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2024年6月28日の日記

いつも通り7:55に起きて『虎に翼』。まさにこれまでの3ヶ月の積み重ねを感じるような回になっていて、このドラマはミュージカルでいうところのリプライズがめちゃくちゃうまいなと感動した。優三さんのあの変顔が『モンパパ』のえびす顔とつながっているなんて思わへんやん。泣くしかない。

外は鬱陶しい雨。もうすでに昼からの取材に行きたくなくなってるので、どんな天候であろうと出社している人たちは本当にすごい。自分も20代の頃はやっていたはずなのに、こんなジメジメした空気の中、どうやって満員電車をやり過ごしていたのか思い出すことさえできない。フリーランス、ストレス耐性が著しく低くなるので、人格形成的にはいろいろまずいだろうなと思っている。

今日締め切りの原稿に手をつけるが、それまでに出した原稿もざくざく朱が入っていたこともあり、なかなか筆が進まない。朱が入ると、どうしてもその人の理想としているものにおもねろうとしてしまう。発注者ニーズに応えるという点では正しいんだけど、僕の場合は逆に表現に迷ったり、切先が鈍ってしまうこともあるので、その姿勢が書き手としてはたして正しいのかは今いち自信がない。

本当は昼過ぎまでに書き上げるつもりだったけど、まとまらず、そのまま取材へ。話し手が、こちらの質問に対して真面目に答えてくれたけど、その次の質問に対する回答がさっきの質問の答えと真逆のことを言ってて、わずか3分でこんな矛盾が爆誕してしまうんだから、人間の言ってることややってることに整合性を求めてはならないなと、妙に達観した気持ちになってしまった。ちなみに、ややこしくなるだけなので、その矛盾については指摘しなかった。なんとなく話し手も「あ、今、矛盾してること言ってるわ」と気づいていたけれど、スルーしていた。お互いなんとなく気まずさを残してインタビューは終了。こんな日もある。

帰ってからも、書きかけの原稿にうんうんと唸る。仕事が行き詰まったときほど、僕はジャンクなものを食べたくなる。夕食は、数年ぶりに買ったエースカップの豚キムチと、スナック菓子のスコーン。体に害しかない。関係ないけど、エースカップを食べている人を見ると、完全に質より量なんだなという感じがして清々しい気持ちになる。チョコチップ入りのスティックパンを食べている人にも同様のことを感じる。食事なんて腹を満たせばそれでいいのよという豪快さは、生きる上での迷いのなさに直結しているのではないだろうか。

なんとか書き上げて納品したのが20時過ぎ。特段やることもないし、観たいドラマもなかったので、『ドラクエ11』をする。前にエマと結婚したくないという日記を書いたけど、どうやら『ドラクエ11S』だと仲間キャラから自由に結婚相手を選べるらしい。じゃあマルティナにしようと思ったら、まさかの男性キャラも対象だったので、カミュ一択。二人の同棲イベントまで見られて、スクエニは腐女子の夢を叶えすぎていた(ただ、頑なに「結婚」というワードは使われていなかったので、あくまで恋愛感情はないという設定なのだろう。スクエニの限界)。

23:00過ぎからジムへ。時間があったのでたっぷりと運動する。ダンベルを20kgに上げた。ダンベルプレス30回はなんとかこなせたけど、そのままダンベルフライをやると一気に疲労がたまって持ち上げられなくなる。ここから少しずつ慣れていこう。『星を編む』も読み終えて、満足。特段大きなトピックはないけど、やるべきことはやれた妙に達成感のある1日だった。

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