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いつでも離れられるからこそ、離れないでいようとする行為が尊いと思う。

ずっと前から何度も同じことを言ってるんだけど、僕はいつまで経っても「去る者は追わず」の境地にはたどり着けてなくて、「仲良かったはずなのに急に去って行った人たち」のことを定期的に思い出してはウジウジしてしまうな。
ネット上での繋がりだからこそはかないし、それはいいことなのだけど。

でもいつでも離れられるからこそ、離れないでいようとする行為が尊いんだよね。
そう思うと、今つながっている人たちのすばらしさを感じる。
自由だからこその寂しさと、尊さ。

「本当は嫌いになったけど言い出せなくて仲いいふりしている」みたいな方がずっと嫌だから、考えてみたら、離れていってくれた人たちはありがたいな。
これこそ、SNSのいいところだ。

「いつでも離れられるからこそ、離れないでいようとする行為が尊い」っていう話は、僕の恋愛に対する考えとまったく同じだな。
「結婚は毎年更新するか確認しよう」とか、「恋人になったからといって独占しあわない」とかも根本は同じ。

「一緒にいたいから一緒にいる」「一緒にいたくなくなったから離れる」というシンプルなかたちを大事にしたい。
それ以外の理由はなるべくない方がいいな。
そうすれば、「一緒にいる人が僕と一緒にいたいと思ってくれている」ということを心から信じられて、安心して裸の自分を見せられる。

「去る者は追わず」の境地には至れていないのに、やせ我慢をして、離れたい人が離れられる余地を残しているのが僕の精神。
かっこつけてるなぁ。

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