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FF14、始めるまでが超大変だ


みなさんこんにちは、不安です。

「現在FF14をやっています。ここまで進みました」という話をしようと思っていたのですが、その前に興味を持ってくれた友人への手引きを書くことになり、せっかくならフォロワーさんで気になってる人もいるなら公開記事で書いてしまおう!と大幅に加筆して公開することにしました。始めたばかりの頃(2020年初夏)、誰に見せるでもなく書いていた「FF14始めたいけどわからないことが多すぎる」という弱音がnoteの下書きに残っていたので当時の自分の疑問を参考にしつつ、なるべく本編のストーリーのネタバレ無しでゲームの導入付近の情報や手引きをまとめていきます。

短くまとめるのも苦手なのでめちゃめちゃ長いです。忙しい人は目次の中から気になる項目だけ読んでください。半分くらいは自分用の振り返りを含めた備忘録みたいな気持ちで書いてるので、そもそも不特定多数の人に向けたプレゼンって感じじゃないし……ていうか私の記事って大体そう……だから長くなるんですけど……。

勇ましい俺ヒカセン

ちなみに現在の進行度は蒼天(二章目)が終わった所です。
※本当は章ではなくパッチ〜と言った方が正しいのですが、このゲームについて何も知らない人には少し伝わりづらいと思うので、あえて「章」として扱います。

散々フォロワー達に言われていたことですが、それはもう、色々な事がありまして……蒼天で一気にストーリーに引き込まれました……。良い意味でも悪い意味でも、まんまと心を揺さぶられちゃったワケです。非常に悔しい(?)。ゲームに手のひらで踊らされてるのが自分でもよ~~~くわかる。悔しさがすごいある。でもゲームに踊らされる事こそゲームを自分でプレイする事の醍醐味でもあり、自分はこれを味わいたくてゲームをやっているので正直とても嬉しくもあります。ゲームに「してやられた」って悔しさと嬉しさが共存するプレイ体験が一番印象深くなるからね。

この記事では自分が始めたばかりの頃の四苦八苦したエピソードを元に解説するので、「FF14やってみたいけど準備とか仕組みが難しそう」と思ってる人のきっかけに少しでも繋がればいいなと思います。

正直に言いますが、ツイッターで何度も言ってるようにFF14はゲームのライト層にとっては準備段階だけじゃなく中身も色々が難し過ぎるし、操作に慣れるまでの時間も結構かかるゲームだと、慣れてきた今でも思う……。ずっと「わからん!!!!難し~~~~~~!!!!!」って言いながらやってます。

本当にこれなのよ。今までのゲーム人生の中で難しかったゲームランキング不動の第一位って感じ。でもこれは決して批判記事ではなくて、「簡単だよ~!」と自分が人にお薦めするのはさすがにウソになってしまうくらい分からなかった事や苦労した事がめちゃくちゃ多かったから、そこはきっちりと書いたうえでこのゲームの面白さと素晴らしさをちゃんと書きます。ストーリーのネタバレも無いのでご安心を。ネタバレを含んだ感想はまた別記事で改めて書くかもしれません。

※以下の記事は執筆当初(2022年8月ごろ)の情報で書かれているため、現在のゲーム内のアップデートで修正されたり追加された機能もあります。適宜追記や修正をしていますが、情報自体はあくまでも「古いもの」とご了承の上お読みください。あとXのアカウントも引っ越しをしてしまったので埋め込んであるリンクは切れてます……すいません……。移動先が気になる方はプロフィールからご確認ください。



【はじめに:FF14とは】

お褒めいただき光栄

私なんかの記事よりもっとわかりやすく記事にしてくれてる人が居るので(この項目の最後に記事を貼ります)、簡単な紹介の後は主に自分がしんどかった部分を順にピックアップしていきます。

FF14(ファイナルファンタジーXIV)とは、スクウェア・エニックスが運営・開発するオンラインRPGゲームのこと。自分自身が主人公の「光の戦士」となり、エオルゼアという世界を舞台にしてFFシリーズでお馴染みのチョコボをはじめとした生き物や乗り物に乗って移動したり、過去作のモンスターやキャラクターの登場する世界で生きる住人となって旅をすることができます。 MMORPG(エムエムオーアールピージー)というジャンルでもあり、これはMultiplayer Online Role-Playing Game(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイングゲーム)(なげー!)というオンラインで遊べるRPGのことを指します。仮想の世界を自分が作ったキャラクターで冒険する事ができ、ゲームの中では従来のRPGのようにNPC(ゲーム側のキャラクター)だけではなく、他人が操作するプレイヤーキャラ達と共にリアルタイムで協力プレイすることができます。つまり仮想の世界で友達と一緒に戦いに行ったり、難しいダンジョンを攻略したり、オシャレしてツーショを撮ったり……等できるという事。直接人と会って遊ぶのが難しいコロナ禍にはぴったりのゲーム。

プレイするにあたって開始当時の自分が気になった事を上げると、

・まず何を準備すればいいのかわからない
・ゲーム性から見ると主に何をするゲームなのか
・無料で遊べるらしいけど月額料金を払うとどう違うのか
・交流ってした方がいいの?
・データセンター?サーバー?って何?どう選べばいいの?
・容姿は後から変えられるの?
・そもそもクラスとジョブって何?
・プレステにも年間料金プランがあるけど必須なの?

ざっとこんな感じ。たぶん他にもある。遊んでるうちに疑問が出てくるならまだしも、始める段階で既にこんな調子だった。最初からとにかくわからない事が多すぎて白目をむいてました。

始めようと思っただけでも新しく頭に叩き込まなきゃいけない知識や疑問が次々に湧いてきて正直眩暈がした。運営が想定している以上にオンラインゲームに疎い人(私)は理解が追い付かず完全に白目をむいていた。バフとかデバフとか、パーティの役割も何にもわからないから自分の攻撃効果も何を言ってるのかさっぱりわからない。ゲーム内にも一応案内はあるのだけど、プレステのコントローラー操作に慣れてなくて上手く開けず、ゲーム内からも調べられなかった(これは機械音痴の私が悪い)。ただでさえデジタルに疎くて理解力も乏しい自分にとっては滑り出しが最悪で躓きまくりでした。

まず自分は昔からほぼ任天堂のゲームしかしてこなかったからなのか、任天堂以外のゲームのUIというか、ゲーム画面のクセ?が掴めてないのもあると思う。ターゲット層が違うから比べるのも的外れだとは思うけど、任天堂のゲームが機械音痴にもめちゃくちゃ易しいから……。FF14は後からプレイヤーが自分のスタイルに合わせてゲーム画面のレイアウトをカスタムする前提で作られているので(多分そうだよね……?)、良くも悪くも最初から目に入る情報がめっちゃ多い。最初まっさらな状態から徐々に機能が増えて、少しずつ使い方を覚えさせてくれるチュートリアル(ゼルダの伝説や3Dマリオ)に慣れきっていた私は最初から多機能すぎる画面に対して軽くパニックになりました。

イラストソフトに例えるなら、とにかく多機能でレイアウトが自由自在な代わりに情報量も超多いクリップスタジオ。そしてFF14と比較対象に同系統の探索RPGで上げられがちな「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド(任天堂)」を例えるなら、クリスタより機能数は少ないけれど感覚的に使うことへ特化した、UIが超シンプルなプロクリエイトって感じ。伝わる人にしか伝わらない例えで申し訳ないけども……。

グリダニア近くの黒衣森。マジできれい。

始めるきっかけになったのは、フォロワーが載せていたスクショを見てから。色んな環境の場所へ旅ができるのがとても魅力的に見えた事や、様々な容姿の種族が選べるキャラクリが楽しそう、という気持ちだけでした。ゲームシステムどころかFFシリーズを今までやったことも無く、世界観やストーリーの雰囲気もわからないまま完全にガワの雰囲気だけで始めました。さらに事前に何も調べず初手でPS4を衝動買いしてしまっていたので、プレイ開始時に「訳がわからないから」と言って一旦後に引くこともできず「もう本体とソフト買っちゃったんだからやるしかない」と半ば強引に士気を上げてやりました。つまり、後先考えない自身のフッ軽によりプレイせざるを得ない状況が生まれたわけです。自分の性格は自分が一番よくわかってるから、こうでもしないと本腰入れてちゃんとゲームやらないのよね……。

それでは長い前置きはこの辺にして、順にそれぞれの項目についてまとめていきます。


【まず何を準備すればいいのかわからない】

この項目は私自身のプレイ環境を元に、開始当初分からなかった事や必要な備品について解説しています。正直、特に興味の無い人にとっては退屈でしかないと思うので「とにかく何をやるゲームなんだよ!?」って人は飛ばして次の項目へ行っちゃってください。

FF14を遊ぶために買うものはゲーム機(PS4、PS5)とそれに対応したコントローラー、または対応しているPCがあればOKです。あれば便利な附属品は後ほど紹介します。ただPCはそれなりにスペックが良いものじゃないとまともに動かないので、ご自宅のPCのスペックを事前に調べてから動くかどうかを確認してみてください。対応PCとかスペック云々に関しては私は知識が無いので、ちゃんとその道に詳しいブログなどを各自検索してください……。すいません、こんな調子で知識が曖昧な事は投げながら知ってる事だけをかいつまんで説明します……。

PCの場合は操作性もゲーム機とは少し違うそうで、難しいステージをプレイするベテランのユーザーが使ってるイメージ。スペックの高いPCでは処理速度が早く、高難易度のコンテンツではキーボードでの操作性の違いが顕著に出るためやり込み勢的にはPCとキーボード操作の方が良い、と聞きました。処理が早いというのは高難易度コンテンツになればなるほど恩恵を受ける事になるし、出来る事ならスペックが良いPCでやるのが環境としては最適なんだと思います。あと据え置きゲーム機でやるにしても画面出力もテレビじゃなくてゲーミング用ディスプレイ使うとか……。高難易度だと繊細な操作を求められるため、ラグが命取りになるらしいです。「らしい」と言ってるのでもうお気づきかと思いますが、私は上記で上げたものは使ってないのでわかりません。

最初から高難易度を目指す超絶自信ありゲーマーならまだしも、ゲーム操作に元より自信が無くて初めからそんなに環境コストかける気にならんよ……って人は大人しくプレステでいいんじゃないかな……。私はPC自体が10年以上前の化石だから動かなかったし(ipad買ってからほぼ使わなくなってしまった……)、パソコン買うより全然安価で済むPS4を選んだ感じです。しかも中古。というか、キーボードでゲームをやるための操作を今から体に教え込んで慣れるまでのしんどさを想像してゾッとしたので、比較的に馴染みのある使用感の据え置きゲーム機で遊ぶ方が無難だと思いまして……。ちなみにPCでもPS4のコントローラーって使えるらしい……?ので、PCで遊べそうならPC+コントローラーでいけると思います。

当時はまだPS5発売前でしたが、中古も比較的出回っていて「薄型・スリムCHU-2000シリーズ(多分一番最後の最新型)」のPS4を無事購入。容量は500GBです(500GBは少ない方で、1TBもあるよ!)。初代PS4に比べて処理速度は上がってるので、旧型より高くても買うなら絶対こっちです。初代の処理だと多分今のFF14全然動かないと思う……検証してないからわかんないけど……。購入当時の二年前は中古(状態:非常に良い)で38000円くらいでしたが、今だとアマゾンで23000~5000円程度で買えるようです。新品はすでにメーカー生産が終了しているので、PS5のデザインが好きになれないとか、どうしても新品で欲しいという方は急げばまだ買える所もあるかと思います。

以下、スペックの比較サイトです↓

そして、使用しているモニターはゲーム用ではなく普通のテレビです。ていうか、ほとんどの人がそうじゃない、、、!?モニターなんか気にしたこと無かったよ……。ただ、周りのガチのゲームオタクに聞くとやっぱり反応が全然違うらしいので、一度ゲーミングモニターにしたら戻れなくなる気がする。

ネット環境は光回線ですが、つい最近までWi-Fiでやってました……。すいません、すいません……まだFF14では回線落ちしたこと無いから許してほしい、、、、。コンテンツ入った時に私が一番ロードが長いからロード中の真っ黒な画面でいつもみなさんの挨拶チャットの通知音だけが先に聴こえるよ!……時々止まるし、やっぱり回線遅かったんだろうな……。
でも速度に関しては無線とPS4でやっていても別にこれと言って壊滅的にラグいと感じた事も無かったです。もしかして爆速回線の他人から見たら度々止まってるのかな、、、マジですいません。でも他の環境でやったわけじゃないから差がわかんない。つい数日前に有線にしたけど、ちょっとだけロードが早くなった気がするだけでぶっちゃけそこまで劇的な違いも分からなかったです……。
高難易度コンテンツだとメインクエストの必須コンテンツとは桁違いの攻撃とギミック数で画面の処理がヤバい事になるから、回線弱いと回線落ち一歩手前くらい自機が動かなくて大迷惑らしいです。まったり遊んでる今の私には無縁な話ですが、そのレベルに達してなければWi-Fiでも普通に遊べているという事でもあります。この世の全ての人が有線で遊べるわけでも無いからね、、、、部屋の位置的に配線難しかったりするしさ……。

そして、もしあったら便利な付属品はキーボードです。野良の人にチャットをする事が度々あるのですが、これがゲーム画面からコントローラーに切り替えてから、さらに画面のカーソルでぽちぽちとチャットを打つのがかなりめんどくさくて……チャット入力の度に自機が止まるから返事するための操作切り替えしてるうちにパーティに置いてかれてしまう……。キーボードがあると切り替えも打ち込みも早くてめちゃくちゃ楽です。

とか言ってますが、私はずいぶん長い間キーボード無しでやってました……ハハ……。しかし、ついに昨日、ワイヤレスキーボード買いました。おめでとう。ゲーム操作で使うわけではないので安価なものですが、チャットでお礼が気軽にできるようになったのがとても良いです。操作もそうだけど、心的負担というか、すぐお礼できるからもどかしくない。もっと早く買えば良かった。


これです。初めてワイヤレスキーボードを使ったんですけど(ウソ……)ものすごい便利ですね!?でも繋ぐまでの間に唯一やらかした事は附属品を捨てそうになった事ですね……どう考えても私のドジですけど……。これは安価だから梱包も簡易的で、まず電池が見当たらなくて「なんだよ~電池付いてないのかよ〜!」と思ったらバラバラに分解して捨てた箱の角に新品の電池が剥き身で刺さっていました。危うく捨ててしまう所だった……あぶね〜。そしてPS4側に刺して通信するためのUSBのやつ(これなんていうの?)も電池の近くに刺さっている事に偶然気づきました。重ねて危なかった。大事なパーツはもっと梱包で主張して頂かないとワイヤレスの事が何もわからない化石人間は普通に気付かず捨ててしまうよ(イチャモンです。ごめん)。マジで気をつけよう……。小さいUSBの赤ちゃんみたいなパーツをPS4に挿したら特に何の設定もしなくてもすぐキーボードで入力できました。技術の進歩ってすごい。

ちなみにキーボードを持っていない人向けに、PS4と手持ちのスマホ(もしくはタブレット)を繋いで文字入力用のデバイスとして使えるアプリが公式から配信してあります。2年間これで頑張ってた私から言わせてもらうと使い勝手はあまり良くないのですが(ごめんなさい)、これでもある程度チャット入力を凌ぐ事が可能です。


つまり私のゲーム環境は開始時点より少しだけ改善されているものの、FF14をやるにあたっておそらくかなり平均値より下だと思います。でも「それなりに遊べてるよ〜」って感じ。

しばらくはPS5も品薄でPS4でやらざるを得ない人も沢山いるわけだし、現行のPS4ユーザーが見限られる事もしばらく無いと思うので、初めからそこまでガッチガチに環境を整えなくてもいいんじゃないかな……と個人的に思います。全部環境が揃ってる人ならまだしも、これから始めるために揃えようとしてる人はこのゲームにハマれるかどうかもわかんないし、高難易度コンテンツやれるくらいのやり込みガチ勢になるかもわかんないゲームのために最初からそんなに回線だの処理速度だなんだの投資できないもんな……。

ちなみにコントローラーは消耗品なのでちゃんと新品を購入しました。中古のコントローラーは特にスティックの部品がすでに摩耗していて耐久性も下がっている事が多いので、なるべく妥協しない方が後々の無駄な出費を抑えられると思います。

そして容量ですが、普段死ぬほどゲームをやる人なら今後もDLでゲームを買う可能性を考えて本体のハードディスクが大きいものを買っても良いのかもしれませんが、私のように平日の少ない時間と休日くらいしか遊べない社会人ならFF14だけでしばらくは手いっぱいになるし、そこまで大きい容量じゃなくても良いんじゃないかな、と思う。容量でケチりたいなら全然500GBのPS4でもいけるで!って感じです。FF14しかやってない自分の場合で見た現在のストレージ状況は、FF14の漆黒までのパックをDL済みで、スクショなどの記録データを合わせても65GBくらい。でも実際はほとんどが製品版FF14のデータらしく(容量でけ~!)、蒼天までプレイした進行度でのスクショや録画した動画のフォルダだけだとまだ5GBくらいでした。でも自機のスクショ撮りまくる人はもっとカツカツになるのかな……個人差はあるかと思います。何度も言いますが、ここでは私の環境やスペックの基準でしか話せないので、その他の性能の違いが気になる人は各自で調べてくださいね……。

この頃に比べればさすがにミジンコからアリくらいにはなったかもしれない。


【そもそも何をどうするゲームなの?】

FF14で主なゲームシステムは、NPCと会話をしてモンスターを倒したりアイテムを集めて渡すなど、クエストをこなしながらシナリオを進めてゆくRPGでは定番の「おつかい形式」です。そこに定期的に必須のダンジョン攻略が挟まっています。このダンジョンは基本的には4人でパーティを組み、他のプレイヤーとの協力プレイでクリアします。

・メインクエストで必須のダンジョン(ID)

他のプレイヤーと4人1組で攻略するダンジョンです。自分がスプラトゥーンのプレイヤーなのでそれで例えますが(別のゲームで例えてすいません)4人チームに前衛1人・中衛2人・後衛1人が確実に割り当てでマッチングするので、スプラトゥーンでよく見る前衛だけとか後衛だけという編成事故にはほぼ確実になりません。

比較的に全体のプレイヤー人口の多い中衛武器(DPSと呼ばれます)は前衛と後衛がなかなか見つからなくてマッチングするまでに少し時間がかかる場合もありますが、編成事故でダンジョンに放り込まれないための配慮なので、その場合は探索したりクエストをこなしながらのんびりマッチング待ちをしましょう。(余談ですが、マッチングするとシャキーン!とめちゃくちゃデカい音が鳴るので、この待機時間は「シャキ待ち」と呼ばれています)

ちなみに、FF14ではプレイして間もない「進行度が序盤のプレイヤー」は一目でわかるように若葉マーク🌱が頭上の名前の横についており(通称「若葉」)、さらにそのダンジョンが初見・未達成の人がいた場合にはダンジョン開始時に「このパーティには右も左もわからない赤ちゃんがいますよ!!」と画面に通知が出ます。若葉だったり初見のプレイヤーにはちゃんと引率できるような熟練度の高いプレイヤーをマッチングするようになっているみたいです。

ここでは詳しい説明を省きますが、報酬がおいしいデイリークエストの中に「クリア済みダンジョン全ての中からルーレット(ランダム)で選ばれた場所をクリアする」というものがあり、進行度や熟練度は関係なく初見の人とクリア済みの人がある程度バランス良くマッチングするので、攻略そのものが失敗する事はほぼ無いです。何故かというと、熟練度の高いプレイヤーからすると序盤プレイヤーのダンジョンはヌルすぎて手癖でクリアできるような所がほとんどだからです。初見の人が死にまくったりルートが分からなかったとしても「あるよね〜」って感じで見てもらえます。ていうか初見だと当然の如く死ぬギミックとか全然ある。なんなら熟練プレイヤーでも忘れてたり油断して全滅することもある。たとえ全滅してもその直前から何度もやり直せるのでご安心ください。

というか、大人気MMOだから序盤のダンジョンほど初見の人はめちゃくちゃ居るし、「デイリーでは若葉たちを引率する可能性があるから報酬もおいしいんですよ!」って事をあらかじめ了承済みで来ている人がほとんど。分からなそうだったりパニックになって死んでる若葉を見慣れすぎているし、ほぼ怒られる事は無いです。もし初見の失敗に怒っている人がいたら「教習所で新米ドライバーに対して熟練ドライバーのテクニックを要求する教官」みたいな感じだから、居たとしてもそんな人の事は気にしないで失敗したり迷ったり、死んでも良いと思う。

ダンジョンは死に覚えゲーです。ゲームなんだし、リアルの車の運転と違って命の危険があるわけじゃないんだから事故りながら覚えるのは悪いことではない、と個人的に思ってます。教習所内では乗り上げとか、日常茶飯事ですから……。教官やった事ある人は色んな死に方や珍プレイをする若葉たちを既に何人も見てきています。「自分だけが下手すぎて出来ない」という事はなく、「みんなかつては若葉だった」と考えて気楽に死んで欲しい。

前衛・中衛・後衛のプレイ内容の違いについては後半のクラスとジョブの項目でまたお話しします。

・ストーリーの分岐について

大筋のストーリー自体に大きな分岐は無いのですが、他のRPGとは決定的に違うのは主人公である自身の種族や性別などの容姿を細かくカスタムできる事や、初めに選ぶクラス(武器や戦い方の役職のこと)によってスタート地点の国が変化するという事でしょうか。メインのストーリーと並行して自分が選択した武器を扱うためのクエストもあり、その都度こなすクエストも個々で変化します。

以上の事から、メインシナリオに付随する思い出もプレイヤーごとに全く違ったものになり、自分だけの固有の物語になるというのがFF14の魅力なんじゃないかな……と個人的に思っています。プレイしてる人の価値観だけじゃなく、自分の好みを詰め込んで作り上げた主人公の種族や性別、自分のタイミング次第で選んだサブクエストの進め方でも物語における立場や見え方はかなり変わる気がします。もちろん、やってもやらなくてもいいサブクエスト等もかなり、、、、なんかもう死ぬほど沢山ある!!!!やらないでどんどん先に進む人も多いのですが、私はサブクエでNPCの小さいエピソードを拾うのが大好きなので(メインには劣るけど経験値とかアイテムも貰えるよ!)ちまちまやりながら進めてます。

ミューヌさんと墓参りに行くサブクエ、すごく良かった。NPCに輪郭が出ると嬉しい。

やらなくても本編への影響は無いのですが、その土地の人たちの暮らしや集落にどのような問題があるのかを知ることができるので、メインクエストをやっていても「サブクエで聞いた話だ!」とサブクエをやっていたお陰で理解が深まる瞬間はかなり多かったと思います。

選択した武器ですが、私が最初に選択して現在も使っているメインの武器は槍(DPS)です。つまり私の場合は最初に戦い方を教わるのは槍術士ギルドがある森の都・グリダニアでした。そこから物語が始まり、戦い方を最初に教わったのも槍ギルドの人たち。槍ギルドはグリダニア(森の都)の中では兵士として働いてる人たちが集まる場所であり、槍ギルドのクエストでも兵士のNPCの暮らしについて知る機会も増えるため、メインクエストやサブクエストで共闘する機会があると彼らを身近に感じる事ができました。

ジョブクエストで親しくなった人が後々メインに登場する事もある
ロックで熱い機工士クエスト。最高!

プレイヤーそれぞれに「知り合いだから感じ取ることができる親近感」もあれば、対照的に自分と疎遠な種族やクラスの関連クエストに対して「知らないからこそ感じる不理解や淡白さ」もあるし、プレイヤーの道中の選択が変われば例え同じ物語でも思い出はガラッと変化する、というのがこのゲームの面白さでもあるのです。ギルドで親しくなった人がメインシナリオで登場した際には、ちゃんと面識のあるセリフに変化する事も。そういう時は知り合いヅラできて、ちょっと嬉しい。


【容姿は後から変えられるの?】

変えられます。容姿の変更には「幻想薬」というゲーム内アイテムを使用する事で容姿を丸ごと再編集する事が可能です。こちらはゲームの1番最初の章(一般的にはパッチ○○と言われていますが、わかりづらいので章と言っておきます)が一区切りすると1個貰えます。現在、無料版でも製品版でもとりあえず一個は確実にもらえます。入手法はそれだけでなく、公式オンラインショップで購入(こちらはリアルマネーです。1100円くらい。たまにセールしてる)してからゲーム内で受け取り、使用することも可能。ただ、シナリオの区切りで貰える幻想薬は1つなので、お金をかけたくない人は章をクリアするまでは姿を変えることはできないし、チャンスは一度だけなので慎重に決めましょう。

とはいっても容姿が変わると完全に別人の物語になってしまうので、なんだかんだで私はメインクエストやる間はずっと容姿変更できないな……ってなってます。

ちなみに、髪型と髪色に関してははゲーム内で美容師のクエストというものがあり、クリアすることで自由に髪型変更が可能になります。

※8/18追記
幻想薬はゲーム内では一個しか貰えないそうです。なので、一部修正いたしました。お金をかけたくないなら大事に使わなければいけない……。私は好奇心で一回だけアウラに幻想しましたが、メインやる時はやっぱり最初のララフェルが良い!と思ってすぐに戻してしまいました……。

頭身たけ〜


【無料版と製品版の違いと月額料金】

多分ほとんどの人が一番気になるのはここだと思う。フリートライアルはずっと無料のままで、なんとプレイ期間の制限も無し。もちろん製品版にデータを引き継ぐことも可能です。

先ほどの幻想薬の話でも言いましたが、FF14は大まかな章(パッチほにゃららってやつ)で物語が分かれていて、それぞれがゲーム一本分程の独立したストーリーが続編で繋がっているような長編RPGになっています。例えるならハリーポッターみたいな感じ。基本的には順番にプレイして次の章を開放して進めていきます。映画や本のように見たいタイトルだけ選んで先に観たり読んだりする事はできませんが、課金でプレイ済みのデータを買って、強引に章をクリアした事にして続きの章を遊ぶことはできるそうです。そんな人いるんだろうか……と思ってましたが、サブキャラを別ワールドに作って新生だけクリア済みにして次の蒼天からやる……みたいな人も中にはいるらしいです。

新章では新しいマップやジョブ(使用武器の役職)が追加され、ストーリーと合わせて行ける国も徐々に増えていきます。ブレワイでマップ開放するたびにワクワクが止まらなかった人間にとっては、このマップ開拓と探索がとにかく楽し過ぎる……。エリア内のチェックポイントを全て制覇すると空も飛べるようになるので、様々な角度で風景を楽しむことができるようになります。そしておつかい系サブクエストの移動もめっちゃ楽になる。

有料で遊ぶ場合は、製品版のソフト(全編パックとは別で序盤の章までの安価なパックがある)を購入し、オンラインの専用料金プランを支払います。私は一番安いライト層向けのエントリーコース(30日間利用で税込 ¥1408)で契約中。もう少し高いやり込み勢向けのプランもありますが、後からコース変更できるのでゲームの機能で不便を感じたらその時に変更するのでも大丈夫。オンライン料金の値段に対して初めは少し高く感じましたが、プレイしているうちにこのボリュームの大規模なオンラインゲームを遊べる事を考えると納得の料金だと思いました。エオルゼアで全機能を使って生活するための住民税みたいなものです。

※なお、製品版には最初の30日間だけ無料で遊べる権利もついてきますので初月は契約不要で製品版の全ての機能が使えます。契約コースもwebの公式ショップから簡単に契約解除が可能。

なんと本日(記事公開日)8月17日まで製品版のコンプリートパックが50%オフ。もっと早くこの記事書けば良かったよ……一応販売ページのリンクを貼っておきます。


2022年8月現在、FF14で配信されているストーリーは

「新生エオルゼア」
「蒼天のイシュガルド」
「紅蓮の解放者(リベレーター)」
「漆黒の反逆者(ヴィランズ)」
「暁月の終焉(フィナーレ)」

の全5タイトルです。今後もアプデで増える予定。無料版ではこの5つのうち「新生エオルゼア」「蒼天のイシュガルド」の2パックまでを遊ぶ事ができるという超太っ腹ぶり。私は他のゲームにうつつを抜かしていたり超絶のんびりプレイヤーだからなのもありますが、契約を解除しては再契約を繰り返してやらなかった時期を入れて二年以上やっています。そして未だに無料開放されている蒼天(二章目)が終わっていません。寄り道の要素が多すぎてメインストーリーをそっちのけで遊んでいるからなんですけど……。無料版は製品版と比べると一部の機能が制限されるものの、ストーリーだけでも無料開放してるボリュームがとにかくデカすぎる。

上記のツイートは2020年のもので、現在は60レベルまでキャラクターを育てられるそうです(製品版の上限は現在90レベル)。2年の間にどんどん無料版の解放要素もデカくなっているってワケです。もちろん楽しい楽しいキャラクリだけでも無料で遊べます。オタク(私)はキャラクリが大好きなので、正直これだけやっててもかなり楽しい。キャラ作っちゃうと結局ゲームで動かせたくなっちゃうんですけどね、、、、。

そして大事なのが製品版との違い。ここからは製品版のオンラインゲーム的な要素の話。ダンジョン攻略などの協力プレイ要素はほとんどが遊べるためそこは省略しつつ(!?)それ以外の無料版の制限を中心に上げていきます。


・クラスとジョブってそもそも何?

後述する育成レベルの話は使用する武器とも関連が深いので、まずはクラスとジョブについての話から。大事な要素なので長めです。もう知ってるよ!という人は次の項目へ飛ばしてください。

FFでは最初に自分の使用する武器の役職(クラス、またはジョブという)を選んでゲームが始まります。もちろん複数の武器を掛け持ちで持つこともできるので、合わなかったら後から持ち替えることも可能。その武器の戦い方や扱い方を教えてくれる教習所みたいな場所が「ギルド」と呼ばれています。ギルドの場所は各国に分かれているので、もし「この国から始めたい!」と決めているのなら先に国を選んでからそこで運営されている中でギルド選びをするのもアリ。序盤は特にその国特有のシナリオになるため、開始国次第でキャラクターや序盤の主要三国の印象も変わるのが醍醐味でもあります。選んだ国やギルド次第でお世話になった人たちとの思い出も少しずつ変わります。
※ジョブというのはクラスから派生した役職のこと。例えば、弓を育てると弓から派生した別の役職に就くことが可能になります。ポケモンでいうと進化系って感じ。トゲチックに進化させるならまずトゲピーをちゃんと育てないとダメってことです。そしてゲーム開始時に加入できるのはクラス(基礎)のギルドのみ。ジョブはストーリーを進めた先で選択が可能になるため、ここでは割愛します。

そして肝心のクラス選び。ここで選んだもの次第では序盤で心が折れる人もいるため、かなり大事。とはいえ後からすぐに変更して乗り換えもできるので、やってみて合わなかったらさっさと乗り換えてしまいましょう。心が折れるよりマシです。そもそもジョブごとに別ゲーか?ってくらい操作もアクションも変わるから、まずはやってみないと自分に合うかわからないし、初めから適性を引くのって普通に難しいと思います。

クラスにはざっくり分けると戦闘で担当する仕事が
・タンク
・近接DPS
・遠隔DPS(この中でも物理と魔法で分かれる)
・ヒーラー
の四種類あります。ぶっちゃけパーティを組む系のゲームをやったことが無いと、この時点で一体何を言ってるのか全くわかりません。私は完全に何もわからない状態でこのゲームを始めたので違いも分からず「武器の中で槍が一番好きだから」という理由のみで槍を選びました。運良く超しっくりきていたうえ、全ジョブの中でもスキル回し(技の出し方のこと)の難易度が低いと言われるDPSを選んでいたため、プレイし始めて数か月後に「槍にしてよかった~」と胸を撫でおろしました。槍術師は公式からも初心者おススメジョブと言われています。

「自分はゲームに自信満々で理解力にも自信がある。どんなものが来ても出来るし、失敗しても気にしないぜ!」という人なら好きなものを選んでも特に問題は無いのですが、「自分の失敗で人の足を引きずったらどうしよう」「方向音痴だから先頭を行きたくない」「マルチタスク無理」「死んでも許されたい」「仕事に関しては責任をなるべく負いたくない」というタイプの人はDPSのいずれかを選ぶことをお薦めします。

友人に送ったざっくりしたFF14パーティの図

字も絵も下手ですいません。あくまでもこれは高難易度コンテンツではなく、メインストーリーの中で必須ダンジョンの難易度で見た場合の図解です。上の図を見る限り、DPSの主な仕事はなるべく攻撃に当たらず逃げ回り、ひたすら敵を殴る事。序盤はほぼこれだけです。突き詰めたら勿論これだけではないのだけど……始めたばかりで名前の横に若葉マーク(初心者マークの証)がついてるうちは、この程度の心構えでもオッケーです。猛者が挑戦する高難易度コンテンツではデスの重みも変わってきますが、メインシナリオの必須ダンジョンではたとえ死んだとしてもほとんどの先輩ヒカセンたちは「初見はそうなるよね……わかるよ~」と許してくれると思います。敵を殴る以外にも大事な仕事があるタンクやヒーラーと違い、1デスしても比較的命が軽いのがDPSです。攻撃要因だから守備力もタンクより低いうえ、敵に近づいて攻撃する担当なので、初めのうちはどうしても技を避けきれず死んでしまう事も多いのです。それに私の周りのベテランのヒーラーはみんな他人の命を握ってる事に興奮している人が多いから、たぶん大喜びで「きたきたきた~~!」って蘇生してくれると思うよ……。もちろん生き返らせるのも超大変なので、出来るだけ死なない方がヒーラーの仕事は楽になります。特に初心者ヒーラーだとパニックになってしまう事もあるので(ちょっとだけ触った私がそうだった)、慣れてきたら死なないように敵の攻撃を避けましょう。

おそらく1番死んだら大変なのはヒーラーで、次点では囮となって攻撃を吸い続けてくれるタンクって感じかな……。ヒーラーが死んだら誰もヒーラーを生き返らせることが出来ないし、常に囮となって確定で攻撃を受け続けるタンクは体力を維持させることができず、力尽きてしまいます。そしてタンクが居なければ敵は背後から叩きまくっていたDPSに向かってきます。DPSを選択するプレイヤーが一番多いのは、おそらく他の武器より負わなければならない責任や割かなければならない脳のリソース、細かいコマンド操作が少ないからだと思います。さらに雑に言えば、連打でやってもそれなりに仕事をした感じになる気がしますし……。

徐々にDPSで慣れてくると自分の火力を上げるための技の回し方を考えてみたり、手癖で攻撃しながら周りを観察する余裕も出てきて、同時にタンクとヒーラーがどういう仕事をしてくれているのかも体感でなんとなくわかってきます。プレイしてるうちに他のジョブの仕事も自分のペースで理解できてくるのも初心者向けだな~と思います。自分はお陰様で何度もタンクとヒーラーのお世話になりましたし、常に彼らに対して頭が上がりません。私は道も覚えずただタンクについて行って技を連打して殴って避けるだけなのに、うっかり死んで生き返らせてもらえるような能天気DPSなので、ふとした瞬間に彼らの仕事ぶりを改めて体感して「タンクとヒーラーってすげえ……」となります。

DPSの中には近接武器と遠隔武器があり、遠隔にも物理攻撃と魔法攻撃とで3種類のグループに分かれています。これらは攻撃の射程距離や仲間へのサポート魔法(攻撃力や守備力などをアップさせる技・バフといいます)、敵を弱体化させるサポート技(デバフといいます)が出来るかどうかの違いだと思ってください。

※以下は初期に選べるクラス、またはクラスの習得なしで無料版でも蒼天から選べるジョブのみ。レベルを上げるともっと強いジョブへと派生させることができます。先ほども言ったように、クラスはジョブの進化前の役職です。いずれなりたいジョブを見据えて初期クラス選びをするのも良いかも。

▽近接DPS(メレー)
・槍術士→竜騎士
・格闘士→モンク
・双剣士→忍者

▽遠隔DPS(レンジ)
・弓術士→吟遊詩人
・機工士(初期クラス無しで蒼天から選択可)

▽遠隔DPS(キャスター)
・呪術士→黒魔道士
・芭術士→召喚士

近接の方が火力があるけど敵の攻撃に当たる確率も高いので、逃げ遅れるとダメージを受けるというリスクがあり、遠隔は遠くから攻撃できるため逃げる時は近接より余裕があるけど火力は近接に劣ります。物理系DPSは動きながら戦えるので小回りが利きますが、魔法を扱うDPSでは呪文を唱えている詠唱の間は動くことができないため、位置取りが大切になってきます。私は動きながら戦いたいから詠唱でジッとしてるの合わないんだよなぁ……。
射程の感覚はスプラトゥーンやAPEXなどのシューティング系のゲームにも通ずる部分があるので、やってる人なら伝わりやすいかもしれないです。ちなみに私のメインジョブは竜騎士(槍術士の派生ジョブ)なので、ゴリゴリに近接タイプのDPS。火力強めだけど射程がかなり短いため、ナイスダマとかチャクチみたいな広範囲攻撃で逃げ遅れてよく死にます。イカでいうとまさにボールドマーカーみたいな感じ。FF14でも気づいたら短射程の持ちブキになっていた、、、、。

私の解説だけでは心もとないので、もっと詳しく知りたい人向けにDPSの解説サイトも貼っておきます。


▽タンク
・剣術士→ナイト
・斧術士→戦士
・暗黒騎士(ジョブですが、初期クラス無しで蒼天から選択可)

タンクもまだ暗黒騎士をかじった程度ではありますが、少しだけ触れておきます。上の図にも書いた通り、タンクの仕事はダンジョンの先頭でパーティを率いて先陣を切って進み、真っ先に敵の注目(敵視)を集め囮となり、その高い防御力で敵の攻撃を受け続けながら自身も攻撃を打ち込み続けるのが仕事です。正直、装備がイカつくて先陣切って敵を釣る姿がめちゃくちゃかっこいい

そして先陣を切る、という事は常にマップを見ながら地理や進行方向を把握しておくという事でもあります。しかし、初見で未知のコンテンツへ行かざるを得ない初心者にとってはこれが少し大変で、中には行く予定のダンジョンをネタバレ覚悟で予習しておく初心者タンクの人もいるそうです。私はゲーム画面で見る初見の新鮮さをかなり重要視してるので、メインストーリーのダンジョンは予習せず全て初見で行きたいし、それが許されるポジションがいいな~と思ってるので、やっぱり後ろに付いていけばOKなDPSが気楽でいいですね、、、。それに、私はもともとDPSで何度もコンテンツへ行った上で後からタンクを始めたので、方向音痴で地図の覚えも壊滅的に悪くとも完全な初見ではない状態で初タンクが出来ています。そう考えたら初手でタンクを選ぶ人は初めて行く場所でなるべく先頭をいかなきゃいけないし、やっぱり超大変なんじゃないかな……と思ってしまう……。

以下、タンクの解説サイトです。


▽ヒーラー
・幻術士→白魔道士
・学者(DPSの巴術士が30まで育っていると解放されるという、他と少し変わった過程のジョブ)

ヒーラーは主にパーティメンバーの回復・蘇生を担当します。おそらく一番命の管理を頭に置かなければならないパーティの中の生命線的な役職。本当に申し訳ないのですが、ヒーラーはDPSと完全に別ゲーだから……なにも……なにもわかりません……他人の命を握る事はまだ私には早すぎて、少し触ってみたけどビビって放置してます……。でも装備がめちゃくちゃかわいいから装備のためにやってみたい気持ちはかなりあります。そして幻術師の派生で蒼天から選択可能な占星術師がめ~~~ちゃめちゃかっこいい。全ジョブの中でも上位の難易度らしいけど、パーティに占星術師いるとタロットカード引いて技として使うのがカードキャプターさくらみたいでオシャレだし、傍から見てもややこしい操作をしてるのが分かるから「カッコいい~~~~!!!」ってなっちゃう。

ヒーラーも解説サイトを置いておきます。


……と、ここまでクラスとジョブについて話してみました。私自身がDPSくらいしかまともにやってないので、正直に言っちゃうとDPSの話しかちゃんとできないんですよ……不甲斐ない……。ただ私個人としては、完全に偶然だったとはいえ最初から初心者推奨クラスのDPSを選んでマジで良かったと感じてるので……他のジョブだったら心が折れて辞めてた可能性すらあるし……。

めちゃくちゃDPS贔屓で話してしまいましたが、もし「自分は絶対にこれをやりたいんだ!」と思っているクラスがあるなら当然自分がやってみたい・持ってみたい武器でプレイするのが一番だと思います。
もちろん初手でタンクとヒーラーを選ぶ人もいますし、ベテランのヒカセンもそういう人が居るというのも理解したうえでプレイしている人がほとんどなので、たとえ上手くいかなくても怒られる事はそこまで無いんじゃないかな……。ゲーム側が初心者でも選べるようにしてるんだから選ぶことは何も悪くないですし、初見がいるとコンテンツ開始時点でちゃんとわかるようにもなっていて「初見さんだ!サポートするぞ!」となる人が大半です。
今のところ、未熟なタンクとヒーラーがパーティにいたとしても怒ってる人は見たことが無いし(みんな最初はそうだったからね)、技とかギミックがわからなくて死にまくってるとチャットで教えてくれる人もいるので、オンラインゲームの中でもかなり親切な人が多いというか、治安がいいゲームだと思う。運営が長年ユーザーの民度に向き合ってきた努力の結晶なんだろうな……と感じます。

↓こんな気概でやってるので、予習とかはマジで気にしないでいいと思います。


公式のジョブガイド。技はここで見ても良くわからないかもしれないので、選ぶ時の参考として各ジョブの雰囲気だけでもここで見てみてください。


・無料版ではレベル上限が60まで

※2022年8月時点の情報です。

ここからはクラス・ジョブから続けてレベル上限の話。
役職ごとにレベルが設定してあり、例えば槍術士のレベル60になっていても触ったことのないクラスの武器を持つと再びレベル1から育てることになります。自分自身のレベルが上がっているわけではなく、選んだクラス(武器)ごとにレベルが設定してあって、武器そのものを手持ちのポケモンみたいに育ててゆくイメージの方がしっくりくるかもしれません。実際はその武器を使う間のみ自分が育っているので「武器を持てる技術力がクラス(ジョブ)のレベル」という事になります。レベルが上がるとそれに応じて強い武器を持てるようになり、強い装備も着られるようになります。現実の世界でも技術が上がれば扱いが難しいけど高いポテンシャルを発揮できる道具が持てるようになる、というのと近いです。
武器(クラス)によって戦い方や技の組み合わせも全く違いますし装備の雰囲気もそれぞれ変わるので、着たい装備のために掛け持ちして育成するのも楽しいです。要するに、自機の装備でオシャレをするには各クラスで鍛錬して強くならなければなりません

ちなみに製品版では90レベルまで育成可能(2022/8現在)。身に着けられる装備レベルが高ければ高いほど攻撃力・守備力が共に強くなるので、よりゲームを楽に進められるようになり、高難易度のコンテンツにも挑戦できるようになります。無料版で60までカンストした人はおそらくその時点でそこそこやり込んでるから、結局もっと強くなりたくてレベル上限解放のために普通に製品版買って月額プランに加入しちゃう人も多いのでは……って思う。よくできてるな……。


・無料版ではキャラクターが8体まで作成可能

FF14ではまず一番最初のデータを作る時に、データセンターとサーバーも選びます。DC(データセンター)を選んでから、さらにその中のワールド(サーバー)を決めていきます。専門用語でややこしいのでわかりやすく言い換えると、ゲーム内で自分の戸籍を登録する住所になる県と市の二つを最初に決める感じ。一つの県(データセンター)の中に市(ワールド)があり、各市に一人ずつ自分の名義で住ませてあげることができますし、無料版でも「8体まで作成可能」という事になります。ぶっちゃけMMOに馴染みが無いとサーバーとか全然わからないし、この時点で既にややこしいんですが……。ちなみに、製品版の高い方の料金プランだともっとキャラが作れるらしいです。

キャラクターを作成する際はまず、県にあたるDC(データセンターの略)を選びます。以前は同じDC(県内)でしか行き来ができず他県民とは遊べなかったのですが、なんと最近のアプデにより県境(サーバーの壁)を越えて遊びに行けるようになりました。
※ただし他県に行くと旅行者扱いになるため、そこの県内に家を買うことができなかったり(FF14では土地を買って自宅を建てたりマンションを買うことができます)、リテイナーというお手伝いさん(自分の代わりにフリマや素材集めをやってくれる委託業者みたいな人)を呼ぶことができません。リテイナー雇用は製品版のみの機能ですが……。若干だけどテレポ(ワープ機能・高速道路料金みたいなもの)も割高になったりします。

県(データセンター)を選んだらその中の市(ホームワールド)から一つを選んであなたの住所となる本籍サーバーが決まります。もし周りに仲のいいヒカセンの友達がいたら、同じサーバーとワールドの方が近所だし交通費も安いから遊びやすくていいのかも……。サーバーの違いでゲーム内容に違いは無いのですが、一応それぞれのサーバーに特有の雰囲気もあるらしい?ので(私は他のワールドにあまり行ったことが無いのでわからないけど)、気になる人は調べてみてもいいのかもしれません。ちなみに私はフォロワーさんが居るというだけの理由で深く考えずに「Gaia」というDCの中の「Fenrir」というワールドを選びました。他の容姿のキャラクターを作ってみたくて作ったサブアカウントもGaiaの中の別ワールドにいます。


・無料版は所持金に制限がある

限度額は30万ギルだそうです。多いように見えますがクエストクリアでけっこうたくさんお金がもらえるため、案外すぐパンパンになる絶妙なライン。そしてお洒落な装備は総じて高いので価格そのものが30万ギルを超えてたりします。つまり価格の分のお金を貯めることすらできず、買えません。


・無料版はマーケット(フリマ)が使えない

各町には商店街があり、そこには「マーケットボード」という掲示板のようなものがあります。これはいわゆるフリーマーケットのようなもので、ユーザーが不用品を出品しているFF14世界のメルカリ機能。
これが実はとても便利な機能なので、無料版で使えないのはやっぱりめちゃくちゃしんどい。もちろんゲーム側が用意したショップでも装備や素材などの買い物はできますが、オシャレ装備を買うなら断然マケボが必須になってるし、品揃えも桁違い。沢山のプレイヤーがモンスターを倒した時にドロップした素材をまとめて出品したり、ダンジョンでドロップした需要の高いアイテムを高額出品しているので、わざわざ自分で素材調達ができない時や欲しいけど手に入れられないものだって金さえ出せば買えます。ダンジョンやクエスト以外の大事な金策機能でもあります。値段はその時の需要や、各サーバーやワールドによって日々変化しており、相場などを比べて上手に活用したい機能です。でも無料版では使えません……。


・無料版はトレード機能が使えない

FF14ではユーザー同士でものをプレゼントしたり交換することができるトレードという機能があります。トレードとはいえ片方のプレイヤーが何も出さなくても一歩的に譲渡する事ができ、装備品やアイテムだけではなくギル(お金)も渡せてしまうので、まだお金がカツカツで何も買えない頃にベテランのフレンドさんからめちゃくちゃ助けてもらいました。今持ってるオシャレな装備も半分くらいは頂き物だし、なんならアパートまで買ってもらった私は完全にヒモのヒカセンです……いつか恩返しできるように頑張ります……。しかしこれはあくまでも製品版のみの機能。無料版だと友達からの支援物資を受けること自体ができません。


・無料版はカメラ機能が一部制限される

FF14のカメラモードは「グループポーズ(通称グルポ)」という機能なのですが、被写界深度を変更したり色合いを変化させるフィルターが使えたりとめっちゃ充実していて、スクショを撮るのがとても楽しいゲームです。しかし、無料版ではかなりの機能が制限されてしまいます。いろんな場所の写真を撮りたくてFF14を始めた自分にとってこれは死活問題だったので、カメラ機能拡張が製品版を買う決定打でもありました。スクショを楽しみたいなら迷わず製品版を買うことをお薦めします。

こちらはグルポの機能など紹介してくださってるブログです。


・無料版はモグレターの受信ができない

運営からモグレターというお手紙と一緒にプレゼントが届くことがあるのですが、無料版ではもらえません。


以上、私が始めたばかりの頃に無料版で気になって調べた事を抜粋してみました。上記以外にも無料版についてわかりやすくまとめてくれているブログがあるので貼っておきます。


【交流ってした方がいいの?】

ここからはゲームのプレイスタイルについて。たとえゲームだろうが人との交流が壊滅的に苦手で、オンライン上の人混みすら敬遠しがちな陰キャゲーマーの私ですが、ゲーム内に大量の他人がいるMMOのFF14をプレイしてみた見解です。

交流に関しては「やりたい人はやればいいし、やりたくなかったら全く必要なし」です。人と遊びたい時も勿論あるけど、私はできる限り他人に干渉されずにゲームをやりたい人間なので、ツイッターで繋がった信頼のおけるごく少数のフォロワーさん以外には繋がったフレンドがいません。そしてFCというゲーム内でプレイヤーが作ることができるグループ(グループ内チャットが使えたりするライングループみたいな感じです)にもまだ所属してないです。つまり、現状では繋がってるフレンドや野良とはほとんどゲーム内で交流しておらず、基本ソロプレイです。
※ただし高難易度コンテンツへ頻繁に挑戦する人は、固定のメンバーで定期的にプレイするために攻略するための期間限定サークルのようなFCへ加入するそうです。でもこれは始めたばかりのプレイヤーにとってはかなり先の話になります。

ダンジョン(コンテンツ)へ行けば場面によって最低限のやり取りは必要にはなりますが、ほとんど喋ってる暇が無いマラソン状態なので、遠足のように和やかにおしゃべりする時間は無いです。初めは知らない人と行く観光ツアーみたいなものを想像してましたが、ぶっちゃけ走りっぱなし・戦いっぱなしで観光どころではない。開始の際のみ、あらかじめ登録しておいたエモート(感情表現のアクション)でお辞儀したり、元からチャット欄に用意されている定型文で挨拶したり、事前に登録しておいた「初見です!」「不慣れですが、よろしくお願いします!」などで挨拶を済ませ、クリアした後は「ありがとうございました」「お疲れさまでした」と再び定型文を出して退出します。挨拶はエモートのアクションでも問題ないので、無理にチャットしなくても大丈夫だと思います。

中にはチャット欄でガンガン話している人もいますが(ベテランで慣れてるからこそできる)、私のようにゲームにいっぱいいっぱいだったり、まずキーボードを持ってなくてゲーム内の文字入力画面しか使えない人もかなり多くコントローラーのみだと打ち込みが遅いので、返事がなかなか出来なくても「この人はキーボード勢じゃないんだな」と察してくれる人がほとんどです。MMOにチャット機能がある事すらよくわからないまま「やってみるか~」程度の気持ちで始める新規勢は多いだろうし(私もそう)、そんなライト層で初めから附属品としてキーボードを買い揃えるほど準備のいい人はそんなにいません。多分、多分ね……。

でもとっさに返事ができた方がもどかしさを軽減できるし、安くてもキーボードを用意して繋いでおくのはかなりおススメ。付属品の項目でも言いましたが私も昨日ワイヤレスキーボード買いました。結局あった方が超便利だったから早く買えばよかったな……。

【プレステの年間料金プランは契約必須?】

プレステにはPlayStation向けの有料サービス 「PS Plus」というオンラインサービスがあり、一見するとswitchのようなオンラインに必須のプランのように見えますが、FF14をやるだけならこれの契約は必須ではありません。FF14の月額プランは完全に独立しているサブスクプランのようなものなので、「ニンテンドーの必須料金プランみたいなもの?」と思ってうっかり契約しないように注意してください。私はちゃんと調べずに早とちりで年間契約してしまいました……ハハ……。


【おわりに】

今回は私が個人的に躓いた事のみを上げてみました。画面の見方とかほんとに訳がわからないので、その辺のゴタゴタをちゃんとまとめた記事も書きたいな……。

ここまで書いた事だけではなく、FF14では装備や洋服を作るための技術者になったり、料理人になったり、作物を育てる農家になったり、漁師になったり……とあの世界の中で業者(クラフター)になることも可能です。作ったものはマケボ(フリマ)で販売したり、友達にプレゼントしたり、なんなら道端でトレード機能を使って屋台のような遊びをしている人もいます。マジ生活。仮想現実の社会じゃん。FFシリーズではお馴染みのカジノもあり、定番のミニゲームもあれば本格的な麻雀が打てたり、カジノ限定のアイテムと交換したりなど、ゲーム内でできる遊びがとにかく多くてプレイ要素を上げたらキリが無いです。私もまだ全然手が回せてません。道すがらサブクエストやって、マップを探索してスクショ撮ってるだけでも一日が溶けてしまう……。

移動が早くて旅のお供になる生き物や乗り物(マウント)もさまざまです。

チョコボ
立髪が輝く白馬
森のモンスター、グゥーブゥー
人なつこい虫ちゃん
野生のチョコボとツーショ


自分はゲームが大好きですが、新しいゲームを始める時は慣れるまでが毎回大変で、中でもFF14はもう……めちゃくちゃ難しいし……分からないことだらけで……。開始してからしばらくの間はモチベも上がらず、半泣きでやってました。FFの世界観も知らない事だらけだったので出てくる単語はそのたびに調べましたし、NPCの話が理解できなくて「つまり、どういうこと、、、、?」と思いながら聞く場面もありました。なので、始めたばかりの頃の泣き言も桁違いに多かったと思います……マジうるさかったと思う……いや今でも超うるさいんですけど……。

でも自分のペースでのんびり色々なサブクエをやってみたり、2年間ゆっくり遊んでストーリーを追ってきたら、いつの間にかこのゲームで見てきた自分だけの旅の物語がとても大事なものになっていました。

感情グラフ

物語のムービーも自分のキャラクターが登場する、まさに「自分だけのムービー」です。自分にとってゲームの中のヒカセン(光の戦士)は理想の主人公像で、操作しているのが自分だから体験できたことも当然あるのだけど、当のヒカセンは自分とは別の世界で生きている人物であって、プレイヤーの私でも知らない・わからない側面がまだまだ沢山あります。何を考えながら冒険をしているのかもわかりません。彼(または彼女)は別の世界を生きている切り離された別人でもあるわけで、プレイしているうちに他のゲームでは感じる事の無い感情が生まれてきました。これに関してはいかに感情移入できるか、それとも完全に切り離して一ゲームのキャラクターとして見るのか等、プレイヤーによってさまざまだとは思いますが……。自分であって自分ではない存在と共にストーリーを「体験」として楽しめる事はゲームならではの凄さだなあ……と感じています。

おそらく序盤だけではこのゲームの魅力は理解する事はどうしても難しいので、「始めたらわかる!絶対に面白いよ!」と安易に勧められない部分もあります。序盤はアプデでかなり遊びやすくはなってきているものの、やっぱり他のゲームに比べるとシステムが複雑だし、おつかいゲー(ていうかパシリ)の要素も大きいです。私自身はおつかいゲーでNPCのパシリになるのも好きなので特にストレスは感じませんでしたが、苦手な人からすると使い走りさせられてる作業感はどうしても出てしまうと思います。いかに想像力で作業ではなく面白さとして楽しめるかが大事かも。

私はファンタジーというジャンルも大好きで、そもそもゲームに対しての自力クリアへの執着心やモチベだけは高い自負があるので(本当にキモくて重いオタクなんですよ)、自分基準だとどうしても「誰でも楽しめて超おすすめ!」と話す事はできないし……。ストーリーはまだ全体の半分も終わってない私が言うのも……って感じなのですが、最後にもう少しだけ話させてください。ネタバレはしないので安心してください。

私個人としては、一番最初の章・新生エオルゼア編が終わった時にやっと「FF14」の物語が動き出すように感じました。

だから新生は長い長いチュートリアルだったというか、エオルゼアという世界についてプレイを通して教えてもらうための時間だったのだと思っています。続いて現在プレイしている2つ目の章・蒼天のイシュガルドでは、新生で培ったこの世界の基礎情報を土として少しだけ芽を出していたヒカセンの物語がやっと育ち始めたように感じています。現在、蒼天をクリアしたばかりなのですが「あーあ、こんな気持ちになるはずじゃなかったのに」という感情が今の私の中で一番大きいです。正直めちゃくちゃつらい。つらくない人もいるかもだけど、私は自分が思ってる以上にあの人やあの人の事が大好きになっていたっぽくて、超つらいです。「つらい」というのは「ゲームって自分の体験だからやっぱり現実の思い出と近いものだし自分の身に起きた出来事だと思ってしまう、とてもつらい」というのと「こんなに感情めちゃくちゃにされちゃうから、ゲームっておもしれ~~~~~」の意なんですけど、やっぱりつらいので決して面白いとは言えない感じ。言えるか!?あいつらのことを思うと全然面白くないじゃん!?つらいよ~!!!!

FF14をちゃんとプレイしたら長年なんとなくFFに抱いてた偏見(本当にすいませんでした)もなくなりました。やっぱりやってみないとゲームの魅力はわからんのよ。

サブクエもすごくいいです。メインそっちのけで兵士や村人NPCのエピソードを追ってしまう。蛮族と呼ばれる人ではない民族たち(獣人や魚人などがいます)との友好クエストも超~~~~楽しい。

あと蒼天から選べるようになる暗黒騎士のジョブクエストが「もうこれ本編でいいよ」ってくらい良かった。自分がずっとFF14やりながらモヤモヤしていた英雄という存在の解釈について容赦なく触れてきたのでやりながら頭がクラクラしました。まだレベル50です。タンク苦手だけど頑張ります。

とまあ、こんな感じです。メインクエストのツイートが全然無いのは半ば放心状態なのと、これからやろうとしてる人には何も喋れないからです……。ネタバレありの感想もいずれ書きたい。

最後にオキニのスクショでも貼っておこうかな。

キキルン族ちゃんと
シルフ領
ザナラーン
リムサから出てすぐの所
開けていて気持ち良い
ラノシア
黒衣森
クルザス


最後に無料版DLページと、

もっと要点だけまとめてくれてて分かりやすい記事も貼っておきます。

もし「これは違う!」等ありましたら以下のお題箱から教えていただけると助かります……。

メッセージはこちらから

まだまだ調べながらやってる若葉ヒカセンなので普通に勘違いしてたり間違ってそう……。少しでも新規で始める人のきっかけやヒントになれば幸いです。

ほんとになげぇ~~~~要約できず本当にすいません!!FF14を要約するとか無理でした。長々とお読みいただきありがとうございました!

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