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小倉優子の「事件」

女性が髪を切ることで生まれるエロス、について書こうとしてたら「小倉優子、髪をばっさり切る」というアメーバニュースが。ブログを見たら、こんな写真(画像左)が出ていた。いわゆる、ボブってやつですね。
ボーイッシュな短すぎる髪型は、苦手なんだけど、これくらいなら、まさに萌えツボ。じつは、超フェミニンな長すぎるのも得意じゃないので…。

さて、今はあまり聞かないけど、昔はよく「髪は女の命」なんて言われてたっけ。王朝時代の姫君が、厭世的絶望から剃髪して尼になったほどの、そこまで切羽詰まったものではないにせよ、現代の女の子だって、失恋して髪を短くすることはあるわけで大なり小なり「命」を削ってる感じが、独得のエロスを生むのかな。
比較、ってわけでもないけど、髪を切る前、っていうか、今より痩せ姫だった頃の、ゆうこりん(画像右)も載せてみることに。

ちなみに、この記事、こんな曲を聴きながら書いてみた。

♪前髪1mm 切りすぎた午後あなたに逢うのが ちょっぴりこわい
※松田聖子「赤い靴のバレリーナ」(詞・松本隆)

1mmのズレでそうなるのだから、髪型を変えるのは、女性にとって「事件」なんだと思う。


(初出「痩せ姫の光と影」2010年10月)


小倉優子のダイエットについては昨年、事務所の後輩だった浜田翔子が自身の経験を語るなかで、こんな話をしていた。
……あと事務所には「痩せろ」とずっと言われていました。痩せているのに、社長には「全然ダメだ。太ってる」と言われて、当時は拒食症になるんじゃないかっていうぐらいガリガリでしたね。米とパンは食べない、コンビニでもサラダしか見ないように生きていました。事務所の小倉優子さんももともと細いのにずっとダイエットしていましたし、あの時代のグラドルは森下千里さん、ほしのあきさんだったり完璧なボディーしかダメという感じでプレッシャーがすごかったです。……(文春オンライン)
ちなみに小倉優子、いちばん細かった頃は38キロ(身長162センチ)だったとのちに告白している。しかも、あの可愛さだったのだから、人気が出るのも当然だった。

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