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離乳食のはじまりは「ありがとう」のはじまり

離乳食のはじまり

10/20で我が子が私たちに逢いに来てくれて5か月になりました。そして、このころから、我が子に「変化」が起き始めた。それは、滝のような「よだれ」です(笑)最近は、腕を伸ばし、身体を前のめりにして、びちょびちょになりながら、「食べたい」アピールをしてきます。

ということで、そろそろ、なぎも離乳食のはじまりだねと話していて、人生初めての食事をお米をおかゆみたいにしてはじめることにしました。

お食い初めを思い出して

以前、こんな動画をUPしました。NEWお食い初め!なぎがずっと食べ物に困らないようにというお食い初めの儀式から、食べものに感謝して「いただきます」をするはじまりにしたい!

それなのに、もう普通に市販のお米をおかゆにして食べさせようとしている自分達に気がつき、なんかもやもやするな~と(笑)

本当にこのままでいいの?

ってことで、家族会議スタート!本当に心を込めて「ありがとう」を感じて「いただきます」をするはじまりにするために、何をしたらいいのか?何ができるのか?しばらく話していて、やっぱり、お米ができるまでを自分達でしたいよねってなったんです。もう、お米が食べられることが当たり前になっていて、考えたこともなかった。しかし、今から田植えをしてたんじゃ、なぎが耐えられない(笑)ってことで、稲穂から精米までを自分達でできないか?と話が進んでいきました。

自分達で精米

そして、思ったらすぐに行動ってことで!近くの田んぼに家族で言って、説明して、茶碗1杯分の稲穂を譲ってもらうか、買わせてもらおうとしたら、なんか、いきなりすぎて、不穏な空気に(笑)そりゃ~そ~だwってことで、すぐに撤退して、いろいろ次の手を考えて。体験とかできる施設に電話したり、同じ福岡に住んでいる知人に聞いてみたりしました。しかし、コロナの影響もあって、なかなか難しい。その時、はっと浮かんだ一人の顏、そういえば、最近であった友人が、無農薬で稲作をしていると!すぐさまに連絡したら、「なんて素敵な活動!お金なんていらないから」といってすぐに郵送してくれることになりました。しかも、そのお米、天日干しまでのこだわりもあって、「天地人」という名前がついていて有名らしい。さらに豆知識として、無農薬でないと飛行機での郵送はNGらしい(笑)まっそんな有名な、ぜったいに美味しいであろう稲穂を自分達で精米した動画を作ったので。よかたったら見て欲しい。いや、正直めっちゃ大変だったし、最高に楽しかったので絶対に見て欲しい!

ありがとうのはじまり

なぎが、おっぱいやミルク以外のものをはじめて口にする瞬間は何とも言えないものでした。実は、精米を調べていくと、赤ちゃんには、玄米はNGとかいろいろあったので、やめるかどうかも悩みました。でも、ちゃんと裏ごしまでして、食べやすく、消化しやすくしたら、こんなに自然の恵みを200%で受けてるお米だし、大丈夫と決意し、妻とめっちゃ時間かけて、仕上げました。そしたら、もう、何度も、身体を前のめりに、手と口をお米の方に持ってきて、お米をいただくことに必死ななぎをみて感じたこと。

「食べるために生きるのではなく」「生きるために食べる」という言葉だった。このはじめての離乳食プロジェクトで、一番学びになり、気づきを貰ったのは、実は私達、親だったことを知りました。この子は知っているんです。知らないというより、忘れていたのは、私達の方だったのかもしれません。もっと怖い事は、知らずの内に私達、親は、子どもに自然のいのちのありがたみ、感謝を忘れさせてしまっている可能性があるということです。

我が子が食べ物に困らないようにではなく。私達は、沢山の生命のいのちのおかげで、今、生きることができていること。そして、様々な縁のおかげで、便利に、よりよいものと出逢えていることに感謝して、「いただきます」をしていくというはじまりにしていくことが、これからの離乳食のはじまりになっていくことで、この世界にもっともっと「笑顔」が拡がるのではないかと感じました。

離乳食のはじまりが「ありがとう」のはじまりにしませんか?

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