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句画集「焦眉の風」制作③
2022-03-29
午後7時半まえ、曇天。本日の右籾の気温7~11度。今日は一日中、日差しも弱く、肌寒かった。なにやら鬱々とした天気であった。
句画集「焦眉の風」の木版画制作は順調である。今回は、土浦市の右籾近辺に流れる花室川の橋で木版画を作ってみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1649303170943-bUruARQgWx.jpg)
「きっと 私だけ ひとり」今度の句も、暗い。・・・花室川の、足を滑らせそうな土手の斜面から、そろそろと川岸に降りてゆく。その川岸からの、下から眺めた橋の木版画である。冬枯れの草木が前方の視界を塞いで、絵画の画面としてはすっきりしていない。併し、敢えて橋を分断するように描いてみた。水辺にはえている枯草も木版画で表現するには不向きのような気がしていたが、実際彫ってみると、思っていたほどに不自由はなく、むしろ軽快に表現できたような気がしている。
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