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一番厳しいのは、まわりの目線ではなくて、自分の目です。自己否定でストレスがたまっていくのです。
一番厳しいのは、まわりの目線ではなくて、自分の目です。自己否定でストレスがたまっていくのです。
まわりからとやかく言われることよりも、自分が自分の裁判官になっていくことで最も疲れる形になるのです。
『40歳を過ぎたら「これ」を捨てよう。』
(中谷 彰宏 著/PHP研究所) [名言コツコツより]
「まわりから否定的に思われてる?」と考えるのは自分自身。
自分の被害妄想で自己否定しているだけ。
「これだけがんばっているのに、誰も評価してくれない!」と思うことがよくありますが(笑)
正直、人は自分のことだけで精一杯だし、なによりの関心ごとは「自分自身」です。
自分が自分自身を「ダメなやつだ、、、」と否定してしまっては、誰が弁護してくれるのでしょうか、、、
マイナス思考に向いてしまう一番の理由は「疲労」だと思ってます。
そして、疲労の一番の原因は「寝不足」
人間は寝ることでしか体を癒すことができません。
と私が気づいたのは最近のこと(笑)
ただ、寝不足の原因が「不安(ストレス)」であることも、、、
不安を解消するには、「問題ごとを紙に書き出すこと」
以前紹介したかもしれませんが、アメリカの実業家「アンドリュー・カーネギー」のこんなお話が。
長いですが、そのまま引用します。
ある夜のことです。彼は、あまりに多くの悩みを抱えてノイローゼのようになり、自殺まで考えていました。
「不倫相手の女性から連絡が入り、子どもを認知して欲しいと言ってきた」
「親戚の全員が問題と起こしていてもみ消さなきゃいけない」
「ろくでなしの甥っ子が警察沙汰の事件を起こし、身柄を引き取りに行かなくちゃいけない」
「政治家からの不当な圧力で、会社が存亡の危機に陥っている」
「妻から今夜食事に付き合ってくれなければ離婚すると言われてしまった」
身の周りのことから仕事まで、すべての危機が同時に頂点に達していた瞬間だったのです。
その時のカーネギーの行動
もうダメだ、限界だ、とカーネギーは思いました。遺書を書いて自殺しよう。
そうカーネギーは決心し、机の引き出しを開けました。引き出しにはもちろん護身用の拳銃が入っていたのですが、その下には自分の名入りの立派な便せんセットがありました。
「ああ、自殺するんだったら遺言を書かなくちゃ」
カーネギーはそう思って苦笑します。
まったく、自殺する前にもひと仕事しなきゃいけないのか・・・。
遺書をかく段になってカーネギーは考え込んでしまいました。
「死にたいぐらいに悩んでいるんだから、さぞかし自分には深い悩みが多いんだろう。いったいいくつくらいあるんだ?」
わかんなくなっちゃったカーネギーは、黄色い便せんと鉛筆を持ち出し、思いつく問題や悩みをすべて書き出したそうです。
当時、カーネギーは 「世界で一番忙しい男」 と言われていました。
仕事だけでなく、家族関係を含めると、悩みは絶対に何百もあるに違いない。
ひょっとしたら 1000個ぐらいあるんじゃないか?
ところが、箇条書きにしてみると、60個ぐらい書いたところで、鉛筆がピタリと止まったそうです。
思い出して考えて、とりあえず 「もっと悩みはあるはずだ」と些細な問題まで書き出します。
しかし、あんなにたくさんあると思っていた悩みは、結局、70いくつぐらいしかなかったのです。
普通の人でも70も悩みがあれば多いと思います。
でも自分の問題や悩みは何百もあると思っていた彼は、あれ?と思ったわけです。
結局、70個の悩みを順繰りに次から次へと考えていたことで、自殺をしようと考えるほど追いつめられていたのです。
悩みを書ききった瞬間、今夜中に解決できることはほとんどないことに気がつきました。
カーネギーは悩みを書いた便せんを、問題ごとにちぎってカードみたいにし、それを仕分けし始めました。
「明日できること」
「来週以降に着手できること」
「来月で間に合うもの」
「解決できないこと」
という4つの山に分けて、その4つ目の山(解決できないこと)はそのままくず箱に入れてしまいました。
残った3つの山、自分の悩みを書いた便せんの切れ端をカーネギーは大事に机の引き出しにしまい、そのまま彼は奥さんと夕食へと出かけたそうです。
もうすっかり、けん銃や自殺のことは忘れて。
[引用元]
不安の元「悩み」は頭の中にしまっておくと、グルグルとループして雪だるまのように大きくなっていきます。
頭から出してみると、まわりについていた雪は溶けて小さな本質だけが残る。
眠れないほどの悩みがなければ、早く寝てしまいましょう。
次の日起きたらプラス思考になって良い解決策が浮かぶものです。
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