見出し画像

家族が二極化する時代が来た。

人生を幸せに生きるために学ぶべき最も大切な知恵。
それは、夫婦関係であり家族関係の知識です。
その理由は、家族は「人間づくりの場」だから。

すべての人は家庭の中で人格形成がなされます。

しかし、ほとんどの人は家族というものの
大切さはわかっていても、
家族関係の学びを知って結婚する人は
ほとんどいないのが現実です。

もっとも大事な教育がすっぽりと抜けている学校教育

学校でも、家庭でもそれを学ぶことなしに
そのまま、家庭生活に飛び込んでいきます。

ほとんどのケースが失敗しているのです。

私は米国に住んでかれこれ30年以上に
なりますが、日本がどれほどすばらしい国であるかを痛感します。

これは海外から見た人にしかわからない部分です。

日本は世界中のあこがれの国なのです。


しかし、日本は世界一、恵まれた環境なのに
実際に、幸福を満喫している日本人が少ない。


そんな印象があります。


その理由は家庭内の幸福度が
あまり高くないことが原因ではないかと思うのです。


たしかに離婚件数は米国と比較して
それほど多くはありません。


とは言え、現実に38%が離婚。
家庭に躍動感がなく
夫婦がしっかりと向き合えていない。

日本人は見て見ぬふりが得意

重大なことに蓋をして見てみぬふり。
これが日本では多くみられます。

実は日本は世界一の仮面夫婦大国でもあります。

人間本来の幸せとは何かを
いつのまにか、求めることを
あきらめてしまった・・・


そんな印象を持つのは私だけでしょうか?


テレワークなどで、夫が在宅になると
これまで、夫婦で放置してきた
課題が表にあらわれてくることでしょう。


家族としっかり向き合ってきた家庭は
夫婦の相互関係がさらに深まりコロナに
感謝さえできています。


しかし、日頃から夫婦を放置してきた場合
隠れた課題が肥大化して
いわゆる「コロナ離婚」に発展する
かもしれません。

いよいよ日本人としてのすごさを見せる時

我々日本人は、数々の自然災害や
戦争を乗り越えてきた遺伝子をもっております。


そして家族を愛し、大切にしてきた
美しい文化が、日本にはありました。


心はある程度、負荷をかけないと
進化することはありません。


心が飢餓状態になる時、初めて
人は真剣に行動するのです。


これから、起こりうること、

それは幸せな家族はもっと幸せに。
残念ながら不幸な家庭はさらに不幸に。


このような二極化は避けることは
できないでしょう。


今こそ、家族の関係性を本気で
見つめ直すことが、どれほど大切か・・・


数年後、コロナが収束したあとに
それがきっと明らかになることでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?