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採用・人材育成

1.採用で求める人物像
・採用方針・戦略を決めて、「求める人物像」を定めること。
→今後の事業展開や、経営ビジョン、コンピテンシーをもとに洗い出す。
(採用して、会社を成長・発展させること)
→洗い出した情報をスキル・マインドに区分する。
(能力、知識、経験、社風適合)
Must,Want,Negativeの3つを整理
(なんとなくの採用活動から抜け出す。)
・メリット
①求職者の帰属欲求に応えられる。
②採用活動で打つべき手が分かる。
③ミスマッチとなる応募防止に繋がる。
④面接官の判断ミスを防止する。
・経営理念・ビジョンに関するヒアリング
①経営理念ができた背景・想い
②顧客・社会にとっての存在価値
③大切にした価値観・考え方
④活躍している人材としていない人材の特徴・考え方は?
⑤一緒に働きたいと思う人材は?
⑥今後、どのような会社を目指すのか?

2.採用戦略
「オンライン化」「多様化」「早期化」
AISAS:Attention(認知)、Interest(興味)、Search(検索)、Action(行動)、Share(共有)で考える。
・自社の魅力・強みなど入社後のメリットを発信して、興味喚起する。
4P(理念、仕事・事業、人、特権)の4つで人が組織に共感する要素を洗い出す。
「事業・仕事内容」「給与・待遇」「福利厚生・働き方」「社風・人間関係」の情報を求職者が着目する。※差別化を図る。
・若手世代の特徴・価値観・志向を理解して、寄り添う。
・上司の良い習慣が若手社員を成長させる。
①気づいた点は再度フィードバックする。(状況、行動、影響の3点を)
②相手の心を動かすには主観を混ぜる。
③結果の承認よりプロセスの承認
④フィードバック後の行動を観察
⑤言葉の定義を整える。


3.育成方法・指導内容の方針・ルールを決めていく。
①現場任せにする弊害
・知識やスキルが偏る
・教育の質が均一ではない。
・若手の意欲低下や退職リスクが増加する。
・標準化された教育が行えない
・過去の慣習に固執する。
②教育計画策定のメリット
・若手の定着率が向上する
・全社員のスキルアップを図れる
・教育費用削減に繋がる。
・モチベーションが向上
・企業リスクの軽減
③教育計画策定時のポイント
・ゴールを設定する。
・習得すべきスキル・マインドを洗い出す。
・教育すべき内容や方法を選定する。
→教育計画を若手社員を共有する。
→職場の社員全体で教育計画を共有する。
→手帳やデスクに貼っておき定期的に見直す習慣をつくる。
→定期面談を通じて、若手社員の成長度合いや教育計画の効果をチェック
※メンター制度(先輩社員が新入社員に対して定期的な面談やアドバイスを行う。)
④新人に求められるマインド
協調性、謙虚さ、目的意識、主体性、解釈力、前向きに学び続ける姿勢
→教育すべきマインド:指示受け、報連相、タイムマネジメント、PDCA
TEAR:メモを取る、期待事項を把握する、質問する、復唱する
→常に7W2H1G
(why,when,who,whom,what,where,which,How,How much,Goal)

参考文献:成功事例でわかる小さな会社の採用育成定着の教科書:大園羅文

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