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リウマチ歳時記~前書き~

2024年7月、リウマチの診断を受ける。 青天のへきれき…というわけでもない。毎年受けている人間ドックでは、リウマトイド因子が常に基準値(15以下)近辺をウロウロしていたし、過去に一度オプションで受けた抗体検査(リウマチ患者が特異的に陽性になる)もばっちり陽性だった。その時点で専門外来を受診するも、現時点で痛みがないということで、経過観察となった。 東洋医学大好き、中医学オタクを自認する身としては、「未病先防」(病気になる前に、体質や症状から自らの体の状態を把握し、生活習

    • リウマチ歳時記~9月2日~

      毎日天気が不安定、心身もしかり。 夏が終わる頃はいつも、熱がこもった感じとベースにある内臓の冷えが混在して、とっちらかった感じになる。 今年は特に、まったく発散できてないからなー。怖いー。 相変わらず、 肩膝が痛く、首や頭にも波及してきた。 ひどく悪化もしないけど、回復の兆しも特になし。 ふと窓の外を見たら、綺麗なダブルレインボー。外側はうっすら。不安定な天気が、申し訳なさそうに見せてくれる美しい景色。

      • リウマチ歳時記~9月1日~

        ヨガの先生が作成してくれた、パーソナルプログラムの動画が届く。 ヨガのポーズはほとんどなくて、主に呼吸からのアプローチで、内臓を含む体全体を緩ませる構成となっている。 カウンセリングでお伝えした要素をすべて組み込んでくれて、30分のプログラム終了後には、リラックスのスイッチがしっかり入るのを感じられる。 「リラックスできたな」と感じるのは、それ以外の時は基本緊張しているから…。 夕方から夜にかけて、どんどん緊張が強くなる体質なので、夕飯前のルーティンにしようと思う。

        • リウマチ歳時記~8月31日~

          ビスチェ完成! 編み物は無心になれていい。 気がつけば夏が終わる。 まとわりつくような湿気と息苦しくなるような熱気。痛みに耐えた夏だった。夏は好きな季節だけど、今年ばかりは秋が恋しい。

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        リウマチ歳時記~前書き~

          リウマチ歳時記~8月30日~

          通院日。 免許もないのに、電車の最寄り駅が車で30分という田舎に移住してしまい、かつ遠くの大病院に定期通院しなくてはいけない病気にかかってしまった。控えめに言って…詰んだ(涙)。 月イチの通院日には、片道1時間の道のりを夫が送迎してくれる。ありがたや。 1ヶ月前とあまり状況が変わらず、先生的には薬を少し増やしたかったそうだけど、ちょっと副作用的なものがあると伝えたところ、用量は増やさずステイ。 「最近、生野菜とか果物とかたくさん食べてます?」と聞かれる。え?と思ったら

          リウマチ歳時記~8月30日~

          リウマチ歳時記~8月29日~

          柴胡桂枝乾姜湯。 5年前、初めて漢方薬局で、きちんと処方してもらった漢方。 その時と症状は違えど、また戻ってきた。 この間、何度かお世話になっていて、都度助けられてきた。 手元の参考書には、「頑張りすぎてエネルギーを消耗し、疲れていて、熱性の症状を訴え(内部は冷えている)、精神状態が安定しない」という指標、とある。 うん、私だ。 「熱性の症状(内部は冷えている)」というのが、今の状態にフィットするような気がする。 リウマチに一般的に処方される漢方では全然ないと思う

          リウマチ歳時記~8月29日~

          リウマチ歳時記~8月28日~

          「fugukyoさんに必要なのは瞑想です」 …あれ、デジャヴかな?いや違う、3人から同じことを言われたんだ。 ヨガの先生、鍼の先生、漢方の先生。 やるしかねぇ。 もうね、本当に苦手。 すぐ夕飯の献立やら明日の予定やらが浮かんできてしまって、ただ目つぶって考え事してるだけじゃん、ていう。 浮かんでくる思考を無理に消そうとするより、ふわっと受け流して、頭の中の会話を深めないこと。 これは訓練だな。 でも不思議と、やった後は視界と頭の中がすっきりする。

          リウマチ歳時記~8月28日~

          リウマチ歳時記~8月27日~

          漢方相談をみっちり1時間。 なんとか状況を良い方向に持って行けるよう、時間を惜しまずに知恵を絞ってくれる先生には感謝しかない。 そう、まさに「知恵」。 最近読んだ本の中で、いまの医学は「知識はあれど、知恵は回らず」というフレーズがあり、なるほどと思った。 最先端の科学の恩恵を受けられる標準治療は、素晴らしい。けど、手数が少ないような気がしてならない。どうしても薬に頼らざるを得ないというか。私たち患者は、本当に薬を飲むだけでいいの? 強い薬を飲んで、副作用が出たら、また

          リウマチ歳時記~8月27日~

          リウマチ歳時記~8月26日~

          呼吸、瞑想、マインドフルネス… 頭の中を空にするのが本当に苦手。 放っておくと、思考はすぐに過去へ未来へと旅立ってしまい、いつも「今」がおろそかになる。 最終手段は編み物。目数を数えていると、雑念が入り込む隙間がなくなるから。 春夏はコットン糸ばかり。毛糸が編める秋冬が待ち遠しい。早く涼しくなあれ。

          リウマチ歳時記~8月26日~

          リウマチ歳時記~8月25日~

          なんにもない日。 夫とドライブがてらコーヒー豆を買いに行き、午後は涼しい部屋で引きこもり。 ずいぶん体力が落ちちゃった気がするから、本当は体を動かした方がいいんだろうけど、なんかもういいや…。 投げやりな感じだけど、私はいつでも「あれをしなきゃ、これをしなきゃ」と頭の中がうるさいから、ちょっとそこから離れようと思う。 気づけば生活の色々なルールにがんじ絡めになっていた気がする。「~した方がいいから」じゃなくて、「~したいから」する。 簡単なようで、私には難しいこと。

          リウマチ歳時記~8月25日~

          リウマチ歳時記~8月24日~

          リウマチも大問題なんだけど、一連の検査で骨密度がだいぶ低いことが判明。ショック! 毎年人間ドックで肘で測定する検査はしていて、特に問題なかったんだけど、より精密な機械で大腿骨の数値を測ったら、かなりの低値。油断してたー。 中医学では、女性は7の倍数で体が変化していくと言われるけど、まさに今年49歳。 骨密度に関しては、今年どうこうではないと思うけど、下がっていたのをたまたま発見できて良かったと思うしかない。ビタミンD摂取やら日光浴やらかかと落としやら、できることをしてち

          リウマチ歳時記~8月24日~

          リウマチ歳時記~8月23日~

          痛みがMAXで夜も眠れなかった頃、体勢を変えるだけで激痛が走り、かといって、全身のうずくような痛みでじっとしていることもできず。起き上がっているほうがまだ少し痛みがましなので、一晩中痛いところを氷で冷やしながら、白んでいく空を呆然と眺めていた。 抗リウマチ薬が効き始めるまで、この状態が続くのか。そもそも薬が効かない、あるいは副作用で継続できない人も中にはいるという。もし私がその一人だったら?…痛みと不安で、どうにかなりそうだった。 当然家事や日常生活にも支障が出る。「あれ

          リウマチ歳時記~8月23日~

          リウマチ歳時記~8月22日~

          処暑。暑さが収まる頃。暑さのピークは越えた気がするけど、このまますんなり秋が来てくれるかどうか。 関節が痛み出してから、大好きなヨガに行けていない。もはや、どこにも痛みがない状態が思い出せない…。 私よりも私の体の癖を知っているヨガの先生が、専用のプログラムを動画にしてくれるということで、わざわざ自宅まできてくれた。有難くて、泣きそう。 1時間のカウンセリングとボディワーク。私の最大の弱点は「呼吸」。呼吸なら痛い関節を無理に動かさなくてもできる。ガイドしてもらって、簡単

          リウマチ歳時記~8月22日~

          リウマチ歳時記~8月21日~

          肩の力が抜けない。私はいったい、何に対して緊張しているのだろうか…。 ストレッチやらウォーキングやら、色々試したけれど、今のところ一番良いのがスワイショウ。無心でパタパタ。首肩もほぐれて、気持ち良い。 夏の間、ほぼほぼ引きこもっていたので、何だか人に会うのが怖くなってきた。約束があると、ちょっと緊張。それで誰にも会わないでいると、さらに気滞が悪化するという悪循環、というのは分かっているので、リハビリしないと。感情のリハビリ。 朝ごはん用に、米粉でカボチャのケーキ焼いてみ

          リウマチ歳時記~8月21日~

          リウマチ歳時記~8月20日~

          エアコンを切ってみた。 室内が28℃になるような設定にはしていても、やっぱり体の冷えを感じる。微妙に痛む首を触ってみたら、すごくひんやりしていて、やばい!と思い。 もちろん暑いは暑いんだけど、じんわり汗をかけて気持ち良いくらい。足先の冷えも良い感じ。 もわっと暑い中でやるお灸が、また良い(ちょっと変態っぽい?) お灸は続けてどれくらいになるかな。まだ1ヶ月は経たないと思うけど、体感的にはすごく良い。あまり考えずに、鍼の先生から言われた、免疫強化の足三里、曲池+その日の

          リウマチ歳時記~8月20日~

          リウマチ歳時記~8月19日~

          絡まった糸。 新し毛糸から糸を引き出そうとして、盛大に絡まってしまうことがある。 何とか糸先を見つけて、そこから順番にほどいていこうとしても、どうにもうまくいかない。いらいらしながらも、注意深く糸先を引っ張ると、先端から随分と離れたところで糸が動く。そこを起点に糸を引き抜くと、はらはらと糸がほどけていくではないか。 身体も同じだなと思う。「痛み」はつらい。でもそれは、端からすぐのところで絡まっている糸のようなもの。絡まった先の先に、痛いままでも「動かせる(物理的な体の動き

          リウマチ歳時記~8月19日~