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四世代で誓ったハーフバースデー

ハーフバースデー

先日、娘が私達夫婦に逢いに来てくれてちょうど半年が経ちました。最近は、生後半年を「ハーフバースデー」としてお祝いする夫婦が増えてきているそうですが、そもそもの由来を知っている人って少ないのではないかと感じています。

そもそもは、欧米の風習が由来。誕生日が、夏休みとか学校の長期休みの子は友達にお祝いして貰えないので、誕生日の半年前もしくわ半年後にお祝いをする習慣が、日本独自に生後半年を迎えた赤ちゃんの成長をお祝いしようと拡がっていったそうです。そして、ちょうど半年というのは、離乳食がはじまる頃でもあるので、離乳食ケーキを作ったり、これから「ハイハイ」となる時期で、まだ、ねんね期というのもあるので、「寝相アート撮影」などをするみたいです。

一緒に育みあうハーフバースデー

私達は、これまで、いろんな文化や風習を、もっと「みんなで一緒に育みあう」という視点で家族で話し合って、新しい文化や習慣に進化させていくという活動をしてきました。ってことで、今回の「ハーフバースデー」もどうやったら、みんなと一緒に育みあえるかを考えてみました。そこで、オンラインで四世代(なぎのおじいちゃんおばあちゃん、ひいじいちゃんひいおばあちゃん)が集まって一緒にお祝いをしながら育みあうことにしました。私と妻の両親と祖父母が一緒に集まるのは、これまで初めてでした。思った以上に貴重な時間になったと感じています。そして、これから、みんながそれぞれどうやって成長して、進化していきたいかを発表しあって、誓いあうというのをさせて頂きました。最初は、「70歳、80歳を超えて、今更進化という年齢でもない」と、ちょっと乗り気でなかったのですが、結果、みんなで進化を誓ってくれました。中でも80歳を超えたおじいちゃんが、まだまだ人生半ば、頑張って100歳まで生きるぞと笑顔で誓ってくれた時は、そこにいるみんなの笑顔が確かに育まれていました。良かったらこちらを見てください。

人間としてどう進化していくか?

お腹の中で約38週(38週で産まれてくる子が一番多いらしい)。赤ちゃんって、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類という生物学的進化をしているってなんとなく知ってる人は多いかと思います。一度冷静に考えてみたらこれって、超超超すごいことですよね?38億年の生物の進化を、私達はたったの38週で再現というか、繰り返しているんですよ。人間として進化して産まれてきた私達は、そもそも魚類であり、両生類、爬虫類、哺乳類でもあるんですよね。そして、0歳の娘と一緒にこれまで毎日育んできて感じたことは、赤ちゃんは産まれてからも、運動系として、この38憶年の進化を繰り返しているという事です。ハイハイがはじまるまで、手足をバタバタして、まるで海の中を泳ぐ魚のように、そして、寝返りを打って、両生類・爬虫類へと進化して海から陸にあがり、そしてハイハイをして、哺乳類へと進化して、個人差はありますが、約1年をかけて二本の足で、自分の力で立ち上がっていくんです。この進化を私達人間はみんなしてきているんです。もっともっと、生き物として、どう進化して、この地球のために活かしていけるのか、そんなことを思わせてくれているんだなと感じました。娘がまだ、本当の意味で人間へと進化する道を育み、大人として、まだまだ進化することの可能性が無限にあるということを学ばせて貰った気がしています。

みんなで一緒に、みんなのために進化していくことを誓う。

そんなハーフバースデーが文化になったら、未来はきっと笑顔で溢れていると感じています。



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