見出し画像

2024年6月27日の日記

二日酔いというほどではないけれど、飲んだ日特有のだるさが胃の底のほうでとぐろを巻いている。ひとまずさっぱりしたくて、トマトとツナのぶっかけそうめんをつくる。人に手料理を振る舞う気など毛頭ない僕だけど、そうめんくらいなら食べてもらっても大丈夫と思えるので、そうめんは偉大。

友達が帰ったところで、ぼちぼち仕事を始めようかなとデスクに向かってみるものの、特段急ぎの原稿があるわけでもないので、午前中はダラダラすることに決める。深酒をした次の日は生産性が1/10以下になるので、本当に酒は百害あって一利なし。

昼から取材へ。ザ・大物取材だったけど、とっても人間らしいチャーミングな話が聞けて満足。大物取材ほど、その人がすごいことはもうみんなわかっているので、武勇伝的なことよりも、ちょっと身近に思えるような人間味のある話のほうが聞きたいなと思う。

自覚はしていたけど、数週間前から眉間のあたりにかぶれができていて。どんどんかぶれの範囲が広がり、今は小鼻の周りまで赤い炎症のようなものができてしまっている。会う人会う人に「皮膚科に行け」と勧められるので、観念して皮膚科へ。ステロイドを処方してもらう。

原因はよくわからないけど、化粧水が合わないのかなという話をしていたら、美容オタクの友人が「魔女工場」をレコメンドしてくれた。

坂口健太郎が大好きなので、ずっと気にはなっていたんだけど、化粧水だけで3000円近くする。ライン使いしようとすると、万超えは確実。スキンケアグッズとしてそこまで高いわけではないんだろうけど、無印の化粧水と乳液で凌いできた人間からすると、別世界に足を踏み入れたような感覚にはなる。美容系のアイテムって、一度グレードを上げると、そこから下げるのが難しい。

とはいえ、肌は清潔感に直結する要素。お肌も何度目かの曲がり角を曲がって、おそらくこれまでと同じケアでは追いつかないことも増えていくんだろう。人間は年をとればとるほどメンテナンスにお金がかかる。

そんなことで悩んでいたら、冷蔵庫の取っ手が折れた。一気に冷蔵庫への愛がなくなり、今すぐ捨てたい気分になる。が、今月は電気ケトルを新調したばかりだし、ひと月で2つも家電を買うのは心理的なダメージがデカい。

幸い取っ手が折れただけで、ドア自体は開くので、当面はこのまま使ってみることにする。ただ、使うたびに取っ手が折れてるみずぼらしさにストレスが積み重なっていくことを考えれば、とっとと買い替えたほうが精神的に快適な気も。

知らぬ間にガタが来るのは人間も家電も同じ。生きていくだけで、どうしてこんなにお金がかかるんだろう。

6兆円ほしい。

サポートは必要ございません。お気持ちだけでじゅうぶんです。 もしサポートしたいという方がいらしたら、そのお金でぜひあなたの推しを応援してください。