見出し画像

8日目

1週間ぶりに出社しました。会社までいくのはめんどくさいですし、別に人とも会いたくはないんですが、やはり捗りますね、会社は。





別にこれ以上話すことがないので、チェーンソーマンの話をします。

画像1

これです。漫画です。

2巻ぐらいまでしか読んでなかったので最新6巻までまとめて買いました。

文章にまとめようかと思ったんですが、あんまり気力もないので、数日前の映画の感想みたいに、箇条書きにします。

読んでない人は読んでからにしてください。以下ネタバレあり。

・こんなにザラザラしている漫画は初めてみた。個人的には弐瓶勉よりもザラッとしてると思う。え?ザラッて何かって?感じてくれよそれは。ポイントは漫画内の一般人のリアクションかな。

・金玉は蹴られると本当に痛い、痛すぎてあんなにコミカルなシーンの数々(複数回金玉が蹴り上げられる漫画なかなかレア説)でも玉がきゅっとするんですよ。だから作者は女性だと思う(?)

・設定、わりとガンガン後付けされてる気するんだけどこれは説明が下手なだけなんだろうか、最高に面白いのでどっちでもいいんですが。

・前作「ファイアパンチ」もかなり好きですが、その時よりも好き勝手描いてる感は薄れてる気します。それがすごくいい方向に出てると思う。ファイアパンチはもうマジで今日は何描こうかな~~ぐらいでストーリー決めてるんじゃないかってぐらいアドリブ感(あくまでも【感】なのがこの人のすごいところです、本当は緻密に計算されてると思う)が凄かったので。

・デンジのキャラが良すぎますね。いわゆる「バカ」の枠に入ってるようでぜんぜん違うんですよね。彼はバカなんじゃなくて、いわゆる人として育ってないのでそもそもバカとかアホとか言うのはお門違い、って感じ。

・デンジがすごいのは、人に合わせようとしないんですね。まったくもって足並みをそろえようという気がしない。完全個人主義というか。人を好きになるのも基本的には性欲です。忠実なんですね欲望に。
ひたすらに社会性がない、というわけでもない気がするんですが、自分を疑う事を基本しない。それはなぜかというと、彼は一人で生きてきたから。一人で生きてきたから、人と関わる生き方がよくわかんないんだと思う。
だから人の顔色を見たりとかしない。そもそも人の顔の色がよくわかんないんだと思う。

・アンチソーシャルなんですよね、デンジの生き方が。個が強烈に光っている。
男として憧れる生き方ですよあれは。何者にも依らずに、自分を疑う事すら知らずに、道徳観なんか知らないので自分の邪魔するやつは真っ二つにして踏み潰して、生きる。っていう。

・この漫画、捉えようによっては勝手にひとりひとりで主張する個人主義とSNSみたいな見えないシガラミを、実に都合よく両立させようとしている人類に対する、かなり強力なカウンターパンチなんじゃないかと思います。本当に?

・彼が人が死んで泣かない自分って変なのか?って考えるのは数秒です。わからないことは考えない。そういう意味でも彼の立ち振舞いは人じゃないという違和感がすごい。

・デンジ最高 この漫画はデンジに凝縮されてる。

・あとネーミングが最高です、この漫画は。
「パワー」っていうキャラ名すごすぎるだろ、パワーて。天才かよって思った。

以上です

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?