筆子が最近思い切って捨てた本
エッセオンラインに新しい記事がアップされました。よろしければお読みください。
私が手放したものを5つ紹介しましたが、そのうちの1つが本です。
このnoteでは捨てた本について、少し掘り下げてお伝えします。
本を捨てようと思った理由
私はもともとたくさん本を持っていて、毎回、引っ越し荷物の最大のネックになっていました。
服や雑貨はそんなにありませんが、とにかく本が多い。
だから今回も、引っ越しのだいぶ前から、まめに本を手放し、引っ越し直前は、かなりばさばさ捨てました。
手放した基準
・かさばる本:大きい本、重い本は最優先で断捨離を検討
・もう読まない本:すでに読んだ本はもちろん、未読本でも、もう読まないだろうと思ったものは捨てました。
私の経験では、ここ数年、読んでいない本は、「もう読まない」と考えて大丈夫です。
というのも、本はどんどん供給されるから。
図書館や本屋に行く習慣があったり、Kindle Unlimitedなどの本の読み放題サービスを利用していたりするなら、読むものは永遠と目の前に現れます。
現れ続けます。
・1年さわらなかった本
昔購読していたフランス語の子供向けの雑誌や小説は全捨て。
娘(スリフトショップの店長)に引き取ってもらいました。
娘は、「う~ん、フランス語の本は売れないと思うけど、一応店に出す」と言ってくれました。
(何度も書いていますが、筆子はカナダの英語圏在住)。
ところが、これらの本はわりとすぐに売れました。
「ママのフランス語の本のリトルセット、きょう全部売れた。その人、息子に読ませるって言ってたよ」とのこと。
よかった、活用してくれる人がいて。
・電子書籍で手に入る本
電子書籍で入手可能なものは、全捨て。
特に、フランス語関係のものは、アマゾンで調べて、電子書籍を見つけたら、全部ブックマーク(お気に入り)に入れました。
ここまでやっても、まだけっこう本がありました。というのも、フランス語の参考書は、あまり電子書籍になっていないからです。
そこで、さらに、
・紙本で手に入る本(つまり絶版になっていないもの)
これも捨てました。
絶版になっていなければ、日本に行ったときアマゾン等から購入できますから。
『サザエさんうちあけ話』も捨てた
エッセオンラインの記事で、「9年前にこの本だけは手放さないとブログで書いていたお気に入りの本」とあるのは「サザエさんうちあけ話」です。
ブログの記事はこちら
この本、いつ買ったか忘れましたが、ずいぶん昔から手元にありました。
何度も読んだので、かなりぼろぼろ。
エッセの記事にも書きましたが、巻頭のカラー刷りの文章(ところどころ絵が入っている)がとても読みにくいんです。
アマゾンのレビューでも同じことを書いている人がいます。「なぜ、黒い活字にしてくれなかったのか」と。
強く同意します。
若いうちは全然気になりませんでしたが、老眼になると、老眼鏡をかけても、読みにくい色使い、判別しにくい文字は目(つまり脳)を疲れさせます。
もしまた、読みたくなったら、日本に行ったとき買って、そのときは業者に頼んで電子化してもらうつもりです。
実は、引っ越し前も、「これとこれは電子化してもらおうかな」、なんて考えて、業者のサービスや値段を見比べていました。
でも。
デジタル化すれば、それはそれでデータが増えるので、「本当に読みたくなるときまで」待つことにしました。
ついでに捨てたコロンボの本と捨てなかった本
ついでにこの本も捨てました。
もしあなたが、
1.刑事コロンボのファン
2.たまたま古本屋でこの本を見つけた
以上の2つの条件を満たすことができたなら、この本は買ったほうがいいです。
良書ですので。
アマゾンでは、古本が1400円で出ていますが、この値段で買ってもファンならば満足します。
私はこの本のレシピを参考に、チリコンカーンを作りました。
料理を嫌いなこの私が。
そうやって、かなり思い切って捨てましたが、『奥さまは魔女よ、永遠に』は手元に残しました。
もしあなたが、
1.「奥さまは魔女」のファン
2.たまたま古本屋でこの本を見つけた
以上の条件を奇跡的に満たせた場合、この本も「買い」です。
良書です。
この本の著者は、筋金入りの「奥さまは魔女」のファンなので、随所に愛を感じます。
みなさんもご存知でしょう。ファンの愛が、どれほどすごい偉業を成し遂げさせるかということを。
今私が持っている本で、テレビ番組に関係のある本はこの本だけです。
かつては、The Partridge Family Album なんていう本も持っていましたが、これはだいぶ前に捨てました。でも、この本も悪くないです。
日本の本屋では見つけられないでしょうが、あなたが、この番組のファンで、奇跡的にこの本を海外で見つけることができたら、この本も「買い」かもしれません。
https://www.thriftbooks.com/ でたった5ドルで売っているので、入手は難しくなさそうです。
今後の捨て計画
かつて、英語やフランス語の勉強本を買いすぎて、そのたびに大量に断捨離するという行為を繰り返したので、韓国語の勉強本は、できるだけ増やさないようにしています。
でも、すでに3冊、紙の本を持っています。
やはり、紙の本のほうが勉強しやすいので。
この3冊だけ、徹底的にやりこむことにして、ぼろぼろになったら(もしくはレベルが上がって、初心者向けの本が不用になったら)、すがすがしい気持ちでゴミ箱に投げ捨てる。
これが今の私の計画です。