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新作映画の上映館リスト

毎週上げている「新作映画公開リスト」の記事は、もともと…FMPORTでの仕事が無くなって、原稿執筆やリサーチの頭が鈍らないように始めました。ラジオ番組なので、波形編集ソフトとかスタジオの調整卓とか、そういう感覚も大事といえば大事なんですが…出入りする放送局が替わればシステムも”しきたり”も変わるので、その場その場で覚える事の方が多いんです。情報を調べたり放送原稿を書いたりする事の方は、どんな時でも”素振り”出来るので、インプットとアウトプットも出来る”新作映画”をネタにスタートさせました。映画は毎週末”ほぼ”必ず公開になりますし、そこへ向けて情報発信するという意味でも、仕事の無い状況下でもルーティーンとして1週間の活動にインプット出来て「あれえ?今日何曜日だったっけ?」というアホモードに入らずに済みます。

前段が長くなりましたが…
そんなこんなで始めた「新作映画公開リスト」、さっき、記事をまとめたマガジン(「新作映画公開情報」)をチェックしたら9月開始でもう半年近くになったんですね。

ということで…時期遅れで公開される地方でも、そろそろ上映が始まるという作品もチラホラ出てくる頃。是非、皆さんの地方での公開作品のチェックにもご活用下さい(殆どは、公式サイトへのリンクを貼っています)。

さて…昨年晩夏、このシリーズを始める時、1つ驚いた件が有ります。
それが各作品の公式サイトにある「上映館リスト」。
これまで新潟で映画専門番組を作る上でリサーチしても、シネコン7館+単館3館なので、苦労有りませんでしたが、関西全域をターゲットにするということで全ての映画館をチェックしてみたら79館も有りました。
そして各作品の公式サイトから公開館を調べてみたら…どれも書式バラバラ!全国一斉公開で興行規模の大きい作品だと、ほぼほぼ”どこでも”上映するのですが中規模公開だと、やってる所とやってない所が分かりにくい!
実際観に行きたくて調べた方、困惑した事有りませんか?
特に首都圏。えぐい映画館の数ですよね。
まず「関東」とか「首都圏」をクリックしても、スクロールが大変。
関西でも結構な数です。

そこで考えました。
普段行く映画館って…だいたい決まってないか?と。
ポイントカードを作ってお得に行く映画館とか、近所のショッピングセンター併設だからよく行く…とか。もしかすると、あそこのポップコーンが美味しいからいつも行く…とか。
ってことは「系列」でまとめた方が、見やすいかも?探しやすいかも?
ってことで、せっかく79館をリスト化したので、府県ごとではなく、系列ごとに紹介することに決めました。

関西でみると…
TOHOシネマズ9館(二条・梅田・なんば・鳳・泉北・くずはモール・西宮OS・伊丹・橿原)。
東映系2館(T-JOY京都・梅田ブルク7)。
松竹系7館(MOVIX京都・堺・八尾・あまがさき、神戸国際松竹・大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ)。
ユナイテッドシネマ4館(大津・岸和田・枚方・橿原)。
イオンシネマ14館(近江八幡・草津・京都桂川・久御山・高の原・茨木・りんくう泉南・大日・四条畷・明石・三田ウッディタウン・加古川・西大和・和歌山)。
109シネマズ3館(箕面・大阪エキスポシティ・HAT神戸)。
OSシネマズ2館(ミント神戸・神戸ハーバーランド)。
アレックスシネマ3館(水口・大津・高槻)。
ジストシネマ4館(和歌山・御坊・田辺・南紀)。
シネマサンシャイン1館(大和郡山)。
(独立系シネコン)
あべのアポロシネマ
アースシネマズ姫路
彦根ビバシティシネマ

以上が関西地区全シネコンです。(※単館系劇場は割愛します)

どうですか?府県別にスクロールするより探しやすくないですか?

ちなみに、松竹系2館:大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ。東映系の梅田ブルク7については、複数企業の共同運営館なので難しいところですが、元々あった大阪の旧映画館の何処を親としているか?を元に配分しました。実際、東映制作のアニメ等だとT-JOY京都と梅田ブルク7を優先して公開されますし、松竹制作の作品はTOHOシネマズ梅田・なんばでの公開を除外して大阪ステーションシティシネマとなんばパークスシネマを優先して公開される場合が多かったりします。
地域に特化したシネコンだと…地元企業が親会社だったりしますね。
彦根ヒバシティシネマは平和堂でしょ。
ジストシネマはオークワでしょ。
あべのアポロシネマは近鉄でしょ。
まあ映画観るには関係ないですけどね(笑)。

毎週調べると面白いもので、上記のように、大きい公開規模の作品でも、TOHOシネマズだと、梅田・なんば”だけ”を除外して他の7館で公開してたり…中規模公開だと、やたらとイオンシネマばかりで…配給をチェックしたら「イオン」になってたり…。小規模公開になると、主要シネコンを差し置いて、シネリーブル梅田など単館系劇場で京阪神3都市で上映だったり。興行のパターンもいろいろ有る事に気付きました。

まあそれはマニアックなので、個人的な楽しみではあります。

ってことで、公開劇場の案内がどういう意図なのか?を記しておきました。何かのご参考になれば。この記事、マガジンのトップ固定にしておきますので、宜しくお願いします。

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