脳梗塞10 思い出と気付き
この検査入院時もギターはありました。
殆どの看護士さんとは特にこれといった交流もなかったのですが(もちろん大変お世話にはなったのですが)、お一人だけ「ギターで何か弾いてみて」と言われ、中庭で弾くと、その方は涙していたのです。ここでは、気持ちの辛さなどを吐露するのはその方ぐらいでした。
「看護士になって良かった」と言ってくださいました。
このとき私は、病気で弱ったけれど、「まだ自分には何か出来ることあるのかな」と気付かされた瞬間ではありました。
この時期あたりの私は、まだ