マガジンのカバー画像

人生を脅かす脳梗塞 1~10話

10
2007年3月に突発性若年性脳梗塞を発症! 発症からの症状、心境、気付きなどを10話ずつ 綴ったマガジンです。 山あり谷ありの続編も予定しています。
運営しているクリエイター

#入院

脳梗塞3 病院到着

救急車で病院到着。救急車内で意識を失うこともありませんでしたが、息はできるものの、喋るの…

脳梗塞4 二人の息子

4月に入っても妻は毎日、子供二人も連れて来られるときは来てくれます。 二人の息子も今では…

脳梗塞5 流動食

入院して、最初は点滴でした。SCUを出て一般病棟に入っても、しゃっくりと眩暈は止まらず、…

脳梗塞6 院内の散髪屋さん

もうすぐリハビリ病院へ転院する何日か前に、院内に散髪屋があり、年配の女性の理容師のおばち…

脳梗塞7 リハビリ病院転院

転院は病院の車で運んで頂きました。 まだ、しゃっくりは時々繰り返していまして、緊張か何か…

脳梗塞8 ギター

アコーステイックギターを学生時代から弾いていた私は、病院でも弾かせてもらっていました。両…

脳梗塞10 思い出と気付き

この検査入院時もギターはありました。 殆どの看護士さんとは特にこれといった交流もなかったのですが(もちろん大変お世話にはなったのですが)、お一人だけ「ギターで何か弾いてみて」と言われ、中庭で弾くと、その方は涙していたのです。ここでは、気持ちの辛さなどを吐露するのはその方ぐらいでした。 「看護士になって良かった」と言ってくださいました。 このとき私は、病気で弱ったけれど、「まだ自分には何か出来ることあるのかな」と気付かされた瞬間ではありました。 この時期あたりの私は、まだ