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邪魔なモノ

夫の両親の要らないモノを片付けようと思ったきっかけは、
義姉が持ってきた、「羽子板」でした。

貰ったけれど、家に置く場所がない、と言って、
義姉は「羽子板」を実家の物置にしまっていました。


義姉という人は、実家を物置と思っているようで、
これまでも、「スキー道具」や「独身時代に買った家電」など、
自分の家に入らないものを、実家の物置にしまっていました。

「独身時代に買った家電」は、
結婚したら使うつもりで、買ったらしいのですが、
やはり、「家に置く場所がない」という理由で、置きっぱなし。

義姉が結婚して、もう10年以上経つのに、取りに来ない。本人も忘れているか、もう使うつもりがないのでしょう。

一度、義姉の家電を、フリマをやっている友人が売りたいというので、あげてもいいかどうか、姑に、聞いたことがあります。

姑が、義姉に電話をし、欲しい人がいるので、あげてもいいかどうか、聞いたところ、そんなものあったかな~、と言われたそう。

やはり、本人も忘れていたのです。

自分にとって厄介なモノを、一度、家の外に出してしまうと、人は忘れてしまいます。

義姉も、やっぱり忘れているんだ!!と思ったので、「スキー道具」は、この地域の粗大ごみが有料化するときに、「独身時代に買った家電」も捨てました。

義姉の家電を片付けたら、4段ある棚のうち、2段が空っぽになりました。

それぐらい、義姉の不用品は、場所を取っていて、邪魔でした。


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