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空白小説 小狐裕介,氏田雄介,水谷健吾著

〈きっかけ〉
本紹介YouTuberのほんタメで紹介されていて、購入した。
54字の物語は知っていたので、期待大

〈感想、あらすじ〉
「吾輩は猫である」〜「名前はまだない。」と文の始まりと終わりが指定されており、〜の部分を変えてさまざまな物語を作るというもの。
始まりと終わりが決められているにもかかわらず、ハートフル、ミステリー、意味怖など、多岐に渡るジャンルが展開されており、物語の面白さ以上の感動もあった。
というかそもそもアイデア系のやつが好きかも。
また終わりの文がわかっているのにオチが読めないものもあり、オチが読めてしまったものもそれまでの内容が1,2クセあり、どれも楽しめるものばかりだった。
最大4ページのショートショートなので、誰でも、いつでも、気軽に読めて、クスッと笑える、とてもいい作品でした。

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