また見たい景色が1つ増えた #エジプト・トルコ旅
お盆休み、エジプトとトルコに旅行に行きました。
中東情勢が緊張状態であること、旅行の事前準備に時間を割けないことを加味して、添乗員付きのツアーに参加しました。
一人参加だったのですが、参加者にも恵まれ、忘れられない思い出になったので、記録します。
元々、世界遺産が好きな自分として、エジプトは一生で一度は行きたい場所。
若い体力がある若い時こそ、遠くに暑い場所に行くべき。のモットーで、選びました。
参加者の選択欄に「新婚旅行、友人、家族」と書いてあったので、自分以外カップルなんて覚悟をしていたのですが、蓋をあけると、面白いオジさんと破天荒なお姉さんの一人参加トリオとは仲良くなって、夜散歩したり飲んだりした。
かといって、ずっと一緒に居るわけではなく、各自自由にしている。
一人参加するくらいだから、しっかり自我のある大人だったので、気が楽。
他の参加者もエジプトを選ぶくらいだから、だいぶ旅慣れた人が多くて、
キャラの濃い人が沢山。食事の時間に話すのが楽しみでもあった。
もちろんエジプト・トルコという国自体にとても魅力があり、歴史があり、ロマンがあった。
自分はアラビアンな中東の雰囲気が大好きだ。
ディズニーの作られたものではない、本物のアラビアンナイトはとても美しくて、独特の香りがして、でも現実だから、街の至る所にごみは捨ててあって、美しさと現実が入り混じった、カオスで最高な場所だった。
まったく知らない人だからこそ話しやすいことも沢山あって、
まして、おじさんもお姉さんも自分のような新卒→会社勤めではなく、変わった経歴だからこそ、新鮮で刺激を受けた。
3人で知らないカイロの街を散歩して、トルコアイスを食べにいった。
朝、海辺まで散歩して、現地の喫茶店でチャイを飲む。
カッパドキアの警備員に事務所でチャイをご馳走してもらったり。
後から他の観光客がチャイのカフェと勘違いして入ってきたのも面白い思い出。
沢山の思い出がありすぎて、1つの記事にまとめきれない。
厳選して、カッパドキアで見た夕日について書きたい。
私は朝日や夕日を見ることが好きだ。
世界中の人が同じものを見ているのに、見ている場所や近くの雰囲気が違うだけで、感じ方や見え方が大きく変わってくる。
カッパドキアでみた夕日はごつごつした岩に真っ赤な夕日が染まって、何とも言えずに、ただ一人でずっと見ていた。
周囲には現地の人が折り畳み椅子とワインを持って、夕日を眺めながらや家族や恋人、友人と時間を過ごしている。
それを見た時、「ああ、私が思う幸せはこれであって。絶対に次は大好きな人達ときたい」と思った。
ツアー参加者の中に、子供2人と両親の家族連れがいた。
子供も小学生でよく来るなあと思っていたのだが、ご両親のお話を聞くと、お子さんが生まれる前、夫婦でエジプトに来たらしい。
だから、次は子供を連れてきたんだと。
なんと、ご夫婦でペトラ遺跡にも行ったり。
「夫婦できた場所に、次は子供を連れてくる」ってとても素敵なことだと思った。
だから私もこの感動したカッパドキアの夕日に好きな人を連れてきたいし、その後にもし子供ができたら、子供にも同じ景色を見せたいと思った。
そんな話もこの景色をみた後にオジさんとお姉さんと話したりして。
何でか分からないけど、このカッパドキアの夕日は富士山の山小屋でみたご来光と同じくらい忘れられない太陽の景色になった。
人間がどうすることもできない大自然の中にある太陽は神々しくて、自分がちっぽけで無力に感じて、だからこそ好き勝手に何でもできるような気持ちにさせてくれるから好きなのかもしれない。
少ない自由時間の中でも、
サバサンドを食べに行ったり、現地人のランチに混ざってソラマメのコロッケ食べたり、エジプトで求婚されたり(これは日本人みんなされる)、
トルコアイス食べにいったり、トルコの恐怖パッケージを見ながらお土産のたばこ選んだり、強風の中城にのぼってみたり。
トルコ式サウナのハマムも体験できた。ナイル川クルーズで、隣席のサウジアラビア人オジに誘われて、一緒にダンスに参加したり。ガラタサライSKのユニフォームを着て「ナガトモ!」と絡まれたのも思い出。十分満喫した方なのでは?と自画自賛してしまう。たまたま参加したツアーの参加者に恵まれて、とても素敵で心に残る1週間を過ごした。もっと自分の好きなような、思うように、動いていきたい。そして、もっとアフリカに行ってみたくなった。
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