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解像度を高める

好きな音声メディアの一つである「知らんがなラジオ」を聞いていた、
「解像度を高めるデザイン」というフレーズが出てきた。
つまりは気づきを与えるデザインということなのだけれど。
建築設計にも同じことが当てはまるかもしれない。

建築設計で解像度を高める

ただ、建築設計において大切なのは建物ができるまでの過程で気づきを持ってもらうことかもしれないと思った。
住宅であれば、日々の生活をもとに建築への要求が出てくると思うし、
オフィスであれば日々の働き方から要求が出てくると思う、
日々の生活を思い返しながら、新たな空間を考えるときに解像度が高まるような対話ができるといい。
あっ!今の生活ってこんな感じだけれど、良くしたいのはこういうところだな、みたいな。

建築設計に役立つ生活

自分自身の生活の中でも解像度高く、物事を見ておきたいし、
どんな経験も建築設計に生きるだろうと思う。
キッチン設計するなら、料理しておいた方がいいように思うし、
(料理しなくてもキッチン設計できる人はもちろんいると思う)
オフィスで働く経験がある方がオフィスに対する解像度は上がると思う。
日々の経験は全く無駄にはならない、建築設計はいい職業だ。

ぼーっと過ごさない

では、何かをしているだけで解像度が上がるのか?そういう訳ではないように思う。
個々の出来事に意識を向けることで気づきと解像度を高める。そんなことが大切だ。
ずーっと緊張しているのは大変だし、そんなことはできないのだけれど、
日々の生活で気づきを逃さないこと、改めてそれを意識しよう。

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