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自粛生活とカメラと肉

あぁ、書くことがない。

元々、外へ出るより家で過ごしがちだった僕にとって、コロナウイルスは一層家で過ごすことを加速させ、日常の変化や喜びから遠ざけた。

年始めに買ったカメラも、あれから数回しか出番がない。

そのカメラきっかけで始めたこのnoteも、もちろん出番がない。


Go To キャンペーンが始まって、少なからず世間では旅行をする人もいるらしい。

「しっかり対策をして気を付けつつ、楽しもうと思います。」
家族が笑顔でテレビのインタビューに答えていた。

「ほら、ここにこんな状況でも旅行してる人がいるよ!」と言わんばかりのマスコミの報道。

なぜ、インタビューに答えてしまうのだろうか。

"しっかり対策をして、気を付けつつ楽しめばいい"だけの話だ。

わざわざ全国区に晒される筋合いはない。

インタビューのお姉さんがよっぽどの美人だったのだろうか。


我が県でも、例の舞台クラスターの感染者が出て大きく報道された。

舞台に行った日付や、家族構成など。
そして勤務先のお店は一時閉鎖された。

僕の同僚は「イケメン俳優が心の支えだったんだな」と鼻で笑っていた。


僕はこの報道をきっかけに、来月行く予定だった旅行(ライブ)をキャンセルすることを決心した。

何事もなく終われば良いのだが、そうでなかった時のリスクがあまりに大きすぎた。

県外へ遊びに行きました。感染しました。しかもそれが声優ユニットのライブイベントでした。と知ったときの周りの反応を考えると恐ろしかった。

仮にそうなった場合、きっと全国で報道されるだろう。

僕は心の支えに頼る事が出来なかった。

それでも一部の人は、予定通りライブに行って、音楽を楽しむのだろう。



生活の一部のように遊んでいたソーシャルゲームも、
毎日化石を掘って鑑定して売るだけの無人島生活も飽きてしまった。

心の支えがない今、何もやる気が起きない。

そうだ、そのことを赤裸々に書こう。


そして、今度の休日はデカい肉でも食べよう。


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