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できる人とできない人の視点の違いを自分なりに考えてみた

私の周りには「できる人間」が多い。ここでいうできる人間とは、仕事ができる、気配りができる、気を使える、人の気持ちを考えられる人のことを指す。私にとって一番近い存在である人は、男女問わずだいたい「できる人間」だ。

かという私はどちらかというと「できない人間側」だと思う。これは卑下していっているわけではなく、事実だと捉えている。不器用、気配りをしているつもりが裏目にでる、気を使ってるつもりがそれは使いすぎだと言われる、人の気持ちなんて正直直接聞かないと分かるわけないじゃんという結論に至る。考えていないわけではない、むしろ考えすぎている。シンプルに捉えられないからできなくなるのか、頭が凝り固まっているからできないのか。まぁそこは置いておいて。

できる人とできない人の違いは、単なる経験値だけではない。「ちょっと考えれば分かること」とできる人はいうが「そもそもその考え方を知らない人」にそれを言っても無意味である。

それは生まれてきてどうやって育ってきたかにもよるし、環境にもよるし、お互いを「何であなたはそうなの」と言えないと思う。というかお互いに言う筋合いはない。たとえどんなに近い存在でも。

そこで、できない側代表として思うのが、一番大事なことは「お互いの歩み寄り」だ。

できる人は、できない人に対し「なんでできないの」「もっと考えなよ」ではなく、「この人はこういう考え方をしないんだ、でも私はこちらの方がいいと思うから伝えてみよう」程度がいい。

できない人は「そんなのできないもん、むりだもん」ではなく、「そういう考え方もあるんだ、目から鱗だ。今度試してみよう」でいい。

できる人とできない人の言い争いはだいたい「なんであなたはわかってくれないの」である。

しかし、できる人とできない人が一緒になっても、うまく人間関係がいく場合もあった。それはどちらも「相手はこういう考え方なんだ」と受け入れている人たちだ。

自分ができようとできなかろうと、相手を受け入れられていない時点で同じレベル。

それだったら相手の考え方を受け入れ、よかったら受け入れる、わからなかったらなぜそんな考え方になるのか聞く。でいいのではないか。

近すぎるとどうしても自分をわかってほしいと言う気持ちが先行して、押し付けたくなってしまうけど、近いからこそシンプルに受け止めたいなと改めて思った。

そして、できない側の立場としていう。

できる人へ。

私にはない考え方を教えてくれて、ありがとう。

*追記*

ちなみに。できる、できないという分けているが、できないことが悪いとは思っていない。それを言えば、できる人間ができないことが、できない人間にはできると思う。ただ今回はシンプルに伝えるために、そのように分けさせてもらった。


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