リハビリ🚲ロングライド

 四十肩から端を発し、落車ではなく乗り過ぎによる疲労?で首・肩・腕をしこたま痛めて、約1か月寝て過ごさざるを得なかった。ようやく痛みが和らいできたので、リハビリがてら外ライドを再開させようと思ったのでした。

やっぱり違和感アリ!?

 ちょっと前は、自転車にまたがってハンドルを握るだけで『ピキッ』と肩への鋭い痛み、首への疲労感、腕への鈍痛の3点セットだったのが、今は最初の一時間くらいは何も違和感なく乗れる。それが本当にうれしい。アリと象、イッチローとイチロー以上の違いがあるけど、池江璃花子も病気を克服して泳げた時には同じようなベクトルの気持ちになったんだろうと勝手に思うことにした。
 でも、やっぱり前と同じようには走れない。そう、臆病になってる自分がいる。今までは何も気にしなかった腕への振動や肩への負担をすごく気にするようになった。段差への乗り上げの時の対処とか、停車時はもちろん乗車中の首回りや肩回りのストレッチとか、すごく意識するようになった。いいことなんだと思う。しかし、本当に前みたいに長い距離が走れるんだろうか?坂道を登れるんだろうか…。やっぱり不安。

徐々に負荷を増加

 一番最初は室内(ZWIFT)で一日1時間程度を1週間くらい。それから外で50kmど平坦コース。次は、180kmの平坦(ちょっとのぼりアリ)。さらに次は170kmで山岳に行ってみた。どれも、最初の1時間くらいは違和感なし、2~4時間で痛みが少し出る。5時間以降は逆に慣れなのか気にならなくなる。乗った次の1日は少なくとも休養も兼ねて様子見。今のところいたって問題はなさそうでホントにホッとしたぁ。もちろん痛みは残ってるけど、これってもともとの診断の『四十肩』が結局残ったんだと思う。さすがに、1か月ほとんど寝っぱなしだったんで、すごく疲れるかなと思っていたけど、逆にその意識があって休憩やら補給をこまめにしたんで、それほどでもなかった。

ケガで得た教訓

 一言で言えば、「自信過剰」。自分の体力に過信して疲労に疲労を重ねて限界を超えてしまった。事故など起こさなかったし、結果すべて自己完結で済んだのは不幸中の幸いだけど、1か月も寝込むのは想定外だし、もし働いていたら、周りに迷惑をかけていた(まー、働いていなかったから無理なスケジュールを組めたんだけどね)。
 自分の限界を知りたいとか大それたことを思っていたが、割と簡単に限界を知ることができた。皮肉も込めて、それは良いことだった。そして自分の身体の取説の項目が一つ増えて、さらに限界ギリギリに挑戦できるようになったのは素直にうれしく思います。
 ここまでするような人の母数は、ほんとに少ないと思うんですが、もし同じ嗜好の人が僕と同じような失敗をしないために、この記事が役に立てたらと思います。
<終わり>

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