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認知症・高齢期の人が「よりよく生きる」ための支援

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作業療法の視点を多くの人に知っていただき、活用していただくことを目的としたマガジンです。作業療法は「作業遂行」が様々な要因で障害されてしまった人へ、「作業遂行」を取り戻すべく支援… もっと読む
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#認知症当事者

レビー小体型認知症の当事者経験からわかる症状を軽快するもの、介護者、同じ病を持つ人へ伝えたいこと

樋口直美著2015「私の脳で起こったこと レビー小体型認知症からの復活」ブックマン社、より ○症状を悪化させた/させるもの ・薬の副作用(誤診から処方された抗精神病薬) ・ストレス(認知症と診断される意味、幻覚など) ・低気圧・気候(雨・台風・季節の変わり目) ・体の状態(疲れ、冷え、睡眠不足) ・他の病気 ○症状を改善したもの ・笑うこと・楽しい・うれしい・ワクワクするもの ・脳や体の血流をよくするもの(運動:特にリズミカルなもの ツボ刺激 体を温める アロマ 専門医が

認知症当事者本

引用・参考文献 井口高志 2020 「認知症社会の希望はいかにひらかれるのか ケア実践と本人の声をめぐる社会学的探究」晃洋書房  補論は、「認知症当事者本がひらくものー2017年の著作群を中心にー」と題し、認知症の人認人が執筆、あるいは周囲のサポーターが本人の意向をくみ取り代筆したような本が題材になっている。  補論で対象された書籍のリストを掲載しておきたい。 ○2004年のADIカンファレンス前後の本  ・クリスティーン・ボーデン、桧垣陽子(訳)2003「私は誰になって