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カナダの賃貸物件探し~その10 引っ越しのロジスティクスを考える

2024年5月1日にした引っ越しに際して、私がやったことを書いています。

前回は、ジョンの家より安い物件を見つけた話。

今回は、直後の4月8日に、娘と引っ越しのロジスティクスを考えた話です。

この記事が役立つ人は

1.)カナダで賃貸物件に入りたいと思っている庶民(お金持ちや自分で家賃を払わなくてもいい人は、私の体験は役立ちません)。

2)リアルな英語に興味のある人


娘のテキスト 

4月8日の朝、娘からテキストが届きました。

娘のテキストと私の返事

和訳:
娘:私、30日と1日に休みを取ればいいよね?
筆:うん
娘:どんなものをどれだけ運搬するのか教えてくれない? 大きいものや重いものがあるかも。

ジョンの家への入居が決まったので、娘は何をどれだけ動かせばいいのか知りたいようでした。

引っ越しのロジスティクスを考える段階に入ったわけです。

30日と1日と娘が言っているのは、家主のジョンが、4月30日に私たちの住んでいる街に出てきて、鍵を渡すと言っていたからです。翌5月1日は引っ越し当日です。

引っ越しのロジスティクスで考えるべきこと

引っ越しのロジスティクスは、引っ越しという行為を円滑かつ効率的に行うために、物の移動・運搬計画や、それにまつわるタスクを管理することです。

引越し業者に頼めば、運搬については向こうの人が考えてくれますが、私は、自前で引っ越すので、いろいろ計画しなければなりません。

といっても、私が考えたのは、

計画段階(引っ越しより前)

・引越し日時の決定 ⇒ すでに5月1日に決めていました。

・荷物の整理と梱包 ⇒ 引っ越しを決めた日から少しずつやりました。荷物を梱包するために、バンカーズボックスや簡易ダッフルバッグみたいなものも購入しました。

こんな感じのもの。

それぞれけっこう高かったので、「ママ、どうして、こんなの買うの?(バカじゃないの?) 箱なら私がどこからか調達するのに」と娘に言われましたが、箱も袋も買ってよかったと思います。

ただでさえ娘は忙しいので、箱の調達まで頼んだら、娘の負担が増えるばかりだったでしょう。

・必要な資材や人員の確保 ⇒ 上に書いたように箱と袋は自分で調達し、人員は娘を起用。娘にU-HAULの一番小さいバンを借りるよう指示しました(もちろん料金は私持ち)

実行段階(引っ越し当日)

・荷物の積み込み⇒家の入口付近までは、全部自分で荷物を動かし、実際の積み込みは娘と娘の友人にやってもらいました。

・運送⇒娘の運転するバンにて、自分ごと運んでもらいました。

・荷物の積み下ろし⇒娘と友人が主にやりました。まあ、私も手伝いましたが、動きがスローなので、私が小さい箱1つを運んでいる間に、娘と友人が、3つぐらいひょいひょいと運んでいた感じです。

しかも、箱を持って、階段を下りるのがすごくきつく、よたよたと運んでいたら、娘の友人が、娘に、「お母さん、あのままだと死ぬかも……」と言ったので、娘が手伝ってくれました。

荷物を運んだとき、つくづく自分のを感じましたが、娘は、重量上げが趣味なので、重いものを持つのは、たぶんカヴィ(現在の家の家主、若い男性)より得意です。

・新居での配置⇒全部自分でやりました。とはいえ、家具はイケアで買ったものを娘が組み立てて、私の希望に従って置いてくれたので、娘がやったとも言えます。

その他

・廃棄物の処理⇒今回、私だけが家を出て、元夫は引き続き前の家に住んでいたので、自分の不用品だけがんがん捨てました。

本来、賃貸物件から出るときは、かなりしっかり掃除をしていくのが普通ですが(しない人もいるらしい)、私は、自分の部屋だけ掃除しました。

・引越し後の手続き⇒特にやることはありませんでした。家賃を払っただけ(ダメージデポジットは引っ越し以前に払っていました)。

引っ越し前にやったことは、全部このシリーズに書いているし、これからも書きます。とは言え、ほとんど書いてしまいました。

娘のテキストの話に戻ると、運搬担当の娘は私の荷物がどれほどなのか、知りたかったのです。

私の荷物でかさばるもの

私はあまりかさばるものは持っていません。

noteの読者の方はご存知ないでしょうが、実は私はミニマルライフを志向しており、物はあまり持たない主義です。

「ミニマリスト」とブログに書いていますが、これ、冗談やウケ狙いではなく本当なんです。

特に、家具など自分で持てないような大きなものを買って所有することは極力避けていたので、できるだけ夫のものを借りて使っていました。

まあ、引っ越し後、主義に反していろいろ買いましたのでもはやミニマリストではないかもしれませんが、引っ越し前は確かにミニマリストでした。

すでに紹介したと思いますが(noteは過去記事の参照が困難なので、調べきれません)、私の持っていたかさばるものは以下の写真にあるものでした。

ミニトランポリン、座椅子、折りたたみの机
イケアで買ったワゴン、安いスタンディングデスク

ワゴンの一番上の段は夫が使っていましたので、彼のものが入っています。

このスタンディングデスクは、自室で使うために買いました。デスクとしても使いましたが、主にプロジェクターを置くのに使っていました。引っ越して、使い道がなくなったので、もう廃棄しました。

娘は、
What about the big desk u work at?
「仕事で使ってる大きな机は?」

と聞きましたが、この机は、もともと夫のものだし、その上に乗せていたスタンディングデスクにするためのものは、新居に持ち込まないことにしました。

こんな感じのもの。

こんなに高い商品ではありませんでしたが、コンセプトは同じです。私が使っていたものはすごくかさばり、重かったので夫に言って、そのまま残してきました。

新居では、スタンディングデスクそのものを買うつもりでしたし、実際購入して、「つぶやき」で紹介しています。

Okay so u basically have no furniture
They're small they look like they will all fit in my car
I thought I needed to rent a uhaul

「つまり、ママは家具はないのね
みんな小さいから、私の車に入りそう
U-HAULを借りないとだめだと思っていたんだ」

確かに家具らしい家具はありませんが、私は本をいっぱい持っているのです。しかも、塗り絵グッズもあります。

だから、娘にはU-HAULの一番小さなバンを借りるよう言いました。

実際、荷造りしてみたら、毎度のことですが、本当に本がいっぱいあって、うんざりしました。

本は重いので、バンカーズボックスいっぱいに入れてしまうと、すごく重くなるので、たくさんは入れられません。

だから、運搬する箱がたくさんできてしまい、娘の車だけでは、運搬しきれなかったと思います。

きょうの結論

引っ越しするなら本を減らすことが第一。

本をあまり持っていない人もいますが、賢い生き方です。ただ、他のものをいっぱい持っていたら、本が少ないメリットが打ち消されてしまいます。

続く…

今日のCくん

画面を2分割して、私と娘がそれぞれテキストしている画像を生成してもらいたかったのですが、うまく行かず。またもや大量の失敗画像が生まれました。

たとえば、これ。65歳ってこんなに老けてる? まあ、若い人は、65歳も75歳も85歳も同じように認識するんでしょうね。

筆子の首に筋をつけるなと言ったら、いきなり着物を着せたCくん

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