30秒で深める英単語:洋書「7つの習慣」より #57 【deal】
この記事はvoicyで配信した洋書「7つの習慣」の英語復習回をまとめたものです。音声での解説もぜひご視聴くださいませ。
>>だれでもMBA English
▶ 今回取り上げる単語は deal
ビジネスでも日常でも、とにかく使いまくる表現なので、非常に重要な単語ですね。
名詞でも動詞でも使えます。動詞のほうが使い方は簡単。名詞は使い方が色々あって汎用性の高い表現が多いので、まずは名詞のほうから見ていきましょう。
■ deal [名詞 ] 取り引き, 量
まずは「取り引き」っていう意味から。たとえば、
✔ make a deal with 〜
(〜と取り引きをする)
✔ close a deal
(取引をまとめる、合意に達する)
この「取り引き」という意味から派生して、日常的によく使う表現があります。それは、
✔ big deal
(大きい取り引き >> 大事なこと)
取り引きが大きい、ということを表しているのではなく、そこから発展して「大事なこと、重要なこと」を意味します。肯定文、否定文、どちらでも使えて、たとえば、
✔ This is a big deal.
(すごい重要なことだよ)
✔ It’s not a big deal.
(大したことないよ)
ハンパなく使う表現なので覚えてほしいし、ぜひ気軽に使ってほしいですね。
あと日常的に「取り引き」っていう意味でもよく使いますね。
たとえば、だれかに何かをお願いしているとき、提案しているときに「これ大丈夫?いける?」って感じで、
✔ “Deal?”(「いける?」<< 語尾を上げて聞く感じ)
それに対する返答も deal を使って、
✔ “Deal!”(「やるぜ!」<< 語尾を下げて )
✔ “No deal!”(「だめだ!」)
名詞は「取り引き」という意味以外に「量」という意味でも使います。
次のように熟語としてよく使われますね。
✔ a good deal of / a great deal of
(スゴく多くの〜)
much と同じような感じ。たとえば、
✔ I’ve spent a good deal of time and money.
(スゴく多くの時間とお金を費やしたわー)
名詞に関してはここまでにして、動詞のほうも見ていきましょう。
■ deal [動詞](〜を)配る
動詞のほうはカジノの「ディーラー」からも想像できるように「カードを配る」っていう意味もあるんですが、日常的にはあんまり使わないですね。そういった意味があるってことを頭の片すみに置いた上で、一番よく使う熟語表現の方を覚えてほしいです。
■ deal with 〜を対処する, 対応する, 解決する
「 deal with 」で「〜を対処する, 対応する, 解決する」という意味、動詞 handle と近い感じですね。たとえば、
✔ How will you deal with the work?
(その仕事、どのように対処するつもりですか?)
洋書「7つの習慣」でもこの「deal with」の形で使われています。
■ 7つの習慣では>>
✔ When someone feels he has been unjustly dealt with 〜
(不当に扱われたと感じた時)
ここでは受動の形で使われていますね。ちなみに、deal の変化形は、
* deal-dealt-dealt [ délt ]
発音にも気をつけてくださいね。
■ まとめ
✔ deal [名詞] 取り引き big deal / “Deal?” >> “Deal!” “No deal!”
✔ deal [名詞] 量 a good/great deal of
✔ deal with 「〜を対処する, 対応する, 解決する」
今回は「 deal 」について30秒で深堀りしてみました。日常でもビジネスでもよく使われるので、バッチリおさえておいてほしいですね。
お時間余裕がございましたら、音声での解説もぜひご視聴くださいませ。
「 deal な余談」も話しています。
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