北の魔女のボタニカルキャンドル2【短編小説】
覚えていますか?
北の魔女から託された
あの花たちを使って
店主が作った2つのキャンドルの事を。
1つは北の魔女の所へ。
もう1つは、どこに行ったのか。
そんなお話。
Ⅰ「ずっと一緒にいると、わかんなくなるんだよね。
あの人も反省しているみたいだから
許してやったらどうなのかねぇ…」
そう言うと、便利屋は見事なドライフラワーの花束を置いて
人間界へ帰って行きました。
便利屋の言ったあの人というのは誰の事なのか
店主はいくら考えても分かりませんでしたが
なんとなく北