.(今使ってるのはXperia Ace Ⅲで,5Gに対応したスマホで最低限の機能だけ求めて買ったもの.)
後輩A→Agile研究の可能性
後輩B→聴覚障害者と一緒に考える情報保障(これ,写真に撮ってたんですがボヤボヤだったので,解読できる範囲で,あと手話での発表を見て書き起こしました.)
chiemi先生も聴覚/視覚に障害があるエンジニアとのAgile開発の経験について募集していましたね.

自分はというと,去年は耳栓ワークショップを提案し,なんと1時間も枠を使っていました.珈琲がある部屋でうきうきテーブル(うきうきなっとうというチームで登壇していました.聴覚障害がある学生とワイワイするための場として)を用意いただいて実施していました.そして,午後も延長戦としてKeynoteの裏で話していましたね.それだけ盛り上がりのあるトピックでした.そこから始まった縁もいくつかありました.
ちなみに,去年の登壇については本学HPに掲載されました.

2023年1月11日 水曜日から13日 金曜日にかけて御茶ノ水ソラシティで開催されたRegional Scrum Gathering Tokyo 2023(RSGT2023)において、産業技術学部産業情報学科の山元 颯斗さん、日高 直也さん(情報科学コース3年)、藤江 匠汰さん(支援技術学コース3年)、齋藤 光貴さん(情報科学コース2年)、廣瀬 紫優さん(情報専攻4年)が「聴覚障害のある大学生チームによる臆さない発言環境の形成」というタイトルで登壇いたしました。RSGT2023はチームによるソフトウエア開発のフレームワークの一つであるスクラムを実践する人が垣根を超えて語り合うフォーラムです。彼らはオープンプロポーザル形式で投稿された146プロポーザルのうち採択された58件の一つとして登壇しました。また会場では多様性の高い対話を実現するテーブルを運用し、Open Space Technologyセッションにおいて耳栓を使って聞こえづらい環境の中での対話を経験するワークショップを提案し実施しました。 産業技術学部 渡辺 知恵美/2023年1月23日)

筑波技術大学学生が学生がRegional Scrum Gathering Tokyo 2023で発表 より

当時は透明マスク(通称キャンチョメマスク)をつけての登壇,コミュニケーションでしたね.(口元を見せるため,見るため)
暖色系の黄色いのが自分です.真っ黄色じゃないですよ!
ちなみに2枚の写真に4名学生が映っていますが,この4名が今回筑波技大から参加しました.(左の3名+右の画像の右端1名) 

さて,話が逸れ始めたので戻します.参加したOSTは4つです.

Valueについて

最初にふらっと寄ったテーブルでは,Value(価値)について話されていました.
ちなみに後輩Aのテーマはこちらにマージされたようです.
話されていた内容を忘れてしまい,写真も撮っていませんでした…
価値か...
うーん,そこで話されていた内容はあまりピンとこなくて,多分仕事を始めてプロダクト開発に携わってから目にする悩みなんだろうなあと思いました.
そういえば個人開発しているウェブアプリが3つほどあって,その価値ってなんだろうなーと考えてみました.
3つとも技術に興味が湧いて,こんな技術があるんなら試してみよう!でつくったので,誰か特定のユーザー,ペルソナがいるわけでもなく解決したい課題が明確にあるわけではありませんでした.
開発の手が止まっているので,この機会にそれぞれの価値とかこの先めざすもの,ところを考えてみるか.そしてGithubのIssuesにでも書いておこう.

ざつだんについて

テーブル8あたりだったと思います.
次のOSTが後輩の提案だったので,近くあたりをうろついていました.
そこで見つけたのが「ざつだんについて」
雑談って開発しているときでもそれ以外でも大事なコミュニケーションの場だと思っています.研究のMTGのときにも,自分のプライベートな話や学外での取り組みについて共有する時間を意図的に作っています.ネクストアクションにつながる情報をもらえたり,自分がもっていなかった視点での感想などもらえるからです.あとは真面目な話ばかりするのもいいですが楽しい話もすることでなにかしらのシナジーが生まれるからだと勝手に思っています.ラボのゼミでもまず美味しかったもの,楽しかったことを話す時間があるんですよね.この話は,卒業研究の工夫の話~Scrapboxとザッソウとふりかえり~で書きました.

で,開発でもふとした何気ない時間にひらめきがあったり,開発とは直接は関係がないけど,結果的にチームのコミュニケーション活動が活発になったり困りごとの解決につながったりすることがありました.

このテーマでは,とくにオンライン,リモートでざつだんしにくくない??という話で盛り上がっていました.
あーリモートで雑談.オンラインMTGの時間であまり雑談したことないかもなあ.チャットだと,開発サークルのDiscord鯖では雑談がしょっちゅう繰り広げられていて,技術の話をしたり企画の話をしたりしています.あと同期と話すためだけにつくられた二人だけの鯖でも,timesチャンネルでそれぞれの活動とか悩みとか学びとか喋る場があるし,雑談チャンネルでも他の人とは話せない話さないディープな話題で盛り上がることがあります.
なるほど,自分はあまり雑談には困ってないことがわかったなあ.という感じでした.
ということでお隣のテーブルに行きました.

聴覚/視覚に障害があるエンジニアとのAgile開発の経験について

chiemi先生が提案したテーマです.
これは結構興味がありました.
というのも昨年12月にアクセシビリティ研究会で,chiemi先生との共同研究について報告しましたが,その続きが気になっていたからです.

Agile開発って,対話がとにかく求められると思っていて,それが音声を使うにせよ,文字を使うにせよ手話を使うにせよ,発信・受信の方法はさまざまですが,いずれにせよコミュニケーションの機会はあります.
なので,レトロスペクティブとかでコミュニケーションのやり方とかもふりかえりに含めつつ,ちょっとずつ試しては,自分たちにあったもの,その場にあったものを見つけていくのが良さそうだなーと思っています.
なので,自分もそうした事例を知りたい.けどまだ会えておらず...
もしかしたらこっちからの問いかけのスコープが大きすぎて,相手からしたら大したことない話,いつもの話で特段人に話すようなものではないと思われてることもあるんじゃね???と思いました.
今年はそんな人脈も広げていきたい.そしてRSGT2025に呼んで一緒に学びたい.

イベントでの情報保障について

後輩Bが提案してくれたテーマです.自分も情報保障について専門に勉強をしていること,今回の情報保障についても相談する段階から携わっていたので興味を持っていました.
後輩Bは手話通訳に手話の読み取りをしてもらい,手話で他の参加者の話を通訳してもらっていました.

多分詳細はあとで書くんじゃないかなと思うので,今は一旦省略しておきます.
2024年03月21日に追記.
その後,所属大学からウェブマガジンとしてRSGT2024に参加した話,情報保障の話「産業情報学科の学生がイベント運営者と共に情報保障の体制を作った話」が公開されました.
前編,後編とありますのでどちらも読んでみてください.
後編はOSTの話もあります.

いつもこういう話をしているので,自分的には全然物足りなかったなー
けど,情報保障について考える最初の一歩にはなったと思います.
去年は耳栓ワークショップで,難聴者の聞こえ方を体験してもらって,同じ目線でコミュニケーションについて議論しました.
今年はイベントにおける情報保障ということで,受信と発信ともに,何があれば互いに伝えることができるのか知っていただけた良いOSTでした.
当事者だけで課題を抱えるんじゃなくて,身近なところから巻き込んで議論していく.何か思いついたら小さく試してみてフィードバックする.くり返す.おや,どこかで見た流れですね.
ここのコミュニティにいるからこそのアプローチの進め方になっていて,実際やってみて,小さく試すことがいかに簡単でそして効果が大きいかを実感しました.

こうした議論はほかでもやっていきたいですね.もうちょっとサンプルを積んで,どこかで喋りたい気もします.参加者目線,当事者目線での情報保障へのフィードバックも勿論あると,ユーザーと提供者ともに次のアクションの参考になって嬉しいと思います.(だからここで触れました.後輩ずからも,無理ない範囲でぜひ書いて出して欲しいー)
また,運営目線での情報保障についての考え方とか準備とか諸々とかオープンに,無理せずできる範囲で知りたいです.できればそれがブログとかウェブからアクセスできると,他の運営や当事者,ほか関係者にとって参考になる一例になるんじゃないかなーと思いました.

品川Agileへの出演

品川Agileへシステムのメンバーが出演しました.12:30~13:00です.
席はマイクの都合上,二人までとのことで,去年1月から始まったORSCのシステム,波島共和国のメンバーから,このシステムにおいて特徴的な二人が話しました.同期とえいみさんです.
自分とchiemi先生はそばで相槌を打ちながら見ていました.
去年,ラジオへの出演打診をいただきましたが諸々の都合で白紙になった記憶があります.今年はえいみさんの交渉で出演することができました.ありがとうございます.ずっとORSCについて話したかったので1つ,この場で話せてよかったです.(話したのは自分じゃないけど.まあシステムとして.)
まだまだ続いていて,そしてこれからも続くシステム,波島共和国の建国?に至るまでの,OST延長戦でのふじえもんの悩みから始まったRyoさんとの出会いから,やがてシステムになり,そしてそろそろコーチングセッションが終わりを迎えようとしている今の話,これからの話をどこかで話したいですね.その場は,来年のRSGT2025かもしれないしスクラムフェスかもしれないし,他の媒体かもしれません.
そういえば他のラジオも気になるな.公開されたら見よう.

Quality and Attractive Quality Creation Learning from the Kano Model - Kano Modelと魅力品質理論

日本語で聞いていた話なのに,わからん!!!が連発したキーノートでした.
大変申し訳ないのですが,狩野先生を存じ上げておらず...
チャットでのやりとりから有名な方なんだなーとぼんやり思いました.
当たり前品質と魅力的品質の話は,スライドからはあんまりよくわからなかったのですが,改めてプロポーザルをみてほんの少しだけ理解しました.
当たり前品質は,それがあって当たり前で,なんだろうMVP的な存在で,それが製品の本質で最低限の機能であることなのかなと解釈しました.
魅力的品質は,あれば嬉しいけど別になくてもいいものなんだろうなあ.

それにしても2時間半のボリュームで作られていたとのことで,それはそれで読んでみたいし,でも多分読んで理解するのに時間がかかるだろうからうーんともなりました.Q&Aでも質疑に対して対応するスライドがすぐに出てきた,用意されていたのが,よくある質問だったり文脈に沿った質問だったんだなーと思いました.

おまけ-この人と喋ったよ

piyonakajimaさん
Day2のnoteを見ていただいて,音声認識の研究をされていたとのことで,ぜひ話したいと思い,クロージングキーノートが終わった後探し回っていました.そしたら帰るタイミングでちょうど出会い,少しお話しさせていただきました.
また,話す機会があればぜひお話ししたいです!サーバントリーダーシップのこととかスライドを読んでいたのに,そのことが頭の中からおでかけしていて話せなかったー...

ほかRyoさんやKatsuyaさん,むらまつさんともお話しましたー
ありがとうございました!
次はAgilePBL祭りで会いましょう!

飲み会-焼肉レトロスペクティブ

一緒に参加した学生4人で牛角にいってきました.
ふりかえりが始まったのはなんやかんやで着いてから40分?後でした.
焼肉レトロスペクティブなるものをふじえもんは知らなかったのですが,どうやら焼肉に関する言葉で言い換えることのようです.あとでまた調べてみよう.
名前だけは聞いたことがありました.
で,ふじえもんの焼肉レトロスペクティブは「自分はホルモンを食べました.」です.
自分にとってホルモンって実は美味しいけど,初めてだとよくわからなくて,挑戦する食べ物で,今回の参加にはいくつかの挑戦があったからです.

  • 自分のみたいものをみる

    • 情報保障があるから,誰かがいるから,じゃなくて素直に自分が見たいもの,学びたいと思った人のところにいった

      • 個人的に,「情報保障があるから行かないと用意したのが勿体無い」がたまーによぎるんですけど,そもそも1トラックのみの提供だから,自分が見たいもの=情報保障があるもの,とは限らないしそこを気にする必要はないんじゃね?と思いました.

      • 多分,聴覚障害がある人,ろう・難聴者はターゲットですが,ほかにも活用したい人もいるだろうし,

      • そういえば情報保障の文字起こし,見てた人はどんな活用の仕方をしてたんだろう.

  • 英語のセッションを見る,きく

    • 日本語以外の言語で話されている話をきくことに意味があると思う

      • うまく言葉にまとめられていないけど,TDDYYχで似た説明があってそれを参考にすると,

        • 知っていることを知っている言語で学ぶこと

          • これは今持っている知識や経験を深掘りできる

        • 知っていることを知らない言語で学ぶこと

          • 明らかに違うのは文化.

          • 日本とそれ以外の国の風習や背景など.

          • 同じことでもその解釈が変わったりして新たな学びがある.

        • 知らないことを知っている言語で学ぶこと

          • これは多分今回の参加でよく体験した

          • 知っている言語だとなんとなくふわっとでも理解できる

          • 良い面でも悪い面でもわかった気になりやすい

        • 知らないことを知らない言語で学ぶこと

          • これは結構挑戦的な学び.

          • けど新たな視点で見る,世界を広げるには多分必要なこと.

          • 自分にとって今回その時間での学びを深く書けなかったのはこれをやっていたセッションだった.

          • その代わりに考えたことは書けた.

        • この背伸びするオススメの組み合わせを参考にしました.

  • 後輩の参加の背中を押す

    • やりたいことがあるならそれができるように.躊躇していたときは背中を押した.

主にこの3つ.自分を第一優先にしつつ,一緒にきた人も楽しめるようにできることはやりました.
そういえば,後輩や同期の感想も焼肉レトロスペクティブできいてたんですが,学びとか感想めっちゃ喋ってくれて,「ああこれは去年はなかったなあ,情報保障があった今年ならではの光景だなあ」と思いました.
というのも,去年のDay3のnoteではこんなことを書いていました.

思ったこと

ただ、参加に至る迄とRSGT2023に参加してる最中、ずっと気を張っていたので次はちょっと休みたい。
というか、他の事(例えばセッション聴くとか)に意識を配りたい。
打ち合わせとか、場のファシリテーションとか、音声認識の追記修正、通訳とか(この2つは自分で必要だと感じて、勝手にやったからいいんだけど。)

参加したメンバーが楽しめたなら、それでいいんだけど。(観測している範囲だと、まだ不十分。Day1で様子が気になってた後輩に「存分に楽しめたのか」って聞いたらNoだったみたいだし。)

出来れば、自分がやる必要のない、他の人でも出来そうなことは極力やりたくないかな。(No属人化)

自分が関わる以上、常に高品質のモノを。以前経験した失敗は繰り返さないがモットーなんだけど、それを下手に持ち込むと、自分が過度に疲れるだけだと最近学習しているところ。あとジッとできないのも性分。状況みてこれ足りないなって思ったら(一応相談はするけど)すぐ動くのがここ数年の傾向としてあって、自分でもどうしたらいいかわからない。
とりあえず次は、人に投げられるものは投げることにする。

RSGT2023_Day3 全体の振り返り 思ったこと より

今年は,自分がききたいもの,セッションをきくことに集中できたし,後輩も存分に楽しんでいただようで良かった.自分も去年以上に楽しめた!!
やっぱり人にお願いできることはお願いするべきだと思いました.なんでも自分だけで抱え込もうとするとパンクするし,それが常態化しても良くない.
早めにアクション起こして良かった.自分も周りもHappyでしたね.

あとこんなことも最後の方で書いていた.

ふじえもんが目指すゴール_聴覚障害の有無に関わらず互いに伝え合い伝わる環境づくり

自分が目指すゴールとして、ハッカソン、就活等色々経験して考えていたことは「聴覚障害の有無に関わらず互いに伝え合い伝わる環境づくり」です。

目指す理由をざっくりまとめると、「議論の場が整備されないことには、まともな議論が成立しない全員がその場にいる意味、目的が尊重されるために。そのための試行錯誤です。」

最終的に、noteに知見としてまとめ、議論の材料として情報共有できればと思います。結果、結論だけでなくそこに至るまでの過程も出来る限り出します。(自分のための備忘録でもある。だから時間かかってもガッツリ書きたいだけ書いた。)

学外のイベント、就活、企業に勤める、様々な場に応用することを目指して。

聴こえる聴こえない、話せる話せない関係なく、誰もが誰とでも伝え合えあい伝わる環境、場を。

大層な事言ってるようにきこえるかもですが、自分が楽しいと思った場を他人とくに後輩、同期に紹介して行ってほしい、参加しやすい場をつくりたい。一緒に行きたい。前例をつくって、知見を共有しておきたい。今後できることの可能性を広げておきたい。



一緒に学びたい。議論したい。

学内に限らず、学外に学びがあるなら、気軽にふらっと参加して学びにいきたい。

ふじえもんが目指すゴール_聴覚障害の有無に関わらず互いに伝え合い伝わる環境づくり より

一緒に学べました.議論できました.ふらっと参加して学びにいけました👏👏👏
有言実行した自分偉い.

ひとまずイベントでの情報保障の例を一つ世の中に生み出せたのは偉業だと思っています.もちろん運営のご理解ご協力,情報保障を提供いただいた会社,コミュニティのご理解,文化があってこそ実現できたことでした.
どうもありがとうございました.

来年もできたら情報保障があったら嬉しいです.OSTでは,もうちょっと手話通訳が欲しいって言ってましたね.デフの参加者が増えればそれだけ通訳も増えるからとのことでした.

これからの自分に何ができるか

これからの自分に何ができるか.
RSGT2024に参加したあと,多くの学びが残ったはず.
それを手に持って,何をするのか,何ができるのか考えました.
Xではるかさんが似たことを呟いていて,やっぱり学生として〇〇することに,考えが向かうんだなーと思いました.

学生チケット料金,なんと1,000円で,破格の価格設定です.
後輩もDay3が終わったあと,
「学生チケット安すぎませんか???」
と話していました.
なお,そのときは
「学生のうちはそんなこと気にしなくてもいいと思うよ.学ぶことを楽しむこと,ブログとかでアウトプットすればいいと思うよ」と伝えました.
社会人になる身としては,チケット料金が値上がりすることになりそうで,ちょっとびっくりしましたが,今の通常のチケット料金でもまだ安いなと思っています.それだけの学び,交流,時間,文化がここにはあります.あとお弁当🍱とかコーヒー☕️も.まだまだある.
このチケットの値段にはこの値段にした意味が込められていると思います.一つは「学びにいく」ことの金銭的,気持ち的な支援,応援,歓迎だと思っています.Agileに出会って何をするか,そのネクストアクションを探すための材料を探す場としてこれほど適した場はないと思います.学生目線に重心を寄せるならAgilePBL祭りもそう.
「とにかく学ぶことを楽しもう!」

RSGT2023後のネクストアクション

去年は学生として何ができるか,考えていました.
去年は,こうしてnoteにアウトプットとして学びや感想を書いたり,イベントに後輩を誘ったり,後輩の活動の支援,相談(ひよこ,壁打ち)をしたりしてきました.また他のイベント,ScrumFest福岡やAgilePBL祭りでも話しました.それから,インプットとアウトプットを行った企画の一つとして,はいわきりさんに連絡して旅するAgile本箱をお借りして,azamiさんと読書会を企画しました.読書会の参加対象者は大学のenPiT授業でAgile開発,チーム開発をやった学生です.開発のふりかえりをKPTでやって,ネクストアクションとなる材料を探すために本箱から本を探す時間でした.(今年もやりたいのですが,2,3月の自分のスケジュールと睨めっこしている状況です.)
去年は2023年のふりかえり記事でも書きましたが盛りだくさんのイベント経験でした.それでも物足りなかったです.とても研究を2本並行していたとは思えないのですが,どうやらそれだけ楽しいイベント,学べるイベントに出会えたようです.

意図していたのは,

  • まず自分が学びを楽しむこと!

    • 何事も自分が学びを楽しむこと,興味を持つことから始まります.

    • 大学にも学びはありますが,それだけじゃない.学外にもあることを良く知った2023年でした.どんどん学びを求め外に出て行きました.

      • そして自分が興味を持ったものは積極的に人に,とくに後輩を誘いました.

      • フッ軽な彼らは一緒に楽しんでくれました.

    • それから自分が良いと思わなければとても他人に勧められないです.

  • 学びを求めている人が学びを得るための背中を押すこと,一緒に行くこと

    • 自分にとって,本学教員でもあり開発サークル顧問のchiemi先生がそうでした.

    • だから,次は自分が誰かの背中を押そうと思いました.

      • その誰かは,学びを求めている人で,自分にとっては,開発サークルの後輩ず(複数形)がそうでした.

      • イベントに参加するのって知らない人がいっぱいいて緊張します.ちょっとじゃなくてだいぶ怖い.

        • けど知ってる人がいたら,一緒に周ったら安心できると思います.

      • 多分背中を押すのはちょっとだけの力でも良いんです.だって慣性が働いてどんどん前に進むから.「こんなイベントがあるよ」って声かけでもいいし,「こんな本あるから貸そうか?」って本を貸してもいい.

  • 参加する上での障壁の解消の手助けをすること

    • これはRSGT2024の情報保障の話です.昨年の振り返りをもとに,早めに運営に相談をして,快く余裕を持って対応していただけました.(去年も快く対応していただいたのはもちろんですが,相談した日が当日の数日前でとても通訳を依頼する時間などありませんでした.)

      • 7月にmiholovesqさんと対面で話す機会があったので,後輩と相談に行きました.ちなみにそのあとはちょこっとだけ筑波大のenPiTのデモ会に参加させていただきました.

      • その後,オンラインでyudmoさんやほかの運営の方々も交えて,情報保障提供会社(カプセルアシスト様)に依頼するところまで進みました.(宿題とせず,その場で依頼の対応までしてしまうのが,ここのAgileコミュニティならではの光景だなと思いました.宿題のお持ち帰りダメゼッタイ.)

      • そして,ホームページのQ&Aにも情報保障について記載されました.

      • 当日は文字通訳と手話通訳2名がつきました.ありがとうございました!

    • 交渉の主はなんらかで困っている人です.

      • 困っている人が直接言うことが大事です.伝言ゲームは何も良いことが生まれないし,ニーズが相手に伝わりにくい.自分の言葉で伝えるのが大事.だけど,その過程で困っていることがあるなら手助けしてもいいと思っています.

        • 相談の場に同席する.

        • 意図をもうちょっと詳しくききだしたり,話の整理をしたりする.

  • 学びを深めること

    • 過去の体験やこのカンファレンスで見聞きした知見をもとに,学びを深める.

    • 旅するAgile本箱がこれを実行する良い材料でした.

    • 本ってまあまあ高い.そして複数読もうとするとやっぱり高いです.

    • 図書館にも置いてなかったりします.

    • 読みたい本の集まりが長期的に借りれるのはとても嬉しいことでした.

      • だって,求めている学びの材料がそこにあるんだもん!そして長く借りれるからじっくり読むことができる.

      • 人と共有して言語化を進める道具にもなる.

    • ちなみに,去年読んだ本は,

      • エクストリームプログラミング

        • nagaさんのセッションからペアプロの話に興味を持ちました

      • レガシーコードからの脱却

        • p35,p63,p123あたりに興味を持ったらしい.

        • 「某はれがしー」で興味を持った本

      • テスト駆動開発

        • TDDYYχを機に手に取った本.

      • Team Topology

        • ちむとぽ

        • コンウェイの法則とかダンバー数とか気になった.

      • ファシリテーションの教科書

        • RSGT2023の耳栓ワークショップでのgaoryuさんのファシリで興味を持ったから手に取った.

      • エンジニアリングマネージャーのしごと

        • 多分チーム開発でのふるまいとか,普段なにかとまとめる立場にあるからそれで手に取ったんだと思う.

        • また興味が湧いてきて読み返したい本.

      • 以上,GooglePhotoに残っていた本とそれに貼った付箋の感想,学びの記録からの書き起こしでした.写真に残しておくの大事.いまこうして役に立った.

      • ほかにも買って読んだものもあります.

        • アジャイルコーチング

        • Fearless Change

        • エンジニアのためのデザイン思考入門

        • みんなでアジャイル

        • アジャイルレトロスペクティブ

        • Team Geek

        • ほかにもいろいろ.

  • イベントに参加して繋がりを持つこと

    • RSGT繋がりで,Agile界隈のイベントに参加してみる

      • TDDYYχ

      • Women In Agile Japan

      • ScrumFest福岡

      • AgilePBL祭り

      • ふりかえりカンファレンス

      • AgileMiniCamp(miholovesqさんによる講義.2回目.)

    • 複数ハッカソンに参加

      • チーム開発や価値あるプロダクトをつくることの経験を重ねた

      • デモすることで,説明スキルとその後の個人開発への昇華・改善のフィードバックをもらった

  • イベントを企画して運営目線で物を見ること

    • ハッカソン

      • イベントを企画する側として何が求められているのか

      • 自分たちで情報保障を提供するとしたら何ができるか

      • 自分の取り組んでいる課題に関連したテーマを出すことで,刺激をもらう

    • LT会

      • 開発サークルでのLT会

      • それぞれの学びや取り組みを話す場.

      • お互いに刺激になり,次のアクションにつながる何かがお土産になる.

  • コミュニティに入ることで依存先を増やすこと

    • デフエンジニアの会

      • ハッカソンをやるきっかけになった

      • 技術書典での記事執筆,売り子としての経験になった

      • ほか,難聴者ならではの困りごと,知見の共有

    • TsukubaPlaceLab図書委員会

      • 図書に興味があったから参加した

      • 自分にできることとして貸出のデジタル化を提案した.

  • モノをつくった

    • 個人開発

      • ハッカソンでつくったものを,より自分の目指すものになるように改善を進めた

      • ↑から刺激を受けて,やってみたいこと,試してみたいこと実現して公開した

        • 一度,アイデアから公開に至るまでのプロセスを経験しているから次の足が踏み出しやすい

    • 講義での開発

      • AgileMiniCampでAgile開発しながらつくった

        • Agile開発の流れ,意味を再理解した

    • ポートフォリオ

      • これまでに自分が作ってきたこと,扱った言語,技術,登壇資料などをまとめてウェブに公開した.

    • チームワークとかコミュニケーションとか色々考えて,取り組んで,話を聞きに行ってるけど,やっぱり根本にあるのはエンジニアリング.モノを作ること.

去年はこれだけじゃなかったですが,ネクストアクションとしてはこんな感じでした.インプットとアウトプットを過去最高にできた年でした.
ものづくりはもっとやれたかも.

RSGT2024後のネクストアクション

そして今年.
いま学部4年生で,春から就職します.
その会社では,話を聞いている範囲だとAgile開発はあまり縁がないようですが,Agile開発に関わるプラクティス,フレームワークなどは活用できる場面があると思っています.道具そのものが活用できることもありますが,何よりその道具の成り立ちや本質として,なぜそれが生まれたのか,どう役に立ち,使われているのかそのお気持ち,マインドを知っていることが大事だと思っています.エンジニアとして開発や研究に携わるのでモノづくりの機会が増えるでしょう.その中でチーム開発やプロダクトの価値について悩むことがあるかもしれない.そんなときにこれまでに得た知見やつながりから解決のヒントを得ることができるだろうなと思っています.

これまで,宣言して行動するってよりは気づいたらやっていたことが多かったので今年もそうするだろうなあと思っています.
あえて言葉に出しておくとするならば,

  • 今あるコミュニティへの還元,貢献

    • AgilePBL祭りにはるかさんとプロポーザルを出すことになりました!

    • できる範囲でなるべく楽に,学びや感想を伝えること,学外にも学びがあるぞ!ということが最大限に伝わるようにします.

  • おしごとほどほどにがんばる

    • 多分みるものきくもの初めてだらけだと思うけど,変に気張らず身体面でも精神面でも無理せずに働きたい

      • ハマったものにとことんハマって,オンとオフのギャップが激しい

      • やりきって鎮火したんだと思う.自分の時間を持つことやおやすみすることも大事だと気づいた.

      • 年末年始がオフでちょうどよくダラけることができた

  • よく読みよく書きよく学ぶ

    • 今以上に勉強することになると思うので,今まで築いてきたアウトプットの場所やツールを引き続き使っていく.

  • 聴こえに関係なく発言できる、伝わる環境づくり

    • これはデフ(ろう・難聴者)エンジニアを対象としたハッカソンの実施で,デフの課題,困りごとを見つけて,議論して,モノづくりする場所.また今年もどこかでやります.ふじえもんが落ち着いたら.(やりたいことの芽が増えてきたので,何が最優先か常に考えながら動く)

    • 今回のRSGT2024では情報保障の提供が実現されました

      • セッションでの情報の受信はもちろん,

      • OSTや廊下の雑談でも手話通訳を介して発信できました.

    • chiemi先生との共同研究で,コミュニケーションアグリーメントやセルフアドボカシー大事だね!って気づいた.

    • 今年は継続できるものがあれば続けて実施したいし,新たな取り組みもやってみたいなあ.

かなあ.
まあ,無理せずできる範囲でそのときの決断や行動をBest Effortで行われたものだと受け止めていきます.
あとは,来年も参加できそうならチケット争奪戦を経て参加したい.
もしできたら会社の人と参加したいなあ.あとはデフコミュニティの人でAgile開発に興味がある人がいればぜひお誘いしたい.来年も情報保障があるかどうかはまだわからないですが.

AgilePBL祭りに何かしらプロポーザルを出したいなーと思っていて,RSGT2024に出した開発サークルの話でもしようかと思いましたが,自分が話すよりは後輩に話してほしいネタなので,別のネタを考えています.
こうしてイベントに参加すること,喋ることを学生として経験することとかこんな楽しいイベント,学びを深められるイベントがあるんだよ!ってことを話してもいいのかなーと思っています.大学だけじゃなくて大学の外,学外にも学びがある.
というか多分これだけイベントに参加した自分だから話せる内容だと思う.今回は情報保障の取り組みもしたし後輩と無事?全日参加できたし.デモはないけど,成果物の発表という意味ならこれまで書いたnote記事を見てくれればいいんじゃね?と思っています.
多分似たような経験をしている人は他にもいると思うのでもしよければワイワイ一緒に喋りたいなー
と深夜に書いていたら,はるかさんとプロポーザルを出すことになりました!
無理ない範囲でゆるゆる書いて出します.

さてやっと2023年が明けたということで2024年もよろしくお願いします.
これまでの小学校から続いた学校生活は一旦終わりを迎え社会人となるのが,物件探しや引越し準備で嫌でも意識せざるを得ない時期になりました.
残り3ヶ月もないですが,これまでのことを整理しながら次のステップへの準備をします.次回はAgilePBL祭りでお会いしましょう.(その前にも何かしら参加してそうな気もするけど)
ではでは.ふじえもん.

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