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《夢の中で恋に落ちた》制作日記

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1st album《夢の中で恋に落ちた》のレコーディングにまつわる記録と、収録曲のセルフライナーノーツ。
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#作曲

「カゴの小鳥」という曲

written by 大江友海 これは2、3年くらい前に書いたんだけど、演奏せずしまってたのを思い出してみた曲です。 歌詞の内容は、小鳥(わたし)がカゴの中であなたが来るのを待ってるってお話。人によって「あなた」について捉え方が違くて、それを聞くのを楽しみにしているから、詳しく説明しませんね。かわりに曲を仕上げていったときの話を。 この曲に限ったことはいんだけれど、翔くんと一緒にやる中でやり易いのがお互いの「無くていいものは要らない」という姿勢。世の中によくある「Aメロ→

「夢の中で恋に落ちた」という曲

written by 赤須翔 CDのタイトルになったこの曲は 僕がよく見る夢を題材にしました。 ある女の子と二人でいて、お互いに恋をしている事を分かっている。初恋のようなピュアな甘い気持ちを感じている。 関係が始まったばかりのような新鮮さと、ずっと一緒だったかのような繋がりの深さもあり、お互いの考えや気持ちも全て分かってしまいそうな関係。 ただ一緒にいるだけで、嬉しくて楽しくて幸せ。 気持ちも高ぶってきて、これからなにか起こりそうなとってもいい場面で、目が覚める。

「指先」という曲(続き)

written by 大江友海 出会って、ただ一度ライブきいただけで、赤須翔がどんな人かも知らないし、いきなりユニットやりたいなんて思ってなくて、思ってもそんな熱いこと言えるタイプじゃないし、それにまずやってくれるとも思ってなかったから、ひとまず自分の歌の伴奏してもらおうと考えたわたし。 だけど、あれこれ彼の既存作品を送ってもらううちに、ほんといい曲書く人だなあと。だから伴奏じゃなくて、彼の曲歌ったり、なんか一緒に作ってみたいなと思いました。 それを伝えたところ

「指先」という曲

written by 赤須翔 このユニットを始めるにあたって、やっぱりまずはオリジナルだと思い、すぐに作曲に取りかかった。 スピード感を大事にするために悩む前にとりあえずそのまんまの事を作ろうと思った。 曲を作るんだから、曲を作るっていう事を曲にした。 僕は作った曲はメモ的にスマホ動画に収める事が多い。それを大江友海に送るつもりだったので、大江友海への手紙みたいに作ろうと思った。 そして歌といえばやはりラブソングだと思いラブソングにした。となるとラブレターだ