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デッキ紹介【ブラックトリガー】

皆さんこんにちはこんばんは、今更ブレスオブザワイルドをプレイしている周回遅れの男ふぐぽです。


最近オフ会に参加してきました!
4月以降コロナ禍でオフ会やイベントの開催が見送られていましたが、ここ最近ちらほらそういった催しも見られるようになりましたね。

しかし第3波到来とも言われるこの状況、冬という季節も相まって気を引き締めなければとも思います。
そんな中オフ会を開催してくださったスタッフの方々には本当に感謝しています。めちゃ楽しかった!


オフ会では主に新デッキを回してました。
いい感じにまとまってきたので、現時点のレシピの記録も兼ねて紹介しようと思います。





※重要カード以外はテキストを載せていません。各カード名にwikiへのリンクを埋め込んであるので、効果が分からない方はそちらをご覧下さい。

○今回のテーマ

今回の主役はこいつ!

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《超魔導師-ブラック・マジシャンズ》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守2300
「ブラック・マジシャン」または「ブラック・マジシャン・ガール」+魔法使い族モンスター
(1):1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
そのドローしたカードが魔法・罠カードだった場合、自分フィールドにセットできる。速攻魔法・罠カードをセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。
(2):このカードが破壊された場合に発動できる。
「ブラック・マジシャン」「ブラック・マジシャン・ガール」を1体ずつ自分の手札・デッキ・墓地から選んで特殊召喚する。

イラストがすごくいいですよね。並んだだけだけど。


このカードを使うにあたり、まず意識したことは

「ブラック・マジシャンを使わない」ということです。


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いきなりおかしな事を言ってますが、理由はちゃんとあります。

それはブラマジのサポート、というよりもうほぼ《黒の魔導陣》というカードの存在です。

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①②の効果共に超魔導師と相性バツグンのカード。リンクスでも猛威を奮ってるらしいですね。恐ろしい。


魔導陣を入れてデッキを組もうとすると、サーチのロッドが入り、ナビゲートが、ローブが…と段々ブラマジに侵食されていくのが容易に想像できました。

しかしそこは我々デッカス星人、テーマに囚われず好きなカードを使いたいのが性です。

今回は、ブラマジを使わない、それでいて超魔導師の効果を存分に発揮できるようなデッキを組みました。
是非最後まで読んでいってください!



〇デッキレシピ

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まず、このデッキを組むにあたり課題となったのは

①超魔導師の出し方
②継続してアドバンテージを稼ぐ

この2点です。


①に関しては言うまでもなく、ブラマジを使わずしていかに超魔導師を出すかということ。

②については、このデッキでは超魔導師の後半のリクルート効果を使わないため、いかにして前半のドロー効果でブラマジデッキとの差別化を図るか、という意味合いがあります。

以上を意識しながらデッキ構築を進めました。




①超魔導師の出し方(初動)

超魔導師をブラマジ関連を使わずに融合召喚するには、融合素材の代用と融合カードが不可欠です。
今回はこのカードを使います。

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《ドロドロゴン》
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族/攻 500/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードは、融合モンスターカードにカード名が記された融合素材モンスター1体の代わりにできる。その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
(2):このカードがS召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。融合モンスターカードによって決められた、このカードを含む融合素材モンスターを自分フィールドから墓地へ送り、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

超魔導師は融合素材にモンスターの名称を指定しているため、ドロドロゴンの効果を問題なく適用できます。

さらにこのカード自身が融合効果を持つため、デッキに融合カードを入れなくて済み、事故率を大幅に軽減してくれるという点も非常にありがたい。


一方で、融合効果は場のみを素材とする必要があるため、超魔導師を出すために目指す盤面は

ドロドロゴン(☆6シンクロギミック)+魔法使い族

となります。



では、この盤面をどうやって揃えるか?
今回は《サブテラーの継承》とシャドールのパーツを採用しました。

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ドロドロゴン+魔法使い族の盤面に辿り着くためのパターンは2つあります。


・パターン1  手札:継承+《シャドール・ファルコン》
相手ターンに継承を発動し、ファルコン切ってビーストサーチ。効果でファルコンが裏で蘇生。
自ターンに継承発動、ビーストを切って闇属性☆4(非チューナーならなんでも可)をサーチ。
ファルコンを反転召喚、効果でビーストを蘇生。加えた☆4闇を召喚し、ドロドロゴンをシンクロ召喚。
これで場にドロドロゴン+魔法使い族のビースト(裏側)が揃います。

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・パターン2  手札:継承+《シャドール・ビースト》
相手ターンに継承を発動し、ビーストを切って《黒牙の魔術師》をサーチ。
自ターンに黒牙をPスケールとして発動。
黒牙を使えば召喚権を使わずに魔法使いが場に用意できるので、あとは☆6シンクロを作れるモンスターを横に並べれば
ドロドロゴン+魔法使い族の盤面になります。

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☆6シンクロを作るためのギミックには、上の図にも登場しているヴァレットを採用しました。

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《ヴァレット・トレーサー》から《シェルヴァレット・ドラゴン》を呼び出すことで、1枚で☆6シンクロが作れる他、トレーサー自身《クイック・リボルブ》だけでなく継承でのサーチに対応しているためアクセスが容易です。トレーサーで黒牙を割っても良いので、相手の場にモンスターがいなくても、黒牙のモンスター効果を誘発できる点も地味ながら優秀。




②継続してアドバンテージを稼ぐ(中盤~終盤)


超魔導師のドロー効果をフル活用するために採用したのが以下のギミックです。


○必要カード:《賤竜の魔術師》《黒牙の魔術師》×2
(うち黒牙1枚はEXデッキでも可)

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①Pスケールに賤竜、黒牙Aを発動。
②賤竜P効果でEXデッキの黒牙Bを回収。
③黒牙AのP効果で自壊し、超魔導師を蘇生。
④黒牙BをPスケールに発動*し、超魔導師の効果でドロー。
*Pスケールは魔法カードとして発動されるため、超魔導師のドロー効果を誘発できる(公式回答)らしいです。やったぜ。


いわゆる黒牙ループというやつですね。

次のターン以降もPスケールが残っていれば、②~④の手順を繰り返し、超魔導師の蘇生とドローをループさせることができます。
これで自ターンは黒牙ループによるドロー、相手ターンは継承や各魔法罠によるドロー、と毎ターンドローを重ねていきます。



また、Pスケールを揃えたことで黒牙のP召喚を間に挟むことができるため、上述したシンクロの流れに乗せ《覚醒の魔導剣士》《涅槃の超魔導剣士》の召喚も可能になっています。

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ドローを重ねることで、P召喚のパワーもどんどん上がっていきます。

長くなりましたが、以上がこのデッキの初動及び中盤以降の主な動きです。


〇その他各カードの役割

ここからは上に出てこなかったカードの採用理由を説明していきます。


その前に、戻るのが面倒なので改めてレシピを貼りますね。

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メインデッキ

モンスターに関しては大半が継承でタッチできるため、1枚採用が多いです。
魔法罠に関しては、超魔導師のドローで引き込むのを狙っているため、互いのターンで攻めと守りをこなせるカードを意識して採用しました。


《滅びの呪文-デス・アルテマ》
魔法使い最強の上級呪文。超魔導師で引き込んで強い魔法罠を考えた時にまず思いついたのがこのカードでした。
対象を取らない裏側除外という最強の除去能力を持ち、かつ速攻魔法のためどちらのターンで撃っても強い、攻めの魔法カード。
このデッキにおける発動条件を満たす魔法使い族☆8は超魔導師の他、涅槃の超魔導剣士や覚醒の魔導剣士も対応しているため、2体のサルベージ効果で是非狙いたい。


《教導の騎士フルルドリス》《教導の聖女エクレシア》《天底の使徒》
継承で墓地へ送るシャドールを確保するため、天底→《エルシャドール・アプカローネ》のギミックを出張。
サーチ先となる2体は特殊召喚しやすい魔法使い族のため、超魔導師の融合素材にも適しています。
また、フルルドリスは魔法使い族☆8のためデスアルテマに対応している点もグッド。


《マジシャンズ・ソウルズ》《混沌の黒魔術師》
ソウルズを採用した理由は主に2つあります。

1つは、継承でファルコンを墓地へ送った時にサーチできる闇属性、かつ特殊召喚しやすい魔法使い族という点。
もう1つは、デッキの性質上ドローを重ねていくため、クイックリボルブや継承等後半に手札で被ると弱いカードが多い点。

コストとして送る魔法使いには、混黒を採用。デスアルテマとの相性は言わずもがな、このデッキでは黒牙から簡単に蘇生が狙えるため、エースの一角を担っています。


《黒き森のウィッチ》
継承でビーストを墓地へ送った時にサーチできる☆4闇属性魔法使い族として採用。

継承からサーチできるため採用枚数は1枚と少ないですが、黒牙の蘇生にも対応しており、各種素材に混ぜることでPスケールを揃えたり、リリスやエクレシアで攻め手を増やしたりと状況に応じてサーチ先を変えられます。


《巨神封じの矢》《死魂融合》
どちらも超魔導師から引き込んで、攻めと守りをこなせる罠として採用。
巨神封じの矢は効果無効の防御札として優秀なのはもちろん、打点0にする方をメインに攻め手としても強力です。墓地効果も超魔導師のドローを誘発させてくれます。

死魂融合は、融合先を必要に応じて変えることで攻めと守りをこなすことができます。
攻めの融合モンスターとして《ヴァレルロード・F・ドラゴン》を、守りの融合モンスターとして《エルシャドール・ミドラーシュ》をそれぞれ採用しています。



エクストラデッキ

トレーサーの制約下でも出せるよう、ほとんどが闇属性のモンスターで構成されています。
説明が必要なカードはほとんど無いと思いますが、2枚だけ紹介します。


《天威の龍鬼神》
トレーサーから呼べる☆8闇シンクロ。
このデッキ、先攻でクイックリボルブを握った時に繋げるモンスターが少なかったため、除去も兼ねて採用してみました。

使用感としては、サベージと違い効果を無効にはしないものの、発動箇所を問わずに除外ができるのが非常に強い。特に昨今は墓地効果持ちが多いため、それらへの牽制力が高かったです。

自身が戦闘破壊した時の打点アップが、「元々の攻撃力」を参照するというのを最近知りました。黒牙の打点半減効果と合わせてとんでもない火力を叩き出せるため、採用確定でいいかもしれません。


《インフェルニティ・ヘルデーモン》
涅槃を作る際に経由する☆6シンクロ。
涅槃は闇属性のシンクロモンスターのため、ヘルデーモンを素材にシンクロ召喚すると、
戦闘破壊する度ライフ半減・2回攻撃可能な涅槃の超魔導剣士が完成します。

これ決まったらめっちゃカッコいいだろ…と思い試験的に採用してみました。


使用感としては、正直あまり分からないですね…。
2回攻撃は魅力的なものの、涅槃を出すターンで試合が終わることも多く、過剰気味な所もあります。

とはいえ、モンスター効果無効も備わっており、経由しながら戦闘耐性等を消せるのが優秀なのは間違いない。
ブリューナク、ヴァルカン、鷲々等経由地点のライバルは多いため、それぞれを試してまた相談といった具合になりそうです。



○まとめ

以上、超魔導師-ブラックマジシャンズを使ったデッキでした!いかがだったでしょうか?


オフ会での戦績は8戦ほど回して見事全勝!
事故が少なく無難に回せたというのもありますが、構築の無駄はかなり削ぎ落とせていると実感しました。


一方で課題として感じたのは、速度のあるデッキに対してどうしても後手に回ってしまうという点ですね。

サブテラーの継承をメインエンジンに据えている以上、スロースタートになりがちなのは予想していましたが、その間に場を繋ぐカードがもっと欲しいと感じました。

逆にスロースタートな分、継承やP召喚というギミックも相まって、長期戦に滅法強いのは良かった点です。


そしてなにより回していて楽しい!

超魔導師を筆頭に、混黒・涅槃・フュリアスなど、魔法使いやドラゴンの大型が場に展開されていくため、これぞ遊戯王!という気分になれます。


デッキ名は【ブラックトリガー】と名付けました。
各種ギミックをトリガーに、ブラックマジシャンズで強力な魔法罠を引き込み、間の動きをヴァレットで繋ぐことが由来です。
ここ最近組んだデッキの中では1番のお気に入りです!


長くなりましたが、読んでいただきありがとございました!
感想等いただけると嬉しいです!
Twitterアカウント→@fgcyc_POE


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