言葉はツールでしかない

ここ1か月ほどはずっとスペイン語の試験のための勉強をしていたのだが、
「試験のための勉強」がとてつもなくつまらないことに気づき、
それをなんとかしようとしたらありえない方向で解決したのでその記録。

レベルが難しすぎて私には無理!!と一時期やる気がそがれていたのだが、
合格することが目的になっていたことに気づいてからは
気持ちが軽くなった。

試験は自分のレベルを図るためのもの

「目的と手段が入れ替わるのは悪い例」
と世間一般でもさんざん言われているし、私も分かっているつもりだった。

だけど、やっぱり渦中にいると気が付けない。
合格しなきゃ!!という焦りは、
人によってはやる気につながるのかもしれないけれど
私にはあまり効果がなかった。

言葉は伝える手段

わたしはスペイン語の勉強を2019年の4月から初めた。
勉強の甲斐あって、今となっては言いたいことは何となく伝えられるし
旅行や住むだけなら困らないくらいにはスペイン語が話せると思う。

その力の源は、日本語が通じない中で「仲良くなりたい」とか
「気持ちを伝えたい」とか「問題を解決したい」とかをひっくるめた
伝えたい気持ちだった。

もっときちんと話したい
笑いを取ってみたい
現地の人々の雑談に参加したい

こういう気持ちが私をスペイン語の勉強に向かわせていたのだ。

だからこそ、ボランティアの任期中にパラグアイへ戻れる望みは薄い
今となっては(公式発表ではありませんのであしからず)
何のためにスペイン語やってるんだろうな、、と虚しくなった。

虚しくなりました、おわり。だけじゃ記事を書く意味がない。

達成したい目標を描く

今私の気分はすこし上向きになっている。
月曜日からまた頑張ろう、という気になっている。

特別何かをやったわけではなく、
今の自分の能力の有無に関係なくやりたいことを考えてみた
それだけである。

旅行に行きたい。
旅行に行ったついでにいろんな地域の牧畜を見てみたい。
そうなったら世界中のチーズを食べたい。
世界中でチーズがどんなふうにできているのか見てみたい。

からの、

チーズの作り方ってスペイン語で何ていうんだろう…

につながった。
今の自分じゃ尋ねることはできるけど、
専門用語もあるだろうし答えが理解できないだろう。

じゃあもっとスペイン語の専門用語を調べよう。
ついでに英語やイタリア語フランス語も勉強してみよう。

とここまでモチベーションが上がってしまい、
早速イタリア語の本を買ってしまった。笑

結局、私の根本にある畜産のせいで
ずいぶん偏ったモチベーションになったし
ほかの言語にも手を出すというありえない方向性でまとまってしまった。

だけど明るく前向きになれたからそれでよい!
がんばります!

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