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CONSOLATION NO.3 by F.Liszt(なぐさめ)

 C.DebussyのDEUX  ARABESQUES(2つのアラベスク)を 小学5年生の男の子が弾いている。とテレビ番組の中で聞いた時「どんな曲だろう?」と 楽譜を買ってきたのは 何時の日だったか? 
その記事を書いた時 noteの方々から うれしい励ましのメールを頂いた。

 ドビュッシーにしては アラベスクの解説にもあったように、作曲の初期の頃のようで、中東の雰囲気を出すのに悪戦苦闘した形跡が 曲に現れていて それが「2つのアラベスク」になったのだろう!と 頷けました。
そして、まあまあ どうにか「アラベスク」が 弾けるようになった頃、私は リストの「なぐさめ」を知ることになり、又 歯医者さんの帰り楽譜を求めてバスに乗っていたのです。

その頃 私は静かな曲を求めていたようです。

 楽譜を買っていざ開いて見ると、簡単なような旋律だけど なんと複雑な音符が連なっているんだろう。さすがわリストだ!とうなされました。
私は 必死で音符に階名のカナを振っていました。
それに高音から細かい音で下がってくる所の音符が 老眼ではとても見えずらく 何回やっても音符が読めない。
そんな箇所に苦労しながら旋律をつかもうと何度も挑みつづけました。
そして何日かでやっと旋律をつかみかけたけれど、ピアノを弾く日が1~2日空いてしまうと 忘れているのだから また、一からやり直さなければならない。老体のこの頭では なかなかスムーズに頭に入らないのです。
ピアノは毎日弾いてこそ 上達するものだということを再度自覚した。が
82才の私には これが「ボケ防止」になっているんだから・・・と
焦らず何回も一からやり直すことに努力しようと決めました。
どれくらいかかるかわからないけれど、丁寧に根気よく続けるよう。それが丁寧に生きることにもつながるのだと 自分の心に言い聞かせる今日この頃です。

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