魂のお片付け

人生の迷いはそのまま部屋に出る。

いつか読もうと思って読んでいないたくさんの雑誌。

いつか作ろうと思って永遠に手をつけない手芸の材料。

いつか勉強しようと思って10年経った英会話のテキスト。

痩せたら着られるかもしれない服。

いつかまた行くかもしれない旅行のガイドブック。

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これからの人生、何したい？

日々の雑務をこなしながら、雑誌全部読んで、手芸のストック全部作って、英会話マスターして、痩せて、旅行もできそう？

その未来、全部抱えられそう？

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あ、無理かも、となったら、自分が本当は何が好きで何を大切にしたいのか、

人生の限られた時間で何に価値を置きたいのか、

その優先順位を考えてみるといいかもしれない。

でも、頭でじゃなく、ね。頭はウソつくから。頭は「あれもこれもそれもやっておかないと大変だよ！不安だよ！それにきっとこれもやっておいたら幸せになれるよ！」って言うから。それ、ほぼ全部ウソね。

自分の魂は何したい？

どんなとき幸せ？

ぶわーって鳥肌が立って涙がこぼれたり、時間が止まったような気がしたり、深く深く静かに満たされた気持ちになったり。

「頭じゃないとこが」突き動かされるのはどんなとき？

それを、したくない？

それを生きるのがど真ん中だから、ど真ん中にいたら、頭が不安がってあれこれ抱えようとしてたものはどんどんなくても大丈夫になるよ。

そして頭は、魂を支えるために使うんだよ。