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鍼治療その後の演奏…

 以下は鍼治療6回受けた後の演奏です。同じ曲を弾いていますので比較ができるように思います。
 「親指が勝手に曲がる」現象は生じており、それがミスタッチにつながることはありますが、以前に比べると思うようにも動いてくれる(演奏のタイミングに合わせて動く)ので、それを制御するために手全体が固くなることは減り、最後まで疲れを感じることはなく弾けているような実感です。
   人は良くなったことは忘れ、できないことに着目してしまう傾向があるのかもしれないです。以前は、手全体のフォームが安定しないため、非常に弾きづらく、手全体に緊張が入っていたかも知れないです。その症状は現在ないしは軽快したためか、当時の感覚は忘れてしまっています。以前の演奏を見るとそうだったのかな、と思います。
 現在はテンポを落とすことができるようになってきています。以前はフォームが安定しないため、一音に滞在することが難しく、どうしてもテンポが速くなってしまっていました。
 最近は、20年前に初期に生じた人差し指が曲がる、という症状がみられ始めています。最近人差し指と中指の骨間筋に鍼をさすようになったため、可動域がでてきて、その症状が現れ始めているように思います。
 鍼治療だけでなく、ゆっくり、弱く、指を動かす練習をしています。演奏時は脱力を忘れないように気を付けています。また、長年にわたり、人差し指、親指の骨間は持続的な筋緊張が続いたためか、可動域制限が生じており、動作時、もちろん演奏時にも親指のMP関節がどうしても可動してしまい、それは関節を痛める原因にもなるため、CM関節がよりよく使えるように筋緊張をリラックスさせ可動域が広げるようにもしています。

・鍼治療始める前

https://www.instagram.com/tv/CHhQlgfADA4/

・鍼治療6回後

https://www.instagram.com/p/CKThN9zgDGc/


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