見出し画像

硬券0052 北九州市若戸渡船

北九州市若戸渡船

明治時代から、若戸側の地主や若戸村により運航は行われていましたが、
大正8年に若松市・戸畑町共同経営協定が結ばれます。
昭和38年に合併により北九州市となりました。渡船母体は以後自治体によります。
若戸大橋が昭和37年には出来ていまして、貨物船こそ廃止されていますが、地元要望で渡船は続けられ、大橋の歩行者の通行が出来なくなり、運航の委託先を変えながらも存続しています。

切符は様式違いも存在しますが、用途は同じようなものを他に拝見しています。

 

昭和39年 B型硬券 赤自庁地紋 普通券 大人 10円

 

昭和39年 B型硬券 青自庁地紋 普通券 小人  5円


同日揃いの大小です。

地紋が星形風なのは、北九州市の「五市が合併した市章」からきたものと予想しますが、
「九」や「大」の字の発展形のイメージらしいですね。

もしも有難くサポート頂けたときは、私著者のクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!