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雑談 私と本をつないだ人たち


歳をかさねて荒んでしまう前に…
感謝の気持ちと初心を忘れないために書き置きます。

私が本を好きでいられるのは、いろんな人の巡り合わせに恵まれていたからです。


わたしの過去を振り返った時、ほんとうに人に恵まれていたんだなあ、と気づきました。

あの時のあの人との出会いがなければ…と考えると、今とはまったく違う人生を歩んでいたでしょう。

わたしを構成しているのはわたしではなくて、周りの人によって形作られていると感じます。

自分で言うのはなんだけど、とっても穏やかな人間です。
だけどそれは自分が聖人君子なのではなくて、周りの人がみんなそうだったからです。

だから自分を卑下することは絶対にしません。
それは自分の周囲の人を卑下することだから。

自分が褒められた時は素直に受け取ります。
それは自分の周りの人を褒めてくれていることだから。

高校の先生
いつも私を応援してくれていた。進路に迷った時も、受験で苦しんだ時もいつも支えてくれた。文学部に行くことに悩んでいた(今思えばちっぽけな話ですが就職しにくいというイメージに囚われていました)時に、高3の担任の先生から助言をもらいました。

アルバイト先のみなさん
私にチャンスを与えてくれた社員の皆さん、いつも気遣ってくれる優しいパートの方々。アルバイトだとイヤな社員・お局みたいな話を聞くけど、かつてのアルバイトでそんな人はいませんでした。この時についた自信や書店員の方を見たことが今にも繋がっている気がします。


友人
本当にみんな優しい。わたしの嫌いな部分を受け入れてくれる。笑いをくれる。
留学生にも力をもらいました。自分らしさを大切にという考えを言葉と生き方で教えてくれてありがとう。留学生の友人が一番大きい存在で、本とは直接関係ないのだけど一番私と本をつないでくれた(目に見えないかたちで)存在です。


出版業界の方々
進路の相談にのってくれたり、雑誌の編集の経験をもらいました。憧れが近くにあったから迷わずわたしも道を進んでいけました。


物語のキャラクターたち
夢を諦めそうになった時、自分を嫌いになった時。そんな時にいつも心を支えてくれました。そして今も。人生の岐路でいつもこう思います。彼・彼女ならどんな選択をするだろう。僕の生き方はいつも登場人物たちの影響を受けています。