超スレンダーJKと爽やかすぎる納涼デートの巻・後編と写真キャプション(ダイエット大好きJK④)


※ ある男子向け雑誌の女の子紹介&人気投票コーナーで、昔、見かけたものをヒントに着想したものの続きです。前に書いた①②と比べると、ほぼフィクション。雑誌紹介時より、さらに痩せ姫になった女の子が、デート企画に登場することになり・・・という展開です。写真はないですが、雑誌の誌面をイメージして読んでいただければ。


・・・・・・


「超スレンダーJKと爽やかすぎる納涼デートの巻」


(前編からつづく)

恒例のツーショット記念撮影。
いつものように、スタイリストさんが用意したコーデに着替えて、ということになったのだけど、姫那ちゃんの極細体型に服が合わない。

「ごめんなさい。事前に編集さんから送られたデータに合わせて、かなり小さいサイズのものを用意したんだけど、それでもブカブカになっちゃうね。いつも、サイズ選び、どうしてるの?」

申し訳なさそうなスタイリストさんに対し、姫那ちゃんはもっとすまなさそうに、
「こちらこそ、ごめんなさい。そのデータより少しサイズダウンしてますし、そんな、スタイリストさんのせいじゃないです。それに最近、ブカブカなのは慣れっこなので、安全ピンとかクリップとか使って、ごまかしちゃってます」
「やっぱ、そうなるよね。私もこういうときのために、そういう小道具持ち歩いてるから、じゃあ、一緒になんとかしよう」

実際、アイドルの撮影現場ではこういうシーン、珍しくはない。とはいえ、姫那ちゃんの体型はスレンダーなアイドルを見慣れてる彼女にとっても想定外だったようで……
「それにしても、細いわ。ウエスト、50ないでしょ」
「はい、ちゃんとした測り方じゃないかもしれませんが、いちばん細いところだと、47くらいです」

スタイリストさんは一瞬絶句して、
「仕事柄、痩せてる女の子にはよく会うけど、そんなサイズ、初めてだよ。私の同業者にも細い人が多くて、私はそうじゃないからコンプレックスなんだけど、細すぎるのも大変だね」
「そうなんです。サイズの悩みを友達に話しても『だったら太れば?』なんて言われちゃうし。『それは絶対無理~!』って返して、話が終わっちゃうんです」

というわけで、ちょっと手間取ったものの、着替えは無事完了。姫那ちゃんのきゃしゃな可愛さがよくわかるコーデになったと思うけど、どうかな?

あと、名前にちなんで、お姫さま抱っこの写真も撮影。

筋トレが趣味のSクンには楽勝だったみたいで、
「小学生の甥っこがいて、遊び半分に持ち上げたりするんですけど、それより軽かったかも……。万が一、ミスって落っことしたりしたら、骨とか折れるんじゃないかって心配もしたけど、全然余裕でしたね」
という感想が。

たしかに、30キロないんだもんね。というわけで、最後まで、姫那ちゃんのスレンダーぶりに圧倒された今月のデート企画でありました!


写真キャプション①
(カフェの前で、姫那の全身ワンショット)
姫那ちゃんの私服は、最近買ったばかりという二分袖ワンピース。キッズの140センチサイズだそう。「そのせいで、少しミニ丈になっちゃってます」

キャプション②
(カフェのテーブルで談笑するふたり)
Sクンはアイスコーヒー。「ダイエットを始めてから、ノンカロリーのお茶にハマってるんです」という姫那ちゃんはホットハーブティーを注文。

キャプション③
(水族館の巨大水槽をバックに、ふたり)
水族館は姫那ちゃんのリクエスト。「小さい頃から人魚姫のお話が好きで、海の中に住めたらいいなと思ったりしてました。今も憧れがあるんです」

キャプション④
(アシカショーを観るふたり。斜め後ろから横顔とステージの両方が入る構図)
見かけによらず、派手なリアクションではしゃいでた姫那ちゃん。「だって、あんなに跳べるなんてすごいじゃないですか」ちなみに、毎日縄跳びをしてるそう。

メインキャプション
(スタイリストコーデによる全身ツーショット。これのみ3分の1ページの大きさ)
体格差はSクンが20センチくらい背が高くて、体重は2倍以上。スタイリストさんいわく「彼女の太もも、彼の二の腕より細く見えましたよ」

キャプション⑤
(お姫さま抱っこのふたり)
「ドキドキします。重かったらすぐに降ろしてくださいね」という姫那ちゃんを軽々と抱っこして「5分でも10分でも大丈夫っぽいです」とSクン。


・・・・・・


以上で、雑誌の誌面を模したバージョンはひと区切り。そのうち、舞台ウラなども書けたらと思ってます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?