マガジンのカバー画像

哀しみは凶器

3
運営しているクリエイター

記事一覧

『愛がなんだ』の絶妙な共感性と描写と人間関係。

『愛がなんだ』の絶妙な共感性と描写と人間関係。

映画『愛がなんだ』を観てから、ずっとあの映画のことを考えている。

ネタバレがあるので、映画を観たいかたはこの先は読むか読まないかご判断を。

上映場所や期間が広がり、この先もどんどんたくさんの人に観られるであろう作品。

この映画は絶妙な塩梅が凄い。
この絶妙さはなんなんだろうと考えていた。

・主人公てるちゃんがいつも幸せそうに笑っていたこと。何一つ悲劇のヒロインぶってないところ。時には切ない

もっとみる
最初で最後かもしれない。

最初で最後かもしれない。

誰かに会いに行く
それはそれはとても素敵なこと
しかも誰に会えるかも分からないのに会いに行くというのはとても勇気がいること
それが全国ツアーだと思う
行ったこともない土地や縁もゆかりもない土地だけど、その土地の人たちがもしかしたら自分の音楽を待ってるかもしれない
その微かな期待を背負ってしがないミュージシャンたちはツアーに向かう

事務所に入ってたときだってそうだった
みんなでギュウギュウにな

もっとみる
簡易的なラブホみたいな。

簡易的なラブホみたいな。

昨日買った108円の洗剤で今朝、洗濯機をまわした。
108円で洗剤が買えてそれなりに汚れを落としてくれるなら何でもいい。
粉洗剤のため、矢じるしが記された通り箱の紙を平行に破いてく。
よくあるそれなりの粉洗剤なら、開封した後もちゃんと蓋としての役目はあるのだが
108円の洗剤は破いてしまったら蓋としての役割には足らず、破いた部分が隙間となりちゃんと閉まらなくなってしまった。
ついでにスプーンも付い

もっとみる