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セブンパーク天美に行ってみた

はい。昨日のTOHOシネマズセブンパーク天美の感想に続いて、SC自体についての感想でおます。

セブンパーク天美は、今週11月17日(水)に大阪府松原市にグランドオープンしたショッピングセンターです。

情報によるとテナント数151だそうで、結構な規模ですね。

西面から見た外観です。

▪️アクセス


クルマだと阪神高速松原線の三宅ICが最寄りで、大阪市内側からも、奈良側からもアクセスしやすそう。また、一般道では堺市側からも来やすそうです。
広大な平面駐車場と4階部分以上の立体駐車場もあるので普段はスッと止められそう。オープン最初のこの週末は分かりませんが。。。
電車の場合、最寄り駅は近鉄南大阪線の河内天美駅。上り下りとも普通のみ停車です。とは言え10分毎なので不便さは無いです。阿部野橋から6駅15分程度です。
東口を出て徒歩15分。駅前からセブンパーク直行のバスも出ています。

店舗スタッフの出勤時間、開店前の混雑時間帯はグルッと回り込んだSC東側へ向かいますが、10時台以降は正面(西面)に有るバス乗り場に到着、直ぐ店内に入れますね。(灯台のようなモニュメントが目印)
ただ、本数が少ない(20〜30分毎)。近鉄の電車に接続してる訳では無いので、10分以上待つなら徒歩の方が早いかも?

徒歩は、東口を出て、バス道を通っても行けますし、下町の住宅を縫う細い道を通っても10分から15分で着きます。※詳細は上のシネコン感想noteで紹介。
取り敢えず、でっかいパチンコ屋の看板前の交差点を左折して、アホみたいに幅の広い歩道を歩けば数分で到着です。

▪️概要

店名に「セブン」と付いてる通り、セブン&アイ・ホールディングス子会社のセブン&アイ・クリエイトリンクが展開しているSCです。一階店内にはセブンイレブンも有りますね。ただ、メインの食品スーパーテナントは、イトーヨーカドーではなく「ライフ」が入っています。

「セブンパーク」としては、千葉県柏市に続いて2ヶ所目。柏の方には「イトーヨーカドー」が入居しています。ウィキによると『開業当初からセブン&アイ系列ではなく、かつ資本提携・業務提携をしていないテナントを核店舗に据えた初の店舗』という事です。まぁ客として訪れる分には関係無いですなw

ライフの他に、家電のジョーシン、書店の丸善、おもちゃのトイザらス、雑貨のロフト、無印良品などがキーテナントで入っています。また4階にはシネコン:TOHOシネマズセブンパーク天美。10スクリーン中、スクリーン6の轟音シアター、スクリーン10のプレミアムシアターが関西初となります。

▪️フロア展開

さて。エントランス入った所で貰えるフロアガイドを見てみましょう。

▪️1階
キーテナントは「ライフ」、そして「ロフト」「無印良品」が入ってます。小型ですが「ニトリデコホーム」が奥に有ります。
そして、中央エントランス入って直ぐに、セブンパークの目玉ともなる「AMAMI STADIUM」なる吹き抜け広場空間が広がります。 

写真だと分かりにくいですが、タカラヅカの大階段が付いたステージみたいな感じ。普段は自由に歩いて上り下り出来る大階段ですが、イベントを開催する場合はステージに早変わりするみたいです。中間部分の階段には両脇二人分位の所に手摺りが有りますから。
このステージに向かって上手(かみて ※右側)壁面に、セブンパーク自慢の縦型巨大ディスプレイが有ります。通常はイベント、お買い得ネタなどの情報が流れるみたいです。
ステージを見下ろす形で2階部分にはバルコニー状の客席兼階段が有ります。僅かに高くなった畳3畳?位の部分はPA席スペースでしょうか?
3階は柵越しに見下ろせる立ち見エリアです。

さて1階の店舗に戻りましょうか。
手前のエントランス寄り、ライフ手前に、青果・精肉・海鮮の店舗が並びます。
この肉屋の前にテイクアウトメインのフード系、中央エントランスを挟んだ北側(左側)に小規模なフードコートが有ります。

▪️2階
メイン店舗は「トイザらス」。後はファッション系を中心に小規模店舗が入居しています。トイザらスの隣にはマクドナルド、サブウェイ、サーティーワンといった軽食系が集まります。例の吹き抜け部分を上がってきた中央の広場にはミスドとタリーズも。
また、エントランス側を見下ろす面に、子供を遊ばせて(預けて?)もらえるスポットがあります。
そして北側「VS PARK」という、所謂ゲーセンの発展型みたいな施設が有ります。

▪️3階
メイン店舗は家電の「ジョーシン」。中央部には書店の「丸善」。北側には大型のフードコート。そして「ナムコ」の大型ゲーセン。
フードコートにはラーメンの「神座(かむくら)」や「100時間カレー」なども有ります。特に100時間カレーの行列が長かった印象です。

▪️4階
ジョーシン横のエスカレータを上がった所に「TOHOシネマズセブンパーク天美」が有ります。シネコン以外は立体駐車場です。

参考)トイレスペースは南北中央部と、各階3ヶ所ずつ有ります。キッズトイレは2階が3ヶ所全て、1階は1ヶ所、3階は2ヶ所に有ります。ベビーケアルームは、2階は2ヶ所、1・3階は1ヶ所に有ります。喫煙室は各階1ヶ所ずつです。

▪️インプレッション

イオンモールに行き慣れてると、とても狭く感じました。

イオンモールって、標準設計が細長い円弧状の建物で専門店街が有り、片側サイド別棟接続でイオン直営フロア(1階食料品、2階衣料、3階生活用品)という形です。専門店街の円弧にマストで有るのが吹き抜けと回廊
アレが有るお陰で圧迫感を解消出来ますし、円弧状のお陰で前方への距離感も解消出来て、ゆっくり過ごせる環境を演出しています。

が、セブンパークには、長い吹き抜けも回廊も無い。唯一の吹き抜けは中央部の「AMAMI STADIUM」のみ。
上のフロアガイドをご覧になれば分かる通り、建物は長方形一棟。中央部と東西両サイドに店舗を配置し、東西通路と南北通路、中央部の吹き抜けで構成しています。
特に一階の南西エントランス入って直ぐ。
動線が斜めになり、ライフの手前に小さい店舗群と人混みが塞ぐ為、大変進みにくい!普段の食品購入で「ライフ」だけ用が有る場合は、正面から回り込んだ、南エントランスを使った方が良いかも?

あと、コレはオープン直後なので仕方無い事ですが、客層が全般的に不慣れな人たちみたい。つまり下町の皆様w
地域のアーケードの商店街とか、町の市場をイメージすると分かり易いと思います。目的の店舗へ真っ直ぐ向かうというより、あちこち見ながらゆ〜っくり巡るので、なかなか前に進めない(苦笑)。心斎橋、梅田辺りを歩き慣れた人たちなら、阿倍野周辺でイラッとした経験無いですか?(笑)あの感じです。

取り敢えず、迷子になる率が高いので、エントランスを入ったら、まずフロアガイドを貰いましょう。

兎に角、標準的に通路が狭く、天井が低く感じるのは、今後の課題になりそうな設計です

そして、ライバルとなる「イオンモール堺北花田」の存在も気になります。

多分、南河内・泉北方面からの集客を一手に担っていたであろうイオンにしたら、東方面からのお客がセブンパークで堰き止められる事になりますから、何らかの対策を今後、取ってくることが考えられます。
また、セブンパークにはユニクロのような低価格系大型衣料店舗が無い事と、イオンのように食品以外の生活用品店舗が無い事も気になる点です。

ただ、駐車場隣接で子供用遊び場、2階には預ける形式の子供遊戯施設、体感型アミューズメントパーク、そして大型のシネコンという、楽しめるエリアが多数用意されていたり、バス乗り場前の広場には常設で屋台を並べられるエリアを設けてあったり、外観自体、テーマパークのような塗装をしたりと、楽しみに来るショッピングセンターという形にシフトしているので、使い方次第で選択出来るという見方も出来るかもしれません。

そろそろこの時間は最初の週末という事で周辺道路も相当渋滞、店内も混雑する頃だと思います。
充分時間にゆとりを持って、一度お出かけ下さい。

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